ザ・ブレッカー・ブラザーズ評価:★★★★★
70年代またば。ライオンは吠えた。ラッパと言う武器を手に。 それは時代と言う壁に痕跡を残すこととなった。恐ろしいほど計算されたブラスアンサンブル。闘争本能というイグニッションキーを渡された俺は、すかさずブレッカーと言うマシーンにライドオン。 10点中10点 エンジン性能良し、乗り心地良し NEVER ENDING STORY なわけさ。 |
OH!評価:★★★★★
この天才ベーシスト、初のソロアルバムである。個人的には24丁目バンドからのファンであります。日本ではすんごい人気があるね。ベンシドランのGO JAZZ レーベルから出ています=他にジョージーフェイムなんかの大人向けの渋いしゃれたポップスを出しています。中身は豪華なスタジオ音楽家が大挙集結。涙ちょちょぎれるよなバラードを聞かせてくれます。おすすめは4)I know too much これはいいです。都会的で洗練されたポップスが全編を支配しています。トトのカヴァー2)GEORGY PORGY もいい味出しています。ウイルの声はソウルがこもっていて味わい深い。ジェームスブラウンが好きな彼らしい激ファンクも味わうことができる。あっという間に聞き終わる非常に中身の濃い作品だ。捨て曲はない。まじで名盤。全国のAORファンにおすすめする。意外だがジェフベック、スティーヴガッド、ロブマウンジー=ジョークールつながり=などが参加で嬉しい限りである。聞くしかあるまい。 |
バック・トゥ・バック評価:★★★★
凄まじい勢いを感じさせてくれます。確かに"ヘヴィーメタル・ビバップ"の強烈さを推す人も多いとは思いますが、アルバムのトータルでの面白さということでは私は本作の方が好きです。 L.ヴァンドロスのヴォーカルアレンジが見事に功を奏しています。もちろん、主役はBrecker Bros.ですけど、バックの布陣もただ事ではありません。こんなにも熱かったのですね、、、70'sは、、 |
SMAPPIESII評価:★★★★★
前作も買いましたが、前作を上回る内容!! 良い感じです! 前作に参加したメンバーも多数参加 中でもあの最高のテナーマン“マイケル・ブレッカー”も一曲に参加 久しぶりにFusionらしく吹いてるブレッカーを聞けたのがよかった 今回はボーカルを使った曲が多いので、インストものになじみがなかった人にも是非聞いて欲しい!! 刺激的で良いと思います!! ジャズは“難しい”と敬遠されていた方へ 現代ではこんなジャズも演奏されているんです |
ザ・ブルー・マン評価:★★★★★
1曲目のちょっと不思議な感じのリフ。2曲目の"夢の中"を彷徨う ようなメロディ。多分、好きになると離れられなくなります。 前作(タイトロープ)と次作(アロウズ)の素晴らしさも承知の 上で、あえて言わせて頂きます。S.カーンがCBSに残した3枚の アルバムのうち、本作が最高傑作です!! 真っ当な(?)評論家の方やジャズファンは、CBS以降の彼の作品を評価されているかも知れませんが、私は、願わくば、この時代 の音を1度だけでいいので再演して欲しいと思っています。 ああ、素晴らしきかな、70thフュージョン。。 |
フロム・オール・サイズ評価:★★★★★
歌も自分で歌ってしまう『ジャズファンク』+『フュージョン』な才能溢れるギタリスト。大阪生まれのファンキーな野郎です。ハイラムは『首位範囲がかなり広い』のが特色で。やりたいものは『なんでも=どんなジャンルでもやります』やる人物。なので=『カリスマ的な人気はありません。でも『親しみやすいキャラが特色です』 アトランテック時代の3枚のアルバムは『華麗なテクニック』とスピードメタルチックな曲から『うたものファンク』までそつなくこなす。 このへんが、彼の天才たる所以です=『オールジャンル対応型音楽家』なのです。この人は『ギルエヴァンスオーケストラ』に所属してましたし。評価はすごいです。そのときのつながりで『デヴィッドサンボーン』+『デルマーブラウン』がこのアルバムに参加してます。 これだけの『ヴァーサタイル』な才能を持つギタリストは少ないです。このアルバムは『おれはこんなのもできるんだぜ』的なショーケース的な意味合いが大きい様です。 個人的には『ジャンルなど関係なく』。『ソウルフルな音楽を』追求する姿勢が本当に尊敬できるギタリストです。ちなみに、彼は『パットメセニー』に師事していたそうです。 個人的な観測ですが非常に『リッキーピーターソン』と同じで『トータルな音楽家』という意味合いにおいて『完成度の高い』ギタリストではないでしょうか。んぢゃ |
SMAPPIES~Rhythmsticks評価:★★★★★
まず、1曲目のジェームス・ボンド・テーマがカッコイイ! これは、007というSMAPのアルバムにも収録されています。 すべてが「これがアイドルの曲?」と思わせるくらい、 クオリティの高いアレンジ&演奏です。 これは、SMAPファンでなくてもおすすめです。 一度聴いてみて下さい。 |
EARTH STEP評価:★★★★★
どうしてまだ誰もこのアルバムのレビューを書いていないのかわからないくらい、ナベサダ作品の中でも出来が良い。2曲目のアースステップは大都会を連想させ、4曲目のsangomaは対照的にアフリカの民族音楽のようであり、ヴァラエティに富んでいる。 このアルバムの聴き所は2曲のヴォーカル曲(−と−)で、特に−のウィールネバーノウは、思わずくちずさんでしまうほどの美しいバラードナンバー。貞夫さんのサックスで同じメロディーをくりかえしているが、それを聴いたら 涙が出そうになった。 |
サマータイム 2001評価:★★★★★
かの「マスカレード」の大ヒットでブラコン路線をひた走りに走ったベンソンですが、本当は超絶ジャズギタリストなんです! とにかく鬼のように高速フレーズを弾きまくるバカテク君で、このライヴアルバムはそんな彼の「ギタリスト」としての魅力を知らしめる3大名盤のうちの一つ。 と言うかジャズギター史に残る名演ですよ、これは。ちなみにあと2つはCTIオールスターズの『カリフォルニア・コンサート』とトニー・ウィリアムスの『ジョイ・オブ・フライング』。 フレーズはオーソドックスジャズとブルースのチャンポンのような感じながら、そのあまりの高速さに目が点の怒涛の弾き倒しソロをこれでもかと聴かせてくれてもうカ・イ・カ・ン。 特に16ビートになったブルーベックの「テイク・メ?ァイヴ」は、この曲の最もカッコよく激しいカヴァー。 後にベンソンと同じくコンテンポラリー路線を走って自滅するヒューバート・ロウズのフルートが超絶吹きまくり大活躍の「オクタン」も最高! そして「サマータイム」では出たっ!のちの十八番、演歌調のヴォーカル、そしてギターソロとユニゾるスキャット。 しかしこれはジャズの興奮が味わえるとても良い演奏です。 ベンソンさん、こんなに凄いのに、どうしてどうしてブラコンなの? |
エンド・オブ・ア・レインボー評価:★★★★
一曲目の“Say You Love Me”は隠れた名曲といえるのではないでしょうか。自然な旋律、必要最低限なアレンジ、当時誰かのカバーかと思いきやパティ・オースチン自らが作曲したものとわかり驚いた記憶があります。 また、ここでのデヴィッド・マシューズのアレンジはかなり控えめな印象を受けます。所々彼らしいアレンジが見受けられますが、全般的に無駄なソロもありませんし、ヴォーカルをフューチャーしたアルバムだから当然なのかもしれませんね。 スタッフのメンバーが多く参加しているせいもあり、なんだか「スタッフ+パティ」という感じがします。 次作のデイヴ・グルーシン編曲による“ハバナ・キャンディ”と聞き比べてみるのもおもしろいと思います。 |
ライブ・アット・ザ・ボトム・ライン評価:★★★★
主人公であるP.オースティンの歌唱力については言わずもがなです。 Jazzシンガーに分類されるのか、R&B、Soulシンガーに分類されるのかは意見の分かれるところでしょうが、"ライダー・イン・ザ・レイン"はカントリーソング!! 懐の深さを見せつけてくれます。 冒頭のMC(全てを聞き取れた訳ではありませんが (^^;)では、"黒人女性でもカントリーが歌えることを証明してみせます"ってなこと言ってます。観客はヤンヤヤンヤの歓声をあげてこれに応えます。 #この時P.オースティンは20代でしょうから、度胸ありますね!それから、ちょっと"斜め"から聴いてみると(CDの向きじゃありません)、バックを盛り立てている面子も凄いです。プロデュースのC.テイラーの顔の広さ故でしょうかね。 名だたるフュージョン系セッションミュージシャンがテンコ盛りです。 M.ブレッカー、D.スピノザ(私のお気に入りです)、W.リー etc.. #また、バンドリーダーというクレジットでL.ペンダーヴィスがkey #を担当しています。リーダー作こそ出していませんが、 #いい曲を書くんです、この人。 この作品に先行する"Enf of a Rainbow"や"Havana Candy"といった辺りも聴いてみようかと思っています。 |
ボルチモア評価:★★★★★
星の数ほど女性ボーカルアルバムは世にあれど、これほどしっとり、ぐっと、そして試聴後に心に沁みる音楽も、残念ながらそうはない。 ともすれば、堅いジャズの人としてのイメージの強いニーナだが、これはそんな彼女の芳醇な魅力を開花させた、CTIのクリード・テーラーの功績に脱帽。音もデジタルリマスターで迫力が増し、「一粒で二度おいしい」再発の典型的いい仕事。 ぜひ、このCDヴァージョンで、聴いてみてください。 |
ウェザー・リポート・トリビュート評価:★★★★
なんと言っても注目すべきは世界トップレヴェルのアーティストが 勢揃いしているところでしょう。全体的にボイスサンプリングなど デジタル色がプラスされている感じですが、効果的に入っているので 聴きやすいです。 |
レッツ・ゲット・イット・オン評価:★★★★
なんて良く"歌う"ギターなのだろう。J.トロペイの リーダー作を聴くのは本作が初めてなのですが、 全体を通じて伝わってきたのは"あぁ、巧いギター とは、超絶運指でも超速ピッキングでもないんだ" ということの再認識でした。 暖かい中にも、茶目っ気もあり、しっとりと聴かせる プレイもあり、円熟味を増した彼のプレーは最高です。また、相棒(?)のW.リーとのコンビネーションもGOOD。 少し無理をしてでも (^^; 過去の作品も聞いてみよう と思いました。 |
ドリームス・ビヨンド・コントロール評価:★★★★★
ヴォーカル・ナンバーが二曲もあったり、レゲエありバイアォン・リズムあり(でもメロディはしっかりベッケンステインのサックスだけど)ワルツありバラードありアップテンポあり。ベテランバンドの多彩な魅力全開の一枚です。あんなことも、こんなこともできちゃうんだ!という驚きの反面、ここからどっちに行くのか、バンドの顔が見えなくなっちゃうような戸惑いもありますが、豪華なゲストプレイヤーに囲まれつつも、いつものメンバーが織り成すスパイロ・ジャイラらしい楽しさや暖かさはあふれるほどに感じられ、非常にカラフルな印象のアルバムとなっています。聴きこみ出すとハマっちゃう一枚。 |
テイキン・オフ評価:★★★
D.サンボーン名義のデビュー作なのですね。既に幾多の セッションを重ねている彼にとっては"リーダー作"と いう事以外はあまり感慨はなかったのかも知れません。 とは言え、まだこれから"大爆発"をしようとしている D.サンボーンの初期のサウンドを聞けるのも貴重です。 #因みに、個人的な購入理由の1つは、 #S.カーンがギターで参加しているから。。 (^^; |
ジョイ・ライド評価:★★★★★
豪華なゲスト陣を招いて制作されたものだが、個人的には一際L.リトナーの参加という点だけで購入したようなもの。 しかし、内容は期待を裏切らないものになっている。 1曲目から「いかにもB.ジェームス」というタッチを聴かせ、2曲目ではスリリングな展開を見せたかと思えば、タイトルトラックではL.リトナーとの掛け合いもあり、古くからのFourplayファンには堪らない展開かも。 (リトナーの軽く歪んだギターも最高!) 終盤もボサノバ風の洒落た楽曲もあり、B.ジェームスのイマジネーションに改めて脱帽! 捨て曲は1曲もありません。 |
リユニオン評価:★★★★
このアルバムが当時久々のリリースとなったラルフマクドナルド。心地よいグルーブは健在。気心の知れたスタジオミュージシャンとともにリラックスした演奏を繰り広げる。この人のパーカッションは決してテクニカルではないが、非常に音楽的で好きだ。 |
《アドリブ誌リコメンド KUDU ベスト12》 24ビット・リマスタリング ベック評価:★★★★
面白いギター弾きですね。実は、J.ベックなるプレーヤーについては (確か、Q.ジョーンズのアルバムにクレジットがあったのは覚えて いますが)何も知らないまま購入しましたが、結果オーライでした(^^; 当初、S.カーン関連のアルバムをサーチしていたら、これが引っかかり、 何気に購入、早速聞いたところ、そのスタイルの面白さに惹かれました。オープンニングはD.サンボーンのサックスに負けている(?)ような 気がしたのですが、以降は、ブルースっぽさの中にも、フュージョン ギター特有のクールなメロディラインがあったり、2曲目(D.グロル ニックの作だ!)では、どことなくS.カーンの初期アルバムを思わせる ような雰囲気を漂わせている?ように感じました。 #実際に、S.カーンもバッキングで!参!加しているようです。 ただ、それなりに"クセ"があるようですので、万人向きではない かも知れません。 #私は十分に満足しました。念のため (^^; |
NYPB評価:★★★★
−通算4作目、スタジオ録音としては3作目の"The One"から、つづく"The Modern Juzz","The New Frontier"と第2期PONTA BOXをしょってきたバカボン鈴木(b)の衝撃の脱退から約〓−年、ついに第3期、2人となったPONTA−− BOXの待ちに待った新作だ。も一つ、これまでと違うので、プロデューサーと録音場所。プロデューサー/アレンジャーは、出ました、今や飛ぶ鳥を落としちゃう村田陽一だ。録音場所は、そう、私があこがれ続ける最高の街、ニューヨーク。しかもアヴァタースタジオ(旧パワーステーション)。− |
フォクシー+1評価:★★★★
リリース当時(83、4年)にテレビCMでも流れていた「マルコポーロ」が収録されています。また、亡くなったファンクドラマー、ヨギ・ホートンも参加。マーカス・ミラーとのリズムセクションが楽しめます。「ルートヴィッヒ」は、ボブお得意のクラシックを題材にしたジャズ/フュージョン・バージョン。 |
白鳥+1評価:★★★★★
このアルバムは日本からのオーダーにより日本向けに制作されたものだ。 現在では海外でも売られているかもしれないが、80年代初めB・Jが日本で大人気だったときの ”大事件”だけに衝撃は大きかった。B・Jだから例の「ピコピコフュージョンサウンド」だろうと思うかもしれないが、そのフュージョン系のミュージシャンを使いながらも原曲に忠実なアレンジとなっているし、アドリブと原曲との ”つながりかた”が絶妙、これならクラシックファンからクラシックのぶち壊しなどといわれなくて済むだろう。 「水上の音楽」はヨギ・ホートンがドラムス、ロン・カーターがベースというおもしろい組み合わせであるが、アルバム全体の統一感は失われていない。 |
ボトム・ライン評価:★★★★
故R.ティーのソロ名義3作目('85年作)です。全2作がB.ジェームスが創立したタッパン・ジー・レーベルからのものであったのに対して、本作は日本のレーベル(キング/エレクトリックバード)が主体となっています。全編にR.ティーのヴォーカルを配しており、あの独特のメロディーラインをR.ティー自身の声でたっぷりと楽しめます。#巧さではなく、”味のある”ヴォーカルです。明るくファンキー系のティーがお好みなら、先ずは[1]や[6]をどうぞ。しっとりスロー系なら[7]、[8]がいいですね。聴き所は(個人的には)何といっても[5]。S.ガッドとR.ティーのデュオによる録音ですが、かつての「A列車で行こう」と同じぐらいゾクリとします。また、本作では、S.ガッド(ds)+M.ミラー(b)組み、D.ウェックル(ds)+W.リー(b)組みの2セットリズムセクションを曲ごとに分けているところ辺り、ちょっと手が込んでいますね(一部、例外があるようです)。また、随所に聴かれるJ.トロペイ(g)の抑え気味のプレーもいい感じ。#[9]のソロがE.ゲイル氏っぽく聴こえるのは私だけ?R.ティーのプレーそのものは(技術的には)何ら難しいことはないのだそうです。キーボードを弾けない私でも「多分そうだろな」と思えます。しかし、メロディの其処彼処に現れるどうしようもない「ティー節」と、フェンダーローズの「ポワーン」とした音色をティーが奏でているという事実だけで私としては充分な訳でして(^^; |
トライ・リヴィン・イット評価:★★★★★
実にハイラムらしい一枚。四の五の言わずに買ってください。 1曲目からぶっ飛びのファンクあり、ソウルあり、打ち込みあり、バラードあり、、、まだまだありますが、一枚通して聴けるCDが余り見当たらない昨今、これだけバラエティーに飛んでいて、しかもカッチリ作ってある作品はなかなかありませんよ。元気になること間違い無し! |
ザ・ベスト・オブ・リチャード・ティー評価:★★★★★
本当に掛け替えの無いピアニストを我々は失ってしまったんだと、痛切に感じさせられます。 ジャンルにとらわれないその幅広い活動、どんなアーティストのアルバムに参加していても、それと分るピアニズム。こうしてベストの形で聴いてみると、必ずしも本当のベストではありませんが、彼の偉大さがはっきりと理解出来ます。日本のアーティストの皆さんもそうとうお世話になったはずです。リチャード・ティーはとりわけ日本人に愛されていたように思います。 彼のプレイは様々なアーティストのアルバムで聴けます。本作を期に本格的にお聴きになる事をお奨めします! |
ジーズ・タイムス評価:★★★★★
一念天に通ず!マイキーはまたやってくれた。ボナとのコラボレートが織りなす余りの美しさ。そして、二つの類い稀なる才能を見事に昇華させるジム・ベアードの職人芸。さらには、バックアップするアーティストの辛口かつ適確な味付け。それらが完璧に調和したこの崇高なる大地のグルーブに我々の内なる魂(ソウル)は否が応でも躍動してしまうのだ!PMGで満足してはいけない!ボナはパーカッションのアーティストではない。やはり何といっても天才的なベースとボイス。その才能を最大限に引き出す「人材」がいてこそ宇宙の美しさに近づけるのだ!そして、その「人材」こそマイキーに他ならない。 |
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