鉄腕アトム-講談社漫画文庫セット一式をまとめ買いしませんか?

鉄腕アトム-講談社漫画文庫セット一式をまとめ買いしませんか?大人買いの衝動に駆られたあなたにもおすすめです

鉄腕アトム-講談社漫画文庫をまとめ買いしたいと思うあなたのために、1セットにまとめました。個別に買いたい場合には、表の右側にある「詳細」ボタンから購入できます。表の一番下にある ボタンを押せば、簡単に一セットが手に入ります。これを機会に一気に揃えてしまいましょう。

タイトル価格発送可能日購入詳細

鉄腕アトム (01)

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鉄腕アトム (02)

651円
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鉄腕アトム (03)

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鉄腕アトム (04)

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鉄腕アトム (05)

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鉄腕アトム (06)

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鉄腕アトム (07)

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鉄腕アトム (08)

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鉄腕アトム (09)

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鉄腕アトム (10)

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鉄腕アトム (11)

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鉄腕アトム (12)

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鉄腕アトム (13)

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購入者の感想

鉄腕アトム (01)

評価:★★★★

 鉄腕アトム誕生など9編が収められている。朝日ソノラマ版とは収録順序は全く違う。
 アトムは、子供向けの単純な漫画ではなく、「人種差別」や「科学技術の発展と人間の幸福」をテーマにしたかなり重い作品だ。2003年はアトムの誕生年だ。それに合わせて、大人の視点でアトムを再読してみることをお薦めする。

鉄腕アトム (02)

評価:★★★★

 人間の愚かさ・科学の矛盾を、ロボットであるアトムの視点を取り入れることで鋭く指摘している。いつも思うことだが、手塚治虫の作品は子供向けの作品とは思えないほど、テーマが重い。テーマは重いが、エンターテインメントとして十二分に楽しめる。

鉄腕アトム (03)

評価:★★★★

母親をロボットに殺されたと信じ、ロボットを憎む「ブラック・ルックス」。
ペガサスやケンタウロスの伝説を扱った「天馬族」。
短編だが、推理小説のような面白さのある「キリストの目」。
後にホットドッグ兵団の話につながる「イワンのばか」などがおもしろい。
人間とロボットという異質なものどうしが、時には誤解しながらも、コミュニケートし、さまざまな努力し、共存しようとするのがアトムのテーマだ。
これは、人種の違いや宗教の違いを認めながら、お互いを尊重しつつ共存していくべき現代社会に置き換えられる。
そのため、アトムは古典的漫画だが、今読んでも面白いのだ。

鉄腕アトム (04)

評価:★★★★★

人間の中に根ざしている差別や偏見を、エンターテインメント性を損なわずに描いている。単純な勧善懲悪物語でない奥の深い漫画だ。
この巻では、特に次の4編が気に入っている。

ロボットのクレオパトラを作り自分の野望を果たそうとする科学者と、良心を持ち反抗するクレオパトラを描いた「エジプト陰謀団の巻」。
脳を除いて機械化されたがゆえにロボットを憎み差別するが、アトムの活躍により、その差別意識がなくなるシャーロック・ホームスパンが登場する「人工太陽球の巻」。
物質移送機を発明したが悪者に利用されてしまう科学者を描いた「透明巨人の巻」
日本的宗教観をベースにした短編「ロボット流しの巻」

鉄腕アトム (05)

評価:★★★★★

 鉄腕アトムでは、ロボットと人間によって、異なっていてもお互いそれを尊重して共存していけるか、ということが重要なテーマになっている。それは現実世界では、異なる人種、民族、宗教、個性を持っている人間同士が平和に共存できるかということでもある。ロボットの大統領が登場する「デッドクロス殿下の巻」は、まさにそれをテーマにした作品だ。

 鉄腕アトムの作品群の中でも私の一番大好きな「ホットドッグ兵団の巻」は、子心や欲をテーマにしている。 
 短編だが中身の濃い「植物人間の巻」「溶鉱炉の怪人の巻」など第五巻は特に充実している。

鉄腕アトム (06)

評価:★★★★

 この巻では、アトムが力より知恵で決着をつける話が多い。
 作者が、「人類の知恵を軍事や悪事に使わないでほしい」という願いを込めて描いていたことが伝わってくる。

鉄腕アトム (07)

評価:★★★★★

この巻で、最も面白いのは7人のロボットを倒すために作られたプルートウとアトムの闘いを描いた「地上最大のロボットの巻」だ。アトムの物語の中でも最も人気の高い作品だ。この話で作者は、ロボットの評価(つまり人間の評価)は、強さという一つの指標だけではない、ということを強く訴えている。そこが単純な勧善懲悪の物語ではないアトムの奥の深さである。お互いに、個性を尊重し多面的に評価し尊重しあい共存できる社会の到来を作者が願っていることが伝わってくる。

鉄腕アトム (08)

評価:★★★★★

本書には三編の物語が収められている。ロボットから生物のように進化したロボイドと戦う「ロボイドの巻」シェークスピアの「ロミオとジュリエット」を下敷きにした「ロビオとロビエットの巻」世界の古典作品に新たな生命を注ぐ手塚治虫の魅力的な作品だ。ロボットの独立国家を建国しようとする「青騎士の巻」だ。差別され軽蔑され魔女狩りのようなひどい目にあうロボットが、自由のために自分達の国家建設を目指す。独立を目指すのがロボットであり、手塚治虫の絵がユーモラスなので、深刻に見えないが、これはとても重い問題をはらんだ物語で、深く考えさせられる。現実の世界には差別され自由を剥奪され独立国家を持たず殺されている民族があるからだ。

鉄腕アトム (09)

評価:★★★

 第8巻で破壊されたアトムを復活させるところから物語が始まる。
 本書では人間の途方もない欲望の問題を扱った作品が多い。ロボットの帝国を作ろうとする「メラニン一族の巻」。生きるタイムマシンを利用しようとする人たちを描いた「ミーバの巻」。古代の財宝を狙う「人面岩の巻」

 短編だが、NHKやテレビ批判をしている「宇宙放送の巻」は、思わずニヤッと笑ってしまう面白さのある作品だ。

鉄腕アトム (10)

評価:★★★★

 この巻には、全部で三編の話がありますが、そのうち二編が犯罪者の話です。
 犯罪者を「悪」と決め付けず、犯罪者の心の中に隠れている「善」について描いています。人間の複雑さ、奥の深さを考えさせられます。
 「だがユダのような悪魔の中にも・・・神の心がやどっていたのかもしれないな・・・」という御茶の水博士の言葉が心に迫ります。

鉄腕アトム (11)

評価:★★★

 産経新聞に連載されたときのアトムの物語だ。「風とともに去りぬ」をベースにした新しい登場人物や、いつもおなじみの御茶の水博士やヒゲオヤジが活躍する。ただし、時代が変わり、アトムが1960年代にタイムスリップして...。

 連載媒体が変わり、読者層が変わったので、内容がずいぶん深刻になった。ベトナム戦争や差別問題を直接扱っており、全体に明るさが減ってしまった。「少年」版アトムとは別の作品と考え、当時の時代背景を考えながら読むとまた違ったアトムの魅力を読み取れる。

 私個人はテーマがむき出しの産経新聞版よりもストーリーの面白さで読者をひきつける少年版アトムの方が好きだ。

鉄腕アトム (13)

評価:★★★

 この巻では手塚治虫がアトムを使って、遊んだ話が詰まっている。
 受験戦争といわれた時代を扱った「偏差値王国との対決」。「正義」をパロディーにした「ひょうたんなまず危機一発」は、漫画が本来持っている諧謔や皮肉の効いた面白い話だ。また、アトムがブラックジャックにゲスト出演した作品「おまえが犯人だ!!」も必読!

 本来のアトムとは違った話ばかりだが、こんなパロディ集もまた面白い。

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このデータは、06年02月12日0時51分33秒現在のデータであり、現時点では変更されている可能性があります。