非常識でわがままなオーナーみたいな人は、
迷惑で、自分の上司としてしていたら、ものすごくむかつく。
そんなオーナーがいる職場は、私だったらすぐ辞める。でも、でも、そんな理不尽なオーナーのあり得ない態度や発言が、普通の常識がいかにおもしろくなく、でも大事で、でも大したことないのかよくわからせてくれます。
従業員メンバーが集結する第1話人の縁はすばらしい。。
フランス料理店を舞台にしたギャグコミック、レストランも2年目の経営に入り、キャラクターもパワー全開。佐々木倫子の本領も発揮。いや、黒須オーナーのパワー全開といったほうがいいかも。最後の「カニ横丁」の話も、そうだけど初めから最後までみんなこのオーナーに振り回されっぱなし。そして飽くことのないオーナーの食欲!
これは、読まずに、いや笑わずにはいられない。
ところどころ散りばめられる手書きの台詞もぜひ見逃さずに!
やはり、第一巻から読んで、キャラクターを把握して読むのが、お勧めです。
今回もオーナーがかっ飛ばしてます。最早、オーナーの我侭が話の軸になってるといっても良いでしょう。それで面白いのだから、よいのです。この調子で、行き着くところまで行ってほしいです。
6巻が出るのを楽しみに上記5巻を何度も何度も読み捲った日々。
そして、やっと待望の6巻が。
心震わせ読み進むうちに終わり近くになった。そこにいたのは……
遅まきながら1巻の初めのページの意味がようやく分かりました。
ねえ佐々木先生、これって、このとてつもなく面白い話の初めと終わりが最初からちゃーんと考えてあったってことですよね。
それってまるで、「ガラスの仮面」のよう……。
いや、話がそれましたが、そうであるならば、いやそう!なくても、天才です、佐々木先生。今までもそうは思っていたのですけどね。
コミックの最終巻がこんなに悲しいのは『プレイボール』以来です。
いや、ホント。
このデータは、06年02月12日0時44分10秒現在のデータであり、現時点では変更されている可能性があります。