火の鳥-朝日ソノラマコミックスセット一式をまとめ買いしませんか?

火の鳥-朝日ソノラマコミックスセット一式をまとめ買いしませんか?大人買いの衝動に駆られたあなたにもおすすめです

火の鳥-朝日ソノラマコミックスをまとめ買いしたいと思うあなたのために、1セットにまとめました。個別に買いたい場合には、表の右側にある「詳細」ボタンから購入できます。表の一番下にある ボタンを押せば、簡単に一セットが手に入ります。これを機会に一気に揃えてしまいましょう。

タイトル価格発送可能日購入詳細

火の鳥 1 黎明編 (1)

900円
通常1−2週間以内に発送

火の鳥 2 未来編 (2)

900円
通常1−2週間以内に発送

火の鳥 3 ヤマト編・宇宙編

900円
通常1−2週間以内に発送

火の鳥 4 鳳凰編

900円
通常24時間以内に発送

火の鳥 5 復活編 (5)

900円
通常24時間以内に発送

火の鳥 6 望郷編 (6)

1000円
通常1−2週間以内に発送

火の鳥 7 乱世編 上 (7)

900円
通常1−2週間以内に発送

火の鳥 8 乱世編 下・羽衣編 (8)

900円
通常24時間以内に発送

火の鳥 9 異形編・生命編 (9)

900円
通常24時間以内に発送

火の鳥 10 太陽編 上 (10)

1000円
通常24時間以内に発送

火の鳥 11 太陽編 下 (11)

1000円
通常24時間以内に発送

火の鳥 別巻 ギリシャ・ローマ編 (12)

900円
通常24時間以内に発送

購入者の感想

火の鳥 1 黎明編 (1)

評価:★★★★★

「火の鳥」は手塚氏の代表作、ライフワークとも言える作品です。
作品は時を越えて行く物語ですが、作品自体も時を超え何度もアニメ化、映画化、劇化されています。
本書は朝日ソノラマの新版ですが、漫画の方も何度となく、
さまざまな出版社から繰り返し再販されています。まさに不死の作品です。

手塚さんは宗教色の濃い作品を残していますが、火の鳥は特にスピリチュアルな作品だとおもいます。
生命と人間の葛藤をテーマに火の鳥(永遠の命の象徴)を通して古代から超未来までを描きます。
「意識しない」共通の意識の中に火の鳥は生き続けています。
本書はソフトカバーの大判で読みやすく、作品にたいする著者の想いも各巻に掲載されています。

カラー挿絵も1枚入っています。プレゼントにも向いていると思います。

この第1巻は火の鳥の物語の出発点です。
古代のヤマタイ国を舞台に、永遠の繁栄を求める人間の欲望、民族の盛衰の流れに抗う、
血と命の継承を火の鳥が静かに見つめます。 
「死んでもまた産めばいい」 命の原始的なしぶとさ、たくましさを強く感じる内容です。

火の鳥 2 未来編 (2)

評価:★★★★★

35世紀、もはや人類は黄昏の時代を生きていた。文明は衰退し、人々は地下に潜り、無気力にほそぼそと生きながらえていた。
ある日、ささいなことから、人類は全面核戦争を勃発させ、人類は一日にしてほぼ全滅してしまう。

偶然生き残った、マサトは、火の鳥からの啓示を受け、不死の身体となる。たった一人生き残った、マサトの数十億年にも及ぶ孤独と苦悩。そして、人類の文明の意味性についても警鐘をならす、遠大なテーマを含む作品。

火の鳥 3 ヤマト編・宇宙編

評価:★★★★★

ヤマト編:黎明編の続きになるのでそっちから先に読んだほうがいい。朝廷へ氾濫をするクマソに刺客として送られたヤマトタケルの人生を綴る。テーマは「人は短い一生で、いかに生き甲斐を見つけ出せるか?」「人は愛するものと共に過ごす時間がいかに大切か」の2点となるだろう。タケルとカジカの恋愛はロミオとジュリエットを彷彿とさせるが、あまりにも哀しいラストが忘れられない。

宇宙編:SF。これも壮大にして恐ろしい話だ。宇宙飛行中のロケット内で牧村が殺される。それと同時にロケットは修復不可な傷を受け、乗組員4人は個人ボートで各々が脱出を図る。団結して飛行してたがやがて一機二機と離れていき・・・。牧村は「望郷編」などでも登場した宇宙飛行士。、また御なじみ猿島も登場。ここではある惑星で虐殺を犯したものの「円状の未来」になる業、そしてその罪を背負った無罪の人間が永遠に背負う羽目になった業、などなど恐ろしく後味の悪い締めくくり方をされる傑作

火の鳥 4 鳳凰編

評価:★★★

やはり、復活編が「火の鳥」シリーズでは最高作だと再確認した。

村人からの逃走中、そっと助けてやった天道虫の精の変化(へんげ)「速魚」を斬り殺してしまった我王が、悔恨のあまり絶望におちいるまではとてもうまい話なのだが、その後、手塚の仏教観とか輪廻観とかが気になって物語の中に今ひとつ入りこめなかった。

手塚の輪廻観は福禄寿(子宝・俸禄・長寿)こそ人生最大の幸福とする世俗思想を取りこんだ中国仏教式の輪廻観で、人間に生まれ変われれば最高というものである。本来の仏教は、人間に生まれ変わろうと何に生まれ変わろうと、輪廻から逃れられないこと自体を苦と見なし、輪廻から解脱することを目指す教えだったというではないか。人間中心主義、生命万歳、が露骨すぎて鼻についた。ひたすら仏教を政治の道具視するイデオロギーも露骨で、正直なところ、そんな政治的絵解きを聞くために買ったんじゃないよという気にさせられた。

人間中心主義、宗教は政治の道具だよ観そのものが根本的に間違っているというのではない。作品の中でそんなこと大声で唱えるなよ、ぶちこわしだよ、と言いたいまでである。

火の鳥 5 復活編 (5)

評価:★★★★★

超未来。人類は地上の生活を捨て地下に巨大都市を作っていた。世界にまたがる5代都市がありそれらの都市はスーパーコンピュータが管理。ある日コンピュータ同士の争いから戦争が勃発し5代国は一瞬のうちに崩壊する。その直前地上へ逃げある研究所に非難していた主役は火の鳥から永遠の命を授かると同時新たなる人類の誕生を見届けるよう永劫に行き続けよと宿命背負わされる・・・。そんな主役の一生を綴ったお話。「火の鳥」はその総てが生と死をテーマにしたあまりに壮大なスケールの物語なのだが、なかでも本書「復活編」はその壮大さにおいてた作品を圧倒的に凌駕する。1人の男が数億行き続け、微原始がやがて人間へと進化していく過程をひたすら見つめ続けるはてしない物語。永遠の命を得ることが、どれだけ恐ろしいのか、愛するものも話し合う仲間も誰一人いない、孤独な人生がいかに苦しいのかを切実に訴えてくる非常に恐ろしい話だ。何ゆえ主役はこのような業を背負うことになったのか・・・それは分らない・・・。

火の鳥 6 望郷編 (6)

評価:★★★★★

ある植民星に入植した若い夫婦。ジョーと ロミ。しかしその星は不毛の星で、ジョーは事故死してしまう。荒れ果てた星に一人取り残されたロミが選んだ、”生”への手段とは。
人間個人の生。種族としての、生命体としての”生”について問いかける、遠大なテーマを持つ作品。
あらゆる描写と表現に、想像を超えたイマジネーションの発露を感じる。必読。

火の鳥 7 乱世編 上 (7)

評価:★★

火の鳥シリーズは黎明からローマまで総て何度も読み返しては感動してるんだけど、この乱世編だけは面白さが伝わらない。時代は平安末期の平清盛、源義経(牛若丸)・頼朝あたりの乱世を、弁天を主役に描いていく。清盛が世を制覇しながらも不老不死を哀願し火の鳥を狙い、しsかも彼は弁天の恋人も手込めにし義経と弁天は仲間となり清盛制圧に駆け巡る。火の鳥の存在が本編はかなり薄く、ひたすら動乱をえがいているだけでメリハリに欠ける。シリーズの根本である「輪廻転生を巡った聖への執着」も今回は弱く、またこの時代にさほど興味の無い人間が読んで楽しめるほどの要素も残念ながら不足しており、一般動乱描写の範疇を抜け切れてない。シリーズ中では私的に失敗作と言わざるを得ない。

火の鳥 9 異形編・生命編 (9)

評価:★★★★★

数ある”火の鳥”シリーズの中でも私の一番のお気に入りがこの「生命編」
生命編が初めて雑誌に載ったのは今から24年も前になる1980年。
だけれど、’クローン問題’など、何ともナウな題材で全く新鮮味を失う事のないとんでもないストーリー
結局、人間は人間を創り出す事によって何を得られるのか?

人工的に新たなる憎しみや悲しみを増やしているだけなのではないだろうか?
クローン人間は人間として認められるのか?
手塚治虫が問いかけている問題は、初の人間クローンを成功させた今まさに、この時代にこそ答えられるべきなのかもしれない。
結局は何もかも金儲け主義で”人の心”が優先されてないのかもしれないし・・・

金儲けに目がくらみ、自分のクローン達と共に”ハンター”達に”ゲーム”として命を追われてしまう事になる、主人公・青居は皆の静かなる代弁者なんだろう。

火の鳥 10 太陽編 上 (10)

評価:★★

百済の兵である主役は顔の顔をはがされ狼の顔を被せられ犬男となってしまう。そんなっ彼は仙術に炊ける婆とともに倭にきて、そこの民族を仏教から守ろうと奮闘する。時代は大化の改新」後の650前後年、そして光と闇に分かれた世界の封建制に苦しむ近未来の2時代を平行に交え展開。この両世界の男は同一で頭の中でリンクするが、そこは謎が謎を呼び解明は「下」でされるわけやね。ちょっと火の鳥の中ではイマイチ的な感じでした。テンションも低いしあまり引き付けられるものがなかったなー。ネタがなかったのかしらん。そんな感想です。

火の鳥 11 太陽編 下 (11)

評価:★★★★★

長く続いた火の鳥の完結編とも言える作品が本作です。やはり必読といった感じではないでしょうか?泣ける・・・
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このデータは、06年02月12日0時52分20秒現在のデータであり、現時点では変更されている可能性があります。