話もすきですが、キャラクターがいいんですよね。
どこかシュールで老人くさいちびまる子ちゃん、優しい親友のたまちゃん、お金持ちできざな花輪くん、暗い藤木君、皮肉屋の永沢君、真面目なのだけどどこかずれている丸尾君、とぼけていてまる子のいい仲間であるおじいちゃん。
その人物達が話から抜け出てきそうなくらい、生き生きとしています。内容も、夏休みの最終日に宿題に追われたり、親戚の子に邪険に扱われたり・・・と身近で誰もが体験したことのあるようなものであるのが、ほほえましいです。
いつもはコメディタッチなのですが、今回のプサディーとの別れのシーンには、こちらもほろりときます。まるちゃんが体験したひと夏の冒険、読んでいる方も楽しくなります。
今回出てくる、みぎわさんが、一番癖があるのではないでしょうか。花輪くんのことが好きで、花輪くんに近付こうとする人は絶対に許さない。はまじと噂になったまる子が「はまじとなら花輪くんのほうがいい」といったことから、みぎわさんの嫉妬が…。そのバトル(?)も、小学生らしくて可愛いんですけどね。
まるちゃんのクラスは、本当に楽しそうです。
このデータは、06年02月12日0時49分0秒現在のデータであり、現時点では変更されている可能性があります。