火の鳥-角川文庫セット一式をまとめ買いしませんか?

火の鳥-角川文庫セット一式をまとめ買いしませんか?大人買いの衝動に駆られたあなたにもおすすめです

火の鳥-角川文庫をまとめ買いしたいと思うあなたのために、1セットにまとめました。個別に買いたい場合には、表の右側にある「詳細」ボタンから購入できます。表の一番下にある ボタンを押せば、簡単に一セットが手に入ります。これを機会に一気に揃えてしまいましょう。

タイトル価格発送可能日購入詳細

火の鳥 (1)

620円
通常24時間以内に発送

火の鳥 (2)

580円
通常24時間以内に発送

火の鳥 (3)

580円
通常24時間以内に発送

火の鳥 (4)

620円
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火の鳥 (5)

620円
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火の鳥 (6)

620円
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火の鳥 (7)

620円
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火の鳥 (8)

580円
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火の鳥 (9)

580円
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火の鳥 (10)

580円
通常24時間以内に発送

火の鳥 (11)

580円
通常24時間以内に発送

火の鳥 (12)

580円
通常24時間以内に発送

火の鳥 (13)

660円
通常24時間以内に発送

購入者の感想

火の鳥 (1)

評価:★★★★

壮大なテーマにして手塚 治虫のライフワーク。とても衝撃的なシーンも多く、漫画レベルで出来うる限りのことをした印象です。
でも、やはり昔っぽくて淡々としたイメージはあります。
悲惨なことも多く、読者に様々な疑問を投げかけてきますね。

しかし、この作品は未完成らしいので、しっかり完結していたら、手塚さんなりの回答を見ることが出来たであろうと思うと少し残念な気もしますが、より大きな視点で見れば、未完成で良かったのではないでしょうか。

未来編や宇宙編なんかは壮絶なものを感じます。手塚治虫の最高傑作を一度読まれてみてはいかがでしょう。

火の鳥 (2)

評価:★★★★★

手塚治虫は、彼と相前後して亡くなった黒澤明や小林秀雄といった人たちと比較されたりしますが、私は次の点で手塚のほうが彼ら以上の影響力を持っていると思います。つまり、私(たち)は言葉を覚えたの同時に、何よりも先に手塚作品に接したのですから、私(たち)はある意味で手塚治虫によって育てられたと言うことができます。先に挙げた人たちについても、大人になって黒澤や小林を知るための下準備を、手塚治虫のまんがを通してやってもらっていたようなもので、この関係は、私たち日本人にとってこれからも長くつづいていくのかもしれません。

「火の鳥」は手塚治虫の代表作とされていますが、私はCOM時代のものが特に優れていると思います。中でも「未来編」では、人類の滅亡から再生までという、とてつもないスケールの時間が流れます。「火の鳥」のテーマが明確に打ち出されていて、もっとも手塚治虫らしい、いわば「火の鳥」の中の「火の鳥」と言える作品だと思います。

火の鳥 (3)

評価:★★★★★

手塚治虫さんのライフワークとなった火の鳥。今春よりNHKでアニメ放送がはじまったので、それをきっかけに多くの人が本も読んでくれると嬉しいです。この作品はとにかくスケールのでかさが半端ではありません!!すばらしい。

火の鳥 (4)

評価:★★★★★

この「火の鳥」で注目すべきところは、時間の流れや歴史を巧みにつなげてシナリオを構成しているということです。すべての巻を読み終わって初めて、この物語はすべてつながっているということが分かるでしょう。つまりそれは「輪廻(りんね)」だといえます。その「輪廻」について最も核心に触れているのが、この「鳳凰編」だと思います。

この物語の主人公「我王」は、輪廻という大きな生命の輪の中で「なぜ人は生きるのか?」「なぜ死ぬのか?」ということについて悩み、苦しんでいます。奈良の大仏建造を時代背景に紡がれていく物語には、この私達にもそれと同じ疑問が投げかけられているのではないでしょうか。

「鳳凰編」は、このシリーズの中でも一番完成度が高い最高傑作だといわれています。それは個々の判断にお任せしますが、とても考えさせられ、人生観すらも変えてしまいそうな壮大な物語です。全巻購入することをおすすめします。

火の鳥 (5)

評価:★★★★★

この巻には復活編と羽衣編が監修されています。
復活編は、火の鳥シリーズの中でも私が最も好きな話のひとつで、科学の力で生き返った若者レオナとロボットのチヒロ六一二九八号の恋の話です。人の心が人工の体や人工の生命に宿ったとき、永遠に生きられても果たしてそれは「幸せ」なのか、と考えさせられます。

火の鳥 (6)

評価:★★★★★

遠い未来の、宇宙で人類が惑星に住む時代の物語です。
若い男女が、駆け落ちする。
場所は、地球から何万光年もの遠い星へ向けて。

「火の鳥」では、たいてい強欲な権力者たちが永遠の命の源である火の鳥の生き血を躍起になって求める。
地球では、高校生だった少女が、主人公になっている。
本編は、そこがほかの作品とは違う。
異色なんです。

永遠の命なんて、もてないんですよね。
人間だって、それが出来ないから虫や鳥のようにすべての生き物は恋をして結婚して、子孫を残す。
自分の分身であり、愛する人の分身を。

近親相姦を主人公がすることになるのですが、そんな非常な状況でもひたむき、というかキャラクターに勢いがありますね。

ストーリーの中にいくつかの謎がありますが!、それもまた、深みが増している感じです。

手塚さんはハリウッド映画のようなエンターテイメント性を大切にしている。
前半の3ページぐらいは、コマワリが、大変に映画的。
映画のようなラブシーン。

短い中に、多くのことが詰まっています。
密度の濃い作品ですよね。

火の鳥 (7)

評価:★★★★

平安末期の源平合戦記を描いた物語。世を制圧した平清盛は噂を聞きつけ、永遠の命が手に入る火の鳥の生贄に嬰を出していた。牛若丸は雑兵の弁天を仲間に清盛打倒計画を進めるが、弁天の恋人は清盛に囚われ手込めにされ、弁天は怒り狂う・・・。「鳳凰編」で主役を果たした我王が本作で藻重要な役を果たす。全国制覇を果たしながらも平家安住のためにも永遠の命を羨望する者、またそれを阻止しおなじく永遠にあこがれる者の対立が上手く描かれている

火の鳥 (8)

評価:★★★★★

私は「いっそ死んでしまおうか」とは、生まれてから今日まで一度も考えてことがないのですが、それでも「何のために生きているんだろう」「何てつまらない毎日なんだろう」と思う日が年に何度かあります。そんな時、手に取る本がこの『火の鳥』です。うまく説明できませんが、読んだ後「よし、明日から、こうしよう」という具体的な目標と行動策が生まれ、なんだか、生きていることに感謝してしまいます。そして、とてもしあわせな気持ちになれます。そう言う意味では手塚さんの作品ってどれを読んでも、読者に「心のエネルギー」を与えてきれるものばかりですよね。私は、『火の鳥』を3回買いました。最初は高校生の時。そして社会人になってから。そして、独立して沖縄に来てから。何時読んでも新鮮です。ところで、文庫本はとてもフキだしの台詞の級数が小さくて、老眼一歩手前の私には少々きつかったです。眼鏡が必要でした。

火の鳥 (9)

評価:★★★★★

永遠の命をもった火の鳥と、人間達の物語。
誰でも読みやすく、面白い。
なおかつ、深く美しい。

この「火の鳥」シリーズは、漫画の一つの完成形なのかも知れない。
その完成度は、芸術にまで昇華している。

「日本が漫画先進国なのは、手塚治虫がいたからだ。」
という言葉を聞いたことがあるが、全くその通りだと思う。
この作品を読めば分かります。

この9巻は、私の好きな「宇宙、生命編」です。
人間の「業」が激しく描かれています。
是非。

火の鳥 (10)

評価:★★★★★

 火の鳥シリーズの中で、この太陽編が一番のお薦め。過去と未来を自在に行き来する類まれな構成、史実をふんだんに取り入れたノンフィクション風語り口、腐狗とシャドーの戦士というキャラクターの妙。どれをとっても手塚治虫の抜きん出た才能をひしひしと感じる。その上、この作品が今から20年近くも前に作られたことを思うと、賛嘆!賞詞が見つからない。

 いつの時代も変わらぬ人間の権力欲、名誉欲のなかで、たった一つの愛情だけは信じつづけたい。うそだらけの宗教と、腐った政治を見せつけられ、それでも新しい世界を信じたい、そんな人々の希望を食って、火の鳥は生き続ける。時代を超え、種族を超えて、結ばれる二人を、火の鳥は「本当に自由な世界」へと導いてくれるのか。

火の鳥 (11)

評価:★★★★★

手塚治虫さんのライフワークとなった火の鳥。今春よりNHKでアニメ放送がはじまったので、それをきっかけに多くの人が本も読んでくれると嬉しいです。この作品はとにかくスケールのでかさが半端ではありません!!すばらしい。

火の鳥 (13)

評価:★★★★

火の鳥シリーズの最終巻のこの巻は、時代を一気にさかのぼって、『リボンの騎士』連載後に「少女クラブ」に連載された少女漫画テイストの『エジプト・ギリシャ・ローマ編』、さらにそれ以前に「漫画少年」誌に連載され中断された、動物が主役の『黎明編』をボーナストラックのように掲載していて、火の鳥シリーズ全巻に円環構造を持たせています。他の火の鳥には登場しない、火の鳥が卵を産む新しいモティーフが両方の作品に現れて、世代間での転生のイメージ、生命が引き継がれる『アトム今昔物語』が見せるような強いヴィジョン(ぜひ絵として見てください)が見せてくれるのも面白い。『エジプト・ギリシャ・ローマ編』は毎回扉絵を持っている連載なんだけど、絵と漫画の境目で遊んでいく手塚流の遊びがまた大胆に展開しています。
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このデータは、06年02月12日0時52分25秒現在のデータであり、現時点では変更されている可能性があります。