DAWN PINK評価:★★★★
矢野顕子譲りの声の魅力、坂本龍一譲りの音楽のセンス、こういう言い方は何かもしれませんが、天性の才能を感じさせます。 |
Home Girl Journey評価:★★★★★
ピアノを聞く人、弾く人ならこの音に唖然となるはず!! 何だろう?この厚みや、軽やかさや、うねりは・・・ 矢野さんにはこのCDを含めて3枚の弾き語りのアルバムがあるが、 一番ライブの時の声、音に近い気がする(録音技術が進化したのか?) 選曲も渋く、高級感も漂う作品。 ぜひ、いいステレオで聴いてみて欲しい! |
ELEPHANT HOTEL評価:★★★★★
仕事や人間関係で乾ききった心を潤し癒してくれるのは、最初の「愛があれば?」から「サヨナラ」までの3曲です。3曲目のさびで、ストレスにサヨナラできます。聞けば判ります。糸井重里氏の詞の術中にはまります。 そして、なんと言っても、「すばらしい日々」をぜひとも聞いて欲しいです。奥田氏のオリジナルもヒットしたし、味わいぶかい奥田ワールドの代表作ですが、まったく別な曲になっています。良く知ってる曲が別な曲になってしまうのは、矢野ワールドには珍しくないことですが、切々としながら、おなかの底から力が沸いてくる歌と上質なジャズアレンジ、とくにピアノとのマッチングが最高です。 さらに、寒くなるこれから心を暖めてくれる「街」 家族の暖かさを感じさせてくれる「Oh Da!d!!こどもがよろこぶ(モチロン大人も笑える)「にぎりめしとえりまき」ポンキッキで歌われた「夢のヒヨコ」沖縄民謡の「てぃんさぐぬ花」と幅広い構成です。かなりおすすめです。 |
短くも美しく燃え−ムーンライダーズ・ベスト1999-1996評価:★★★★★
全ての曲がとにかくいい。 6曲目のニットキャップマンはあの岩井俊二がビデオクリップを撮影している。小津映画の手法をパロディしてリスペクト。 歌詞が面白い。 |
ごはんができたよ評価:★★★★★
矢野顕子が有名になったアルバム。 アルバムタイトルにもなっている「ごはんができたよ」は、生活感あふれた詞も、テクノ系の演奏も、奔放な歌い方も、どれも当時は衝撃的だった。 「青い山脈」や「げんこつやまのおにぎりさま」といった、カバー以上の矢野ワールド・ミュージックはさすが。 小曲「ごきげんわにさん」にも、矢野顕子の才能と魅力があふれている。 「ぼんぼんぼん」の後奏で繰り広げられる、掛け合いのような演奏は鳥肌もの。 「ひとつだけ」は、後にベストアルバムのタイトルにもなったが、ファンの間では恐らく最も人気の高い曲。 YMOのライブで演奏された「在広東少年」も収録。 絶対おすすめのアルバムです。 |
ただいま。評価:★
矢野最大のヒット曲「春咲小紅」が収録されているが、それにダマされてはいけない。これはかなり前衛的なアルバムである。この時期の矢野はほとんど仲間内、つまり前衛である事をもって良しとするアーティスト集団の価値基準だけで音楽をやっていた節があり(だから殆ど売れなかったわけだが)、そのような価値基準を内在化していない聴衆には相当にしんどい作品なのだ。 例えば・・・・小学生の作文に即興的に曲を付けて歌った連作など、コンセプトはともかくとして、コンセプト面を一回消費したら後はもう良いだろうというような突っ走り方である。これが一回こっきりのライブならともかく、何度も何度でも聴き直される事が前提のレコードでこれはちょっときついものがある。 怖いもの聴きたさ!方だけに(しかも中古を)お勧めする。 |
愛がなくちゃね。評価:★★★★★
このアルバムは、それはそれは夢のようなアルバムなのです。 JAPANのメンバーが全面的に参加、プロデュースは 坂本龍一とスティーブ ナイ。特にスティーブ ナイの手による ”悲しくてやりきれない””おいしい生活””みちでバッタリ”は 絶品、ほんっとにいい音です。そして、なんといってもラストのデビッド シルヴィアンとのデュエット,”GOOD NIHGT”。 世界最強のデュエットです。聴かんでどうする。 |
オーエスオーエス評価:★★★★★
有名曲、「ラーメンたべたい」を含む名盤。 「きょうのわたくし」「素顔」では彼女の鋭利な感性がかいま見える。 「終りの季節」で和む。 大曲「GREENFIELDS」で大きな愛を歌い上げる。山下達郎のスケールの大きなバックコーラスが圧巻! |
峠のわが家評価:★★★★★
2.「David」は有名曲。 8.「そこのアイロンに告ぐ」は少し前の彼女の感じがする前衛的な曲。 9.「Home Sweet Home」は愛に溢れている名曲。 |
GRANOLA評価:★★★★★
Produced by 矢野顕子 休業宣言に際し、『矢野顕子総集編』と言う感じで作られた作品。「ごはんができたよ」以降のおいしいエッセンスがぎゅっぅと詰まった佳曲が、てんこもり。アルバム毎に高くなる一方だったテンションを、ちょっと整理したような印象もあります。 |
good evening tokyo評価:★★★★★
グラノーラに伴うツアーを収録したライブアルバム。メンバーは高橋・坂本・吉川・窪田・小原。パワフルなロックスタイルの演奏中心。スパイスのように被せられた打ち込みが素晴らしい奥行きを作り出している。選曲、アレンジ、演奏とも文句の付け所がない。 とにかく個々のプレイヤーが自己満足プレイ、オシャレ顕示プレイを封印してバンドとしての統一感を出しているところが良い。またブームとの業務提携以降、堤防が決壊したかのように始まった「通好みカヴァー選曲」のいやらしさも無く、清々しい。 グランジ以降のぞんざいなディストーションギターも吐き捨てヴォーカルも薄っぺらなしかめっ面も無しに、ただ八つ打ちをしっかりやって楽しく演奏すればロックになるという事が、このアルバム!聴くと改めてわかる。ロックが大人の音楽として、つまり反抗の身振りや子供じみたヘタウマなど抜きで成立していた希有な時代の遺産。 |
LOVE LIFE評価:★★★★★
これは文句のつけようがない名盤中の名盤。ゲスト・ミュージシャンの豪華さを完全に忘れさせる圧倒的な矢野の存在感が味わえる。楽曲も粒ぞろいで、ジャズミュージシャンを歌伴に使うという条件に対して満点の解答を出していると言えよう(この点ではスティングの「BRING ON THE NIGHT」をも超えていると思う)。 特に「愛はたくさん」でのパット・メセニーのギターシンセ・ソロはメセニー史上でも屈指の名演であり、これを引き出したこの時期の矢野の充実度が伺える。 |
SUPER FOLK SONG評価:★★★★★
25年位前、ラジオでピアノ弾き語りのスタジオライブを聞いて以来、ずーーーっとこういうアルバムが出るのを待ってました。 初めて聴いた時も、そして今でも、聴き終わったあとに大きな愛情に包まれた様な感覚になります。それから僕はギター弾きですが、矢野顕子大先生のピアノ大好きです。 たとえばビル・エバンスもグレン・グールドも偉大なピアニストですが、ピアニスト矢野顕子も偉大です。 世界に誇る、日本のアーティストです。 |
LOVE IS HERE評価:★★★★★
このCDに糸井重里氏がつけた惹句というか、宣伝文句が「かけっぱなしで気持ちいい。じっくり聴いて、スゴイ」というものだったと思います。まさしくその通りです。もう10年ほどもまえのCDなのに、メロディーも詞もアレンジもぜんぜん古くなく、そこにそうあるべき必然性を備えています。昔、友人にこのCDをテープにとって渡したことがあります。その友人は矢野顕子の音楽に全く感心を持ってなかった人ですが、「最初聴いたとき、なんとも思わなかったのだけど、なぜか不思議に耳について、繰り返し聴いてテープがすり切れてしまった。結局自分でCDを買った。」と後に言っておりました。本当に上質で、キャッチーというのではないけど、不思議な力を持った音楽です。 |
Piano Nightly評価:★★★★★
ピアノ弾き語り、というCDはありそうでなかなかない。しかもそのヴォーカリストにピアノ奏者の特徴があり、それでもって曲を自由自在に描いてくれる歌手は、そういない。 全15曲。どれも前回のピアノ弾き語り作品「Super Folk Songs」からテーマが少し深化し、曲本来の力より、ピアノそのものの表情による魅せ方が濃くなっている気がする。そのカラーでどれも矢野顕子らしい曲の分解再構築が成され、うたうたいによる愛のかたちを、提供してくれた。彼女の鍵盤のたたき方の繊細さや自由さ、そんなものに触れているとリスナーの感性も刺激され、自ら描くイメージの風に揺れ動かされる。このCDを流すと部屋の空間はいっぺんに落ち着き、コーヒーを入れながら右脳のひらめきのままに、自分だけの時間を楽しみたくなるのだ。 |
ひとつだけ/the very best of akiko yano評価:★★★★★
かつて「とがってる」といわれた頃の曲と、割と最近の曲がバランスよく入っているアルバム。デビュー前のリハーサルに録音されたというテイクからは、彼女の類稀な才能がうかがえる。 化粧品のCMに使われた「春咲小紅」、宮沢和史と出演したCMに使われた「二人のハーモニー」や、奥田民生作曲の「すばらしい日々」などもが含まれている。 |
Oui Oui評価:★★★★
最初に言っておくが、矢野顕子が万人向けに美味しかったのはここまで。このアルバムまでである。このアルバムで既にかなりの部分がジェフ・ボーバとの打ち込みになっていること、居ても居なくても良いようなギタリストしか使わないことなど、次作以降の不作っぷりを予感させる部分も大きいが、ともかくこのアルバムにおいてはこれまでの生演奏中心の矢野と以降の電気矢野が上手い具合にブレンドされており、なかなかの味わいを出している。 曲も次作以降の手癖安上がり勢い一発のオンパレードとは違って、じっくり練られた、そして聴き手の神経を逆撫でしないようなものが大半で、特に最後の3曲は素晴らしい。新品を定価で買う価値があるアルバムだ。 |
JAPANESE GIRL評価:★★★★★
本当は「ザリバ」なのかもしれないが、これを読んでる人にはそんな説明は不要と思う。何の躊躇なく、これが「デビュー作」で良いと解釈してレビューする。まず、リトル・フィートとの共演5曲に圧倒される。ここで展開されている彼等の演奏は、彼等にとってもおそらくベスト・プレイのひとつで「鬼気迫る」という表現がまさにピッタリだが、これは彼女の猛烈な歌とピアノ、そして入念な指示によるものである(「我々はあなたの意通りにプレイしていない、ギャラは受け取れない」とローウェル・ジョージが語ったとか)。この時、矢野顕子20歳。信じられない。 でも興味深いのはかつての「B面(日本面)」である。実に朴訥とした演奏が収められているが、全てが簡潔で力強く、実は奇妙奇天烈だ。これこそ真の意味での「フュージョン」「クロスオーヴァー」だ。今から30年近く前の東京のスタジオの片隅でこんなものが作られていたなんて。 当時、矢野家は世界最強の母子家庭だったのだ(当時)。 |
長月・神無月評価:★★★★
デビューコンサートのライヴ盤。わらべうたや三橋美智也のカバー等、初期の矢野さんの魅力が満載。 |
いろはにこんぺいとう評価:★★★★
家路から東風へのメドレーで一気に秋本番に突入します。このシーズンに聞かなくていつ聞くのかなって感じ。矢野ワールドが醸し出すぷんぷんした生活感の中にもセンチメンタルなロマンがたっぷりと注がれている。秋にたまらない逸品です。 |
ト・キ・メ・キ評価:★★★★
パッと聴いた感じでは、前作『いろはにこんぺいとう』の続編といった印象を受けるが、ロシア民謡やベートーヴェンの「歓喜の歌」のアレンジが聴けるのがこのアルバムのミソ。それも『BROACH』に見られるクラシカルなアプローチでなく、『JAPANESE GIRL』の「気球にのって」のようなやや投げやりな歌い回しで聴くことができる。このアルバムの後は、ライヴ・アルバムをはさんで坂本龍一のプロデュースによる名盤『ごはんができたよ』をリリースしてYMOとの二人三脚時代に突入し、歌い方もポップな可愛らしい路線で安定していく。してみると、これが初期の矢野顕子を感じさせてくれる最後のスタジオ録音アルバムということになろう。 |
東京は夜の7時評価:★★★★★
これはYMOのライヴ。しかも「裸」のYMOが聴ける数少ないアルバムで、全世界的に希少価値のあるものである。全YMOファン必聴である。しかも山下達郎・吉田美奈子つきである。鼻血が止まらない。そんな中、私は敢えて高橋幸宏のドラムだけに注目する。ここでの高橋幸宏はいかに柔軟な、しなやかで恰好いいドラムを叩くとはどういうことかを我々に提示している。こんな風にドラムを叩くのは難しい。ロールを多用しながらほのぼのとしている「カタルン カララン」は、実は難しい。「ト・キ・メ・キ」はその後の「YMO高橋幸宏」の前哨戦のようだが、最後の「THE WAY・・」は逆に超ファンキーな(そしておそらくこんなに叩くのは最後の)高橋幸宏である。ドラム・ソロまであるぞ。 おま!!。細野さんのコーラスも聴ける。このアルバムは至宝。 |
LIVE Beautiful Songs評価:★★★★
買ってみましょう。ファンだったら持っていたい名演(テイク) が収録されていることでしょう。星4つというのは...5人のうち一人だけワタシは興味が無い 人だったもんで。すんません。 客観的に聞くと。 アッコさん格が違いすぎ。 民生おいしすぎ。 慶一さん声でなくなっちゃってるよ... ああ、2人にしぼっちゃった。これ以上は書けねえ書けねえ。 |
reverb評価:★★★★★
かなりポップなアルバム。整然と音が並んでる感じというか、とても聴きやすい曲ばかりである。作品には思わず躍りたくなる80年代っぽいものからベンチャーズ、なんとザ・ピーナッツのカヴァーまであり、思い切り楽しめるものになっている。(ウナ・セラ・ディ東京は大貫妙子とのデュエット、涙なしには聴けない)トランスワールドにおいてのMike Sternのギターソロは素晴らしいし、Tin Panもさすがのプレイだし、Shawn Peltonがドラムで参加してるし、もうすごいことになっています。個人的にはMoney Songuがとてもいいと思う。とにかく歌が思い切り進化しているように感じます。どこまで行くの?アッコちゃん。 |
トマトジュース評価:★★★★★
トマトジュースは、恋愛をして傷ついた時、へこんでるときに、 一緒になぐさめてくれてるような親近感のある歌詞とメロディです。 絶対お勧め! 辻カオリさんの元気で楽しくて、優しい歌声を是非聴いてください。 |
YMO TRANCE評価:★★★★★
これは普通に良い。まさに自分が望んでいたYMOサウンドだ。音がすばらしく良いです。ひとつがっかりなのは、中国女が入って無い事です。 完成度はかなり高いと思う。おすすめ |
JAPANESE GIRL評価:★★★★★
LPの時代が終焉を迎えCD全盛になった頃、逆にLPでこのアルバムを捜したマニアが多かったのは知る人のみ知るオーディオマニアの噂話。実際にかなりの高額で中古版が取り引きされていました。 それだけこのアルバムの出来が良かった証拠なんです。『矢野顕子』の存在すら知らなかった僕にとって、この一枚はかなりなショックを与えてくれました。50年代に代表されるモダンジャズの洗礼を受けて、『モンク』の気だるさや『ピーターソン』の華麗さ。それに『パウエル』の狂気を、それぞれスプーン一杯分づつ入れたような、それでいて陽気な性格が底辺に流れる不思議な個性・・・実力あるのに『TOSHIKO』よりずっとポップス路線のジャズ。 今の身近になった彼女より、自分のスタイルを完成させながらも、ちょっと襟を正したデビュー作『Japanese Girl』は絶対にお勧めです! |
長月・神無月評価:★★★★★
誰が、疑問をはさめますか?この表現に、私の評価に誰が口を挟むのですか?彼女ほどの表現者が他にいるのでしょうか?日本ではなく他にも存在するのでしょうか?誰が彼女の歌を真似できるのか?童謡を中心に歌っているが、それと感じさせないのは由紀さおりなみの高みにすでにいるのだと思う。しかし、このレコードの発売時期を考えると矢野に軍配です。細野晴臣の曲が取り上げられているところも私好み!!!これと向き合う事を勧めます。 |
ト・キ・メ・キ評価:★★★★★
いいですねえ 実にいいトキメキ 楽しくなります |
くまんばちがとんできた評価:★★★★
みんなの歌で始めて聞きました。 あー 頭から離れない!「くまんばちがとんできーたー」 どうしてもこのサビの部分が頭から消えないのです。 大ヒットの予感です。 |
WorksI-CM評価:★★★★
先日発表されたベストアルバム3部作と重複する内容もあるものの、 かなり貴重な音源だと思う。サウンドストリート(教授がDJをしていた番組)でちょっとだけ 耳にした曲などで、80年代に坂本龍一に触れた自分にとっては、 このアルバムに含まれている曲に、自分の中の教授を感じる。 星4つなのは、CM/TVと重複している曲があるからで、内容的には 星5つをつけたいところだ。 |
涙そうそう評価:★★★★★
「涙そうそう」は作品としては、歌詞が深遠、メロディーがやさしい、 そして誰が歌っても三者三様の味があって世界観がある、と 文句なしの名作です。しかし、このLIVEバージョンは、 1番を良子さんが歌い、2番をりみさんが歌い、サビがBEGINと ちょっとBEGIN好きな私としては、「え、もう終わっちゃうの?」と淋しかったです。やはり、これは次の何らかの機会で、 紅白で感動させられた、2番の途中から、3人が歌いだすバージョンが 聴きたいです。あと、ギターと三線と一五一会も使って。 でも、カップリングの矢野顕子さんとの「さとうきび畑」は、 さすがベテラン同士!といった即興風なのに貫禄を感じます。こちらも いいので、五つ星! |
Rouge-COSMETIC CM SONG COLLECTION-評価:★
このコンピは、正直、きびしいかもしれません。 というのは、収録曲うんぬんもあるけれど、タイアップ表記に化粧品メーカー名を間違ったりしているところを見ると、メーカー不許可で出しちゃった?8/27の資生堂、「音椿」 と カネボウは マンダムの男の世界も含めて「beautiful 彩美曲」というオフィシャルCD出ます。それとrougeの曲は重複している部分もあるので全ての曲を比較してみるといいかもしれません。 rougeは、有名曲だけ拾えば2枚組にする必要はなかったかもしれません。 買っちゃた人、厳しいこといってごめんなさい。 |
beautiful~彩美曲~評価:★★★★
カネボウ化粧品愛用者なので、聴いていて嬉しくなるような曲ばかり。 中でも「唇よ、熱く君を語れ」は最高です。同社の「レディ'80」という大型ブランドの誕生と、「80年代は女性の時代」というメッセージを象徴する、自信に満ちあふれた歌詞とメロディー。今思えばいい時代でした。ただ、「微風のメロディー」とか「伝説の少女」なんていうアイドルソングの選曲には疑問。「微笑の法則」だって資生堂のCM曲ですし。 今度はできれば、資生堂の「音椿」のようにカネボウの曲だけを集めたCDも作って欲しいです。「ギンザレッド・ウィウィ」が聴きたいので。 |
ピヤノアキコ。~the best of solo piano songs~ (SACD-Hybrid)評価:★★★★★
先日図書館へ行ったとき、「ピヤノアキコ」というCDに出会いました。以前、矢野顕子さんのCDは数枚持っていましたが、引越しの際処分してしまいました。懐かしさもあって借りてきたのですが、ピアノのだけの弾き語り。アキコさんの優しい歌声とピアノの美しい旋律に改めて衝撃を受けました。 このアルバムのどの曲も、疲れたサラリーマンの心を癒してくれます。まるで母親に抱かれて眠る子供達が覚えるような安堵感。 聞いたことのない方は、是非一度聞いてみてください。特に企業戦士として日々闘っている方々には、だまされたと思って聞いて欲しいと思います。心が洗われるようですよ。お勧めです。 |
あたしンち (CCCD)評価:★★★★★
お正月映画「あたしンち」の主題歌がついにリリース。矢野顕子さんのほんわかしたボーカルが映画の世界観にもマッチしていて、いい歌だと思います。映画、そしてこの曲。12月6日が待ち遠しいですね。 |
ホントのきもち評価:★★
ここのレビューで絶賛されているのを読んで購入を決めた。が、矢野顕子のファンであっても昔の作品が好きな人には、ちょっと違和感を感じるかもしれない。一度聞いて、今のところまた聞きたいという気持ちにはなっていない。人の好みはそれぞれなので結局は自分で聞いて確かめるしかないのだが。。。 |
ホントのきもち (SACDハイブリッド盤)評価:★★★★★
2年半ぶりの新作。今回は、矢野さんと親交深いくるりのメンバーと5曲もコラボーレーション。以前もBOOMとのコラボでも実証済みのように、それぞれの良さを生かしながら、人としての交流があるからこんな音楽なんだと実感できるコラボをするのが矢野さんの信条だと思います。またシングル「わたしんち」でも実証済みのように、バックミュージシャンとのセッションが今矢野さんの音楽の機軸にあるようです。今回は、エレクトロニカ・アーティストとして有名な、”レイハラカミ”さんと2曲をコラボレーション。またニューヨーク・ジャズ界で著名なアンソニー・ジャクソン(B)、クリフ・アーモンド(Dr)、オズ・ノイ(G)とのセッション。そして、日本で一番のPOPS界のピアニストだと思う矢野さんのピアノの弾き語りも収録。 音楽的テクニックと人間味温まる感性そんな矢野さんにしか表せない音楽が感じられるCDだと思います。SACDとのこと、ふつうのCDプレイヤーではその魅力はわかりませんが、CCCDでないことに安堵します。この方向でお願いしますね。SONYさん。 |
DUO評価:★★
デュオの楽曲を集めたコンピレーションのようですが、こ、これは酷いです。申し訳ないですが。だって、ヒット級ばかり?と思えば、いきなりレアな楽曲へ飛んだり、70年代の名曲が多いのかな?と思ったら、突然90年代に飛んでカズンやBlue of Youthが入ってたり、もう滅茶苦茶・・。とにかく、2人で歌ったものを片っ端から集めたという印象です。さらに、各ディスクの1曲目、2曲目に大ヒットが置いてありますが、本当にただそれだけで、その後の情感を繋いでいるようには聞こえません。ただ、それでもここでしか聞けないレア・デュオがそこそこあるので、☆2つにしました。そのレア曲だけを聴いて確かめたい人にはお勧めします。 |
Better Days レプリカ・コレクション-4 KYLYN (紙ジャケット仕様)評価:★★★★★
無条件に好きな作品で、傑作と呼ぶに相応しい一枚。 香津美氏のG.と教授のKey.を縦糸に、当時の日本で各々の楽器の トップクラスのメンバーたちがそこに自分の個性を絡めて織り成すグルーヴは 斬新かつ躍動的で、今聴いても古さを感じない。 中でもその個性を存分に発揮しているアッコちゃんのP.とVo.は このアルバムでも重要なアクセントを付けている。 全曲が良いが、個人的には"E-DAY"と"Water Ways Flow−"が特に好きで よくお気に入り曲編集テープに入れていたものだった。 「LIVE」と共にたった2枚しかない貴重な代物なので押さえとかないと きっと後悔することになるだろう。 |
Better Days レプリカ・コレクション-5 KYLYN LIVE(紙ジャケット仕様)評価:★★★★
後に80年代日本のポピュラーミュージックを牽引するミュージシャン達によるターニングポイント的ライヴの貴重な記録。リマスターにより格段に音質が向上している。できればラストはFOではなく完全収録で再発してほしかった。それとレコード会社さん、紙ジャケ完売次第プラケース仕様の発売もおねがいしますよ・・・。紙ジャケって扱いにくいです。 |
Lead Track Collection~花鳥風月評価:★★★★
遊佐未森・伊藤サチコ・矢野顕子・中島みゆき・谷山浩子・拝郷メイコの歌、西村由紀江・中村幸代のinstrumentalと、何ともぜい沢な1枚です。 女性アーティストのコンピレーション・アルバムらしい、柔らかくて温かで、心を落ち着かせてくれます。 個人的には、遊佐未森さんが一押し。 |
シアワセがふえるより哀しみをへらしたい評価:★★★★★
前作『泪の海』は正直「カラオケの上手い素人」レベルだった歌唱力が、今作『シアワセがふえるより哀しみをへらしたい』では大幅にUPしています。 まさに「歌手・黒川芽以」です。ちなみに、前作に続き本人作詞なので歌詞にも注目です! |
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