Alone Together評価:★★★★★
ジム・ホールとロン・カーターのいくつかあるデュオ作のなかの第1作目。 1曲目のセント・トーマスでやられます。 互いの音を聞きながら作り上げている世界は凄いとしかいえません。その他の曲もスタンダードばかり取り上げているので聞きやすいアルバムだと思います。 |
イフ・イッツ・ラヴ評価:★★★★★
彼女のボーカルそのものも素晴らしいが、それにも増して録音が素晴らしいです。特にアコースティック楽器の響きが素晴らしいです。 |
スターダスト評価:★★★★★
With Stringsもののジャズと言えば、概して甘めの演奏が多いが、このWynton Marsalisの傑作は、甘さを排した、むしろハイブラウというべき演奏が収められている。冒頭の"Stardust"から傑作を約束させる演奏を展開しており、バラード系の演奏に終始しない選曲のセンスを含めて、全ての演奏が素晴らしい。ストリングスのアレンジメントもよく練られており、ジャズのWith Stringsものでは最も優れたものの一つといってよいだろう。ソロイストはほとんどWynton一人と言ってよいが、その演奏能力と歌心を全開にしており、Wyntonのキャリアの中でも、最高位を争う傑作である。 |
ウイントン・マルサリスの肖像評価:★★★
若手メインストリーム・ジャズの旗頭としてシーンを引っ張ってきたウイントンのデビュー作は、ハンコック等の強力なバックアップを受けて、東京で録音された。 ガキとは思えない圧倒的なテクニックが余りにも凄すぎて、陰影感が薄いとか、心がこもっていない…などと、つい言いたくなるベテランの気持ちもよく分かるが、私もそう感じる(^o^;; そんなに軽々と"RJ"を演奏するなよ、と言いたい。 デビュー当初は、サンタナ等と同じステージで(渋々)演奏などしていたが、その後は押しも押されぬマジメ派若頭として現在まで第一線で活躍しており、同年代のベンチマーク対象となっている。人種問題などを持ち出したり、あまり小難しいことを言わず、ミュージシャンなんだから演奏に集中して欲しいものだ。饒舌なのはラッパだけにして欲しいのは私だけだろうか。 |
マイルス・イン・ベルリン評価:★★★★★
暑さをしのぐには、どうすればよいか? 短パン、Tシャツでバケツに足を突っ込んでスイカを食べるのもよいが、思いっきりドレスアップしてリゾートホテルのプールサイドで、パラソルの下、トロピカルなカクテルをすするのも、マタよい。 で、本作は、後者の涼しさにぴったりハマる作品だと思う。 マイルスのクールなトランペットと、ハービーハンコックのピアノが、す−ッっと汗をぬぐってくれる心地よい風のよう。 ライブ盤の雄「フォア アンド モア」はむしむしする熱帯夜に、眠ることをあきらめてビールをかっ喰らうのに最適だけど、これは夏の昼間に、ソファに寝そべりながらうとうと聞くのに最適。 暑い季節にはぜひ! |
ハービー・ハンコック・トリオ '77評価:★★★★★
ハンコックのピアノトリオというと、81年に録音された一枚が思い起こされるが、個人的にはアグレッシブな本作の方が好み。同一セッションで録音されたロンカーター名義のトリオよりも、このトリオ77の方がインタープレイ的な観点では面白い。冒頭「ウォッチ・イット」のカッコいいリフや、その上で暴れまくるトニーのドラミングなど聴きどころ多し。 |
枯葉評価:★★★★★
1974年収録メンバーはP.デスモンド(as)、B.ジェームス(E.piano)、J.ディジョネット(ds)、D.フリードマン(vib)、R.カーター(bs)アレンジはD.セベスキーとお馴染みのメンバー。 デスモンドもC.ベーカーもすでに円熟の時代に入っていたのだろうか。圧巻はAutumn Leaves(7:05)。スリリングなアドリブが次から次へと続いていき、聴く方のどんどんその世界に入っていく。バックのB.ジェームス、J.ディジョネット、R.カーターのリズムセクションも一団となって突き進んでいきAutumn Leavesは熱く、クールに燃え上がっていく。もう2度とこんな演奏を聴く事はできない。 |
サマータイム評価:★★★★★
「テーク・ファイヴ」の作曲者として有名なアルトサックス奏者ポール・デスモンドの音楽は聴きやすいためか、なんとなく軽んじられている。デイブ・ブルーベックとのコンビが長く、テーク・ファイブがあまりにも有名になったためと、スタンダード・ナンバーを演奏する機会が多いのも、軽く見られる原因かも知れない。しかし、くぐもったような、しっとりした暖かい音色でもスタンダード曲を軽々と吹くデスモンドは魅力に溢れている。なにより、疲れた時、落ち込んでいる時に聴いても、コルトレーンの音楽のように、暗い気持ちにならない。そこがいい。(ある人にとってはそこが食い足りないのだろうが・・・)。RCAからA&Mに移籍し、名プロデューサーのクリード・テイラーと何枚ものアルバムを残しているが、ベストはやはりこれだろう。表題曲サマータイム以外に「いつか王子様が」「枯葉」などのスタンダードに加え、「過去を求めて」などの珍しい曲や、ビートルズナンバーにも挑戦。ハービー・ハンコック、ロン・カーター、アイアートなどの豪華なサイドメンももちろんいい。熟練したベテランがオーケストラをバックに肩の力を抜いて軽々と吹いた傑作。いつまでも聴き飽きない。(松本敏之) |
ハービー・ハンコック・トリオ '81評価:★★★★★
やはり指が長いのか。パキパキしたピアノ弾きますね。ファンク路線よりもこういうオーソドックスなやつのほうがいいすねえええ。20年以上前ですか、これも。モンスターが評判よくなかったから、原点に帰ったのかな。ロンカーターもトニーウイリアムスもやっぱりこのフォーマットがはまるなああ。パーカッシブな演奏がかなりいけています。やっぱしこういうメインストリームがジャストフィットだ。リリカルな部分はきちんと情感入ってるし。トニーのブラシはやっぱし神業。 V.S.O.P.みたいなのまたやってほしいなあああ。 10点中8点 |
ストーン・フラワー評価:★★★
WAVEの興奮、至福感を期待しただけに少々、肩すかしを食らうことになった。 ボサノバというより枯葉を彷彿させるジャジーでムーディーな9曲は、どれも粒揃い。 しかし、構成にはバラつき感が漂い、アルバム全体の高揚感はWAVEから数段落ちる。 ハイライトトラックは、やはりブラジル。楽しげにエレピを弾きながら呟くジョビンが微笑ましい。柔らかな音色のなか、作品はラストのサビアで突如、ビターな後味を残す。 静かにたばこをくゆらせているジャケットが暗示するかのように、とりわけジョビンのプライベート感、特にプレーヤとしての趣味が色濃く出た好盤。 waveとセットで聴きましょう! |
アランフェス協奏曲評価:★★★★★
アランフェス協奏曲をテーマにしたジャズアレンジは数多くありますが、このジム・ホールバージョンは文句無し不朽の名アレンジです。原曲を大切に生かし、原曲に沿ったアレンジが聴く人のこころを静かにそして熱くさせます。アランフェス以外の3曲も上質で、クオリティの高いアルバムとなっています。ジム・ホールをはじめ各ミュージシャンが本当にうまい!見事です。聴くべし、持つべし。 |
スカイラーク評価:★★★★★
ポール・デスモンドの美しく切ないアルトサックスの音色! 全体的にはほんとにきれいでおしゃれにまとめ上げられてるという感じです。一曲目のTake Tenは、かの有名なTake Fiveの続編らしいですが、あのままの雰囲気でかっこいい! 大人の雰囲気ですよ! あと、個人的に印象に残ったのが、4曲目のMusic For A While。クラシック音楽をモチーフにしてるそうなんですが、チェロが入ってるんですよ!それがポールのアルトと絡み合い、もう!泣きたくなります。アレンジもすばらしい。 ジャズといっても、難しい感じではないです、とにかく美しい音楽好きの人におすすめです。 |
ツァラトゥストラはかく語りき評価:★★★★
なぜかデオダートというミュージシャンは"知っている人は知っている"的な扱いになり勝ちだと思いませんか? 音的にも聴きやすく、好んで"クラブ系"(っていうのかな?)DJがサンプリングのネタに使ったりしていますから、もう少し名前が聞かれても良いように思います。で、本作はそのデオダートを実質的に世界に知らしめた作品といって良いと思います。タイトル曲の1は(あの映画のおかげで)クラッシクファンのみならず、誰もが耳にしたあの曲です。原曲もいいのでしょうが、エレクトリックに色付けされたこの曲もまた一興ですよ(アレンジャーとしての評価が高いのも頷けます)。 |
春の祭典評価:★★★★★
私は長年クラシック音楽を愛聴してきた者で、最近ジャズやロックを聴き始めたのですが、あるフルート教則本にこのアルバムが紹介されていたので購入してみたところ、なるほど名盤ですね。すべてクラシックの名曲をベースにしていますが、しっかり自分たちの音楽にしているところは立派です。フォーレのメランコリックな「パヴァーヌ」から始まりますが、しゃれたアレンジで、インプロビゼーションへの移行も自然です。ストラビンスキーのオーケストラ版「春の祭典」は怪獣映画のサウンドトラックに使えそうな音楽ですが、こちらのジャズ版には一種ミステリアスな雰囲気があって、アンリ・ルソーの絵画の世界を思い起こさせます。ドビュッシーの無伴奏フルート独奏曲「シリンクス」では多重録音を巧みに!かし、私は原曲より気に入っています。最後はバッハのブランデンブルク協奏曲第3番で、第1楽章はリズムがジャズのビートとは違っているのか、少しやりにくそうですが、室内楽風に品良くまとめています。その一方、第2楽章は、水を得た魚のように、のびのびとした、実に生き生きした音楽です。主人公でフルーティストのヒューバート・ロウズは高度な技巧の持ち主なのだろうと思いますが、それを見せびらかすのではなく、雰囲気を大切にした即興演奏を繰り広げていて、ほんものの音楽家という感じがしますね。また、ベースのロン・カーターが随所でキラリと光るようなセンスの良さを見せていて、彼の豊かな表現力にも感心しました。 |
アローン・トゥゲザー評価:★★★★★
超インテリギタリスト、ジムホールおじさまとマイルスバンドでおなじみのロンカーター大先生の素敵なアルバム。 ロンカーター先生!ここでもリフ大好きさは変わりません(笑)。 素晴らしいグルーウ゛にわたくし、酔いしれました^^ ジムおじさま!考えられ、洗礼されたアレンジ、卓越したメロディー・・・もう好きにしてください( ゜Д゜)y─┛~~ こんなアメージングな親父達の演奏を聞ける私たちは幸せです。 |
スペクトラム評価:★★★
なぜか個人的にはB.コブハムものは避けてきているのですが(自分でも確たる理由は不明..)、流石に"名盤"とか"記念碑"などという修飾子が付けられた作品は聴かなきゃいけないかなぁ、、と多少、優柔不断、付和雷同なノリで手を出してみました。先入観がある分、確かに"楽しい"アルバムとは言い難く、また、新しい作品でもありません(初版は'73年)ので、音そのものやアプローチは古臭いのですが、元祖"手数王"の名に恥じぬ見事なバチさばきです。 もう一つは、(これまた難解な)J.ハマーのkeyが意外にもグツとくるところがあったことですかね。あと、ちょい役的ですが、大好きなJ.トロペイも参加していますので..(^^; |
マイ・フーリッシュ・ハート評価:★★★★★
抜群の歌唱力、艶のある声に魅せられました。ジャズファンでなくても十分満足のできる内容です。何度聴いても飽きのこない・・目を閉じてきき惚れてしまいます。最近の若手の中で文句なしの歌姫ですね。迷っている時間が勿体ないです。良い音楽を聴きましょう! |
ディレクションズ評価:★★★★★
Circle In The Roundとならんで、マイルス引退時期に出た未発表(ボツ音源)集。そしてどちらもハードバップ時代からエレクトリックまで何でもかんでも詰め込んだ感が否めず、いかんせん手がでなかった。ところが聴いてみたら意外によいのである。もちろん前半のハードバップ期からアコースティックの頂点を極める寸前までにボツになったトラックはどうでもよく、こんなのその時のオリジナルのボーナスにでもしとけ!といいたくなるのだが、後半の黄金のカルテットが終末へと向かいIn A Silent WayまたはBitches Brewが誕生する前後の音源はなかなか聞き逃せない。はっきり言ってかっこいい、おお!こんな事もやっていたのかという驚きが大。マイルスが活動中にオリジナルであるかのように出されたBig Funよりも断然である。と、ここまでの感想はCircle In The Roundもいっしょ。ワタクシがDirectionsをより高く買いたいのはマクラフリン、キースジャレットなんかの数少ないスタジオ録音が聴けるところだ。マクラフリンの見せ場はまずDuran。yesternowの元であろうWillie Nelsonはずーっとエキサイテイングな演奏だ。キースが大らかにエレピを転がすkondaはGet Up With It収録のHonky Tonkが産まれる寸前の記録(ではないか)。ついでにいえばジョーベック参加のWater On The Pondも前記Circle In The Roundより何がしたいかわかる仕上がり。もろウェザーリポートっぽいAscentなんかマイルスのオリジナルではあんまり表出されていない世界で興味深い。Funも楽しいし。残り物にも福があるって本当だったんだなぁ |
サトル・ワン評価:★★★★★
アルバム全篇、増尾の暖かいギタープレイが楽しめる好盤です。 特にオリジナル曲「No More Dreams」や、ユーミンの「あの日に帰りたい」の オクターブ奏法を使ったボサノバギターが非常に気持ちよくGOOD。 ジャズファンだけではなく、ポップス・ボサノバが好きな方にもオススメです。 |
イン・ザ・サン評価:★★★★★
前作2作同様にジャズファンでなくても、十分魅力的なアルバムです。 選曲は以前より多彩かなって感じがします。ボサノバっぽいものもあったり、ドラマティックなものもあったりで、 飽きさせないですね。 原曲は誰が歌ってるのかなって、気になって色々調べる面白さもありますね。とにかく、歌が上手いので安心して聞けて、ほっとする感じがします。程よい色っぽさと、軽やかさが私にとっては 「癒し系」ですね。 次はどんなのでくるのかなぁと期待もさせてくれます。 |
ライフ・タイム(完全限定生産/紙ジャケット仕様)評価:★★★★★
マイルスのもとで17歳でデビューするという天才ぶりを発揮したトニー・ウイリアムスは60年代ジャズドラムの革新者でもある。パルスを生む細分化されたシンバル・ワークやアクセント十分なスネアやバスドラはこれまでのハードバップ・ドラマーにない新しい世界を開示した。このアルバムはサム・リバースの参加からもわかるようにフリー・フォームな要素を取り入れたもので、一般的にはなじみにくく難解に聴こえるかもしれない。しかしトニーのひらめき、緻密な構成力は見事で、完成度の高い内容に仕上がっており、新たな時代の息吹を感じる。ジャケットのデザインも素晴らしく、弱冠18歳のリーダーの意気込みを伝えている。その名もライフタイム、すなわち人生そのもである。 |
スタン・ゲッツ&ビル・エヴァンス+5評価:★★★★
スタンゲッツにしろビルエヴァンスにしろ、ワタクシのようなトーシロウ的にはろまんちっく系でくくってしまうところがありますね。このふたりの共演盤ということでどんな魔法が起こりたつやら、.....と思って聴くと意外にもというか、やっぱりというかゲッツはゲッツでエヴァンスはエヴァンスという感じ。特に驚くべき化学変化は起きないのでした。そんなわけで、このアルバムの評価は一般的にはそんなに高くないようですが、意外とアップテンポで硬派に切り刻んでいくタイプにかっこいい演奏が多い。そんな中、エルヴィンジョーンズのハチャメチャどかどかドラムが炸裂する6.グランド・ファーザーズ・ワルツが白眉。とても美しいメロディーの曲なのだが、このエルヴィンのどかどかに煽られてエヴァンスがあやや、的によろめくにもかかわらず相変わらずクールに切り裂くゲッツのテナーがかっこいい。相当ミスマッチ感があるのだが(ナイト&デイはそのまんまの感じだな)この曲とメリンダではいい感じに成功してると思うんだな。 |
ポーラーAC(紙)評価:★★★★★
基本はスモールコンボ+ストリングスという構成。メンバーは豪華で、ジョージ・ベンソン、ロン・カーター、ジャック・ディジョネット、ヒューバート・ロウズ等。 このアルバムで私が一番好きなのは表題曲。この「POLAR AC」という曲は、シダー・ウォルトン作の「FANTASY IN D」と同じ曲である。この曲はジャズ・メッセンジャーズ時代には「UGETU」という曲名で演奏されており、それにはフレディ・ハバートもシダー・ウォルトンも参加していた。同じ曲だが、「POLAR AC」、「FANTASY IN D」、「UGETU」と3つの曲名が存在している訳だ。このアルバムでの「POLAR AC」はジャック・ディジョネットのドラムがカッコいいということに尽きる。ドラムについて技術的なことは分からないが、このフレキシブルなビートにしびれてしまう。フレディ・ハバートのソロも好調。ヒューバート・ロウズのソロもとても良い。 収録曲はどれも水準が高く、ドン・セベスキ−がアレンジしたストリングスがかぶせてあるので、いかにもCTIといったサウンドである。CTI好きであれば間違いなくはまる音。あまり知られていないアルバムであるが、私が一番聴いたフレディ・ハバートのアルバムは間違いなくこれ。 |
イパネマの娘評価:★★★★★
ボサノヴアと言えば小野リサ、という域からなかなか抜けれなかったのですが、先日のヨーヨーマーとの日本でのセッションを聴いてからすっかりホーザ・パッソスに興味を持ち、この作品を購入してみました。ホーザがボサノヴァのスタンダードナンバーを歌っているので、ボサノヴァ初心者にとっては大変適した作品です。洗練されていて魅力的な声を持つと名高いホーザのこのアルバムは、その期待を裏切らない仕上がりではないでしょうか。 |
琥珀色の時間~THE COLLECTION OF SUNTORY WHISKY CM~評価:★★★★★
早速聴きました。 どの曲も「癒される−」といった感じでした。 注目は石川さゆりの「ウイスキーが、お好きでしょ」。 「えっ、これ石川さゆり!?」と思ってしまいました。普通、演歌歌手の方はどんな唄でも軽くこぶしが入っていたりするのですが、これは全くありません。とてもあっさり歌い上げていて、「このままジャズ界にデビューしてもいいのでは」と思ってしまうくらいです。 とてもオススメのアルバムなのでみなさん一度聴いてみてください。 |
処女航海評価:★★★★★
ジャズを聴いたことのない私でも知っているハービー・ハンコック。 とっても良かったです!! 海にちなんだ楽曲ということでしたが、とっても耳障りが良いです。 目を閉じて音楽に耳を澄ませば・・・うっとり。 そんな気分にさせる一枚です! |
スピーク・ライク・ア・チャイルド評価:★★★★★
美しくもミステリアスなホーンのアンサンブル、スインギーなベースとドラム、そしてリリカルなハンコックのピアノ。『スピークライクアチャイルド』、『ライオット』、『ラウンドトリップ』等の名曲を収録。ブルーノート時代のみならず、ハンコックの全キャリアを振り返っても、屈指の名盤といえます。 |
哀愁のマタドール評価:★★★★★
トミーフラナガン(pf)とのデュオ(#6)はすばらしい! このデュオでも一枚アルバムを出して欲しかった。。。 |
アウト・ゼア評価:★★★★★
PrestigeのDolphy作品としては、私が昔LPで聞いた時には異質に感じた作品であった。しかし久しぶりに(約20年ぶりに!)CDでじっくり聞くと、彼の音楽(Jazzに限定していない)に対する貪欲な姿勢が当時としては突出していた事が分かる。とっつきにくいかも知れないが、聞いた後に充実感が残る作品である。音質も申し分ない。よし!prestige時代の作品は全部CDで揃えよう!。 |
ファー・クライ+1評価:★★★★★
Booker LittleとはFive Spot のライブがあまりにも有名だが、これはDolphyの作品の中では絶対にはずせない。収録された曲はこの後の彼がライブで演奏するおなじみの曲ばかりだ。しかし本当にBooker Littleは素晴らしい才能を持った人だったんだなー。その死はあまりにもあまりにも早すぎる(白血病とはいえ)。Left alone,It's magicはいつ聞いても涙がでるほど切ない。廉価版で再発だなんて・・・買いだ! |
ザ・ケリー・ダンサーズ評価:★★★★★
後藤雅洋さんが「真っ黒」、そしてグリフィンの最高作と書かれていたので、購入しました。 確かに真っ黒。「ハッシャ・バイ」がやはり一番いいと思います。ややこしい能書きなんて置いといて、何も考えずに「あ−、気持ちええ−」と楽しんで聴くアルバムでしょう。そういう意味では、グリフィンらしい音やなぁ。控えめながらキレの良い、このピアノは?と見ると、バリー・ハリス。う−む、これまた、派手ではないけど、ええ仕事してまんなぁ。 |
ザ・リアル・マッコイ評価:★★★★
フロントにジョー・ヘンダーソンを迎え、コルトレーン・バンドの僚友エルビン・ジョーンズをリズムに据えた、マッコイの自信作。あのマイルスに言わせるとマッコイは、「コルトレーンとやっていない時はクソだ!!!」となるらしいが、どっこいそうでもない。確かに、親分のコルトレーンをバックアップするのにはそれなりに緊張感漂うだろうが、ここでのマッコイは真摯に自分の音楽に取り組んでいる。エルビンもあまり激しいプッシュはせずに、どっしりとバックアップしている雰囲気がよく感じられる。マッコイらしさ全開のブルーノート作品である。 |
ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジェーン・モンハイト評価:★★★★
彼女の魅力が一枚に凝縮されたアルバム。はじめて聴く方にも是非お勧めしたい。艶やかで情感たっぷりの歌声は、一度聴いたら病みつきになります。 |
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