人造人間キカイダー 秋田文庫セット一式をまとめ買いしませんか?

人造人間キカイダー 秋田文庫セット一式をまとめ買いしませんか?大人買いの衝動に駆られたあなたにもおすすめです

人造人間キカイダー 秋田文庫をまとめ買いしたいと思うあなたのために、1セットにまとめました。個別に買いたい場合には、表の右側にある「詳細」ボタンから購入できます。表の一番下にある ボタンを押せば、簡単に一セットが手に入ります。これを機会に一気に揃えてしまいましょう。

タイトル価格発送可能日購入詳細

人造人間キカイダー (1)

610円
通常24時間以内に発送

人造人間キカイダー (2)

610円
通常24時間以内に発送

人造人間キカイダー (3)

610円
通常24時間以内に発送

人造人間キカイダー (4)

630円
通常24時間以内に発送

購入者の感想

人造人間キカイダー (1)

評価:★★★★★

子供のころに見たテレビ特撮版と違って、とても暗く重い内容なのに驚きました。(小さかったのでいまひとつ曖昧なのですが)テレビ特撮版では、不完全な良心回路(ジェミニイ)のため、ある音楽(旋律?リズム?)を聞くと苦しみだすキカイダー・ジローが、それにも負けず悪人どもをやっつける。「不完全で苦しむ」あたりは新鮮に思えたものの(キカイダーごっこをして遊ぶとき、よく苦しむ真似をしたのを覚えています)、やっぱり普通によくある特撮ヒーローものの一つでした。

はじめて読んだ原作のマンガでは、悩み苦しむジローの姿が多く描かれていて、テレビ特撮版とは比べ物にならないほど「悩み・苦しみ」の部分が掘り下げられています。自分の不完全さに悩み、同じ人物から造られた兄弟ともいえるロボットと戦わねばならないことに悩み、人間の女性に寄せる仄かな思いに苦しむ人造人間のキカイダー・ジローの姿は、読み手に共感を覚えさせるとともに、ただのヒーローものとは違って物語に深みを与えています。
後半、キカイダー01(ゼロワン)が登場するあたりからアクションが中心になり、これはこれでおもしろいのですが、ジローの悩む姿が少なくなってくるのが(ジローには申し訳ないけど)残念です。

自然破壊への警鐘、機械文明への懐疑、悩み苦しむ主人公など、石ノ森作品にはよく見られる主題が、この『人造人間キカイダー』にも見られますが、決してマンネリなどではなく、『仮面ライダー』『サイボーグ009』に並ぶ、作者の代表作です。

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このデータは、06年02月12日0時42分11秒現在のデータであり、現時点では変更されている可能性があります。