話は一人の老人が若返りの薬を飲んで、高校を舞台にドタバタ喜劇を繰り広げるものですが、最後はしんみり感動させます。もはや中年の私は、この作品のテーマの奥深さが分かる年齢になりました。
楳図かずお氏の描画タッチがこの作品を境に、その後変わってしまったことには個人的にガッカリでしたが、中期の楳図作品の最後を飾る異色快作だと思います。
このデータは、06年02月12日0時41分17秒現在のデータであり、現時点では変更されている可能性があります。