The Wes Montgomery Trio評価:★★★★★
ウェスモンゴメリーはフェイバリットギタリストの一人だが、オルガン奏者との共演は興味深いものがある。ジャズ喫茶でこのラウンドミッドナイトを弾かれた時は本当にまいった。 美しすぎて涙がこぼれた。 |
Incredible Jazz Guitar評価:★★★★★
アルバムタイトルにあるようにまさに信じられないようなギターとはまさにこの事でしょう。 タイミング、独創性、メロディー、スリリング、感受性、ギターを評価する時のポイントを軽く100点満点以上で引き倒す圧倒的な存在。彼こそがセコビアと並んで真の意味でのギターの巨匠であるのではないか。 このアルバムの特徴として、音色がちょっと硬く、フレーズもジャズ硬派向けの感じがする。 やわらかい音色、暖かい感じ、でもスリリングさを求めるならば、彼のウイントンケリーとの共演盤がベストだと思う。 この二つを聞いた後、彼を好きになるか否かを決める事をウェス初心者にはお勧めしたのである。 |
Full House評価:★★★★★
私事で恐縮だが、土曜の午後5時頃には必ずこのアルバムのタイトルチューンを聞いてしまう。 昼過ぎまで眠り、遅めの昼食を腹に収め、一週間の緊張からようやっと回復し、さて、これからどうしよう?という時間帯に、軽くビールでも飲みながら聴くと、週末の夜気分は最高に盛り上がる。 これはとりもなおさず、ウェスのリラックスしたプレイと、ウィントン・ケリー・トリオのかっちりしたリズムと、何よりも「お祭り男」、ジョニー・グリフィンの華のあるサックスが、気持ちを上げ気味にしてくれることによる。 結局どこにも行かなくても、どこかに行ってハメをはずしまくっても、大人がハジケるキッカケとして、最高にカッコイイ曲。 |
So Much Guitar評価:★★★★★
ジャズギターファンなので、正直どれをとっても大感動なのですが、twisted blues 大大大好きです。 ウェスが好きな方、是非です。 この人のギターは、特に批評するまでも無くいいと思っています。 もちろんこのアルバムも、その一枚です! 評論家じゃないので、この辺で。 |
Bags Meets Wes評価:★★★★★
1曲目の"S.K.J"のミルトとウエスのユニゾンでのブルージーなテーマで、 まずノック・アウトです!ミディアム・スローのブルース。とてもクールで 最高です。"Stairway To The Stars"は、とても美しいバラードです。 ミルトのバイブを聴いていると、時を忘れてしまいそうな感覚に陥ります。"Blue Roz"は軽快なビ・バップ・ナンバーです。リズム隊はウイントン・ ケリー(p)サム・ジョーンズ(b)フィリー・ジョー・ジョーンズ(Ds)とこれ 以上は無い最高のメンバーです。"Sam Sack"でのフィリーとジョーンズの ソロ・交換の後のジョーンズのベース・ソロは短いながらも聴き所です! 全て良い出来で、聴かれると、愛聴盤になる事は間違いないと思います! |
Boss Guitar評価:★★★★★
ウェスのアルバムの中でもポップやラテンの色が見られるアルバ ムです. 1曲目には有名な「ベサメ・ムーチョ」が収録されており,ウェ スお得意のオクターブ奏法を交えたソロやオルガンのソロが心地い い.Take2との微妙?な違いを楽しむのも一興です. アップテンポな「Trick Bag」や「Breeze And I」も大のお気に 入り. 「Days Of Wine And Roses」(酒とバラの日々)でオクターブ奏 法を練習した昔が懐かしい・・・ |
Guitar on the Go評価:★★★★★
ジャズギターと言えばウエス!!ウエスのCDではハズレはありません。しかもコマーシャルソングなどは入っていません ジャズスタンダードのみが演奏させています。あのウエスのオルガントリオのメローな演奏が楽しめます。おまけのボーナストラックとしてウエスのソロギターの演奏が聴けます。 |
A Day in the Life評価:★★★★★
ウェス大先生によるポップソング集である本作品は何と言っても名曲群を先生がどう仕上げているかを聞いているだけで幸せになれる名盤。 ギターを知れば知るほどこの演奏の素晴らしさに気づくのである。確かに趣味は人によって違うわけだから、万人向けではないにしろ、軽やかなアレンジ(60年代ポップみたいな)が好きな人にはもってこいでしょう。 ウェス先生のギターはどんなフォーマットに乗せても輝くのだという事 証明してくれます。 |
Road Song評価:★★★★★
いわずと知れた、ウェスの遺作ですが、僕は最近まで、聞いた事がありませんでした、、、 後期のウェスは、ソフトで抵抗がと思っていたのですが、買ってみて最初はといいますと、やはり、抵抗がありました。 しかしながら聞けば聞くほどに、ウェスの良さを実感できるようになり、大好きになりました。 ソフトな曲というのは、個人的にはあまり好きではないのですが、このアルバムは、大好きです。 買って聞けば分かるといった感じです。 |
Smokin' at the Half Note評価:★★★★★
ウエスの"Halfnote"でのライブは、ジャズ・ファンだけではなく他のジャンルでも、ギターの好きな方にもお勧めです。1曲目の"No Blues"でのウエスの"オクターブ奏法"は驚きのテクニック!連発で、ピアノのウイントン・ケリーも自分のソロを忘れて、聴きほれています。ケリーのソロが思い出したように出てくる所も聴きでしょう!"Four On Six"での、ウエスのクールなブルース感も最高です。あまり多くは書きません。有名すぎる伝説のギター・アルバムですから。"No Blues"でノック・アウトをされてみて下さい! |
Fingerpickin'評価:★★★★
ウエスはともかくとして、モンゴメリー・ブラザーズのバディとモンクって知られているようであんまり語られないミュージシャンですね。バディのビブラフォーンって繊細な感じであまりハデでなく、特に個性的っていうわけじゃないんだけど、小粒ながらキラッと光る魅力あるジャズマンだと思います。深夜、落ち着いた感じの音楽が聞きたいときに彼のビブラフォンがピッタリくるのではないでしょうか。−−−(−除く)ではウエス、バディがフロントのカルテットでの演奏ですが曲によってはウエスより目立っていたりしています。 また、−−−までのセッションではtpのフレディ・ハバード、あと私も知らないtsが2人という編成になっておりますが、ハバードとウエスが特にからむということも、アレンジが凝っているということも無く、各人が快調なソロをプレイを披露するという内容になっております。 |
Jazz Guitar評価:★★★★
激安(\634)だが、安かろう悪かろうではない。演奏も良いし録音もこの時期としては平均的な普通のアルバムなので、買って損はない。1965年のパリでのライブで、ハロルド・メイバーン(p)、アーサー・ハーパー(b)、ジミー・ラブレス(ds)とのカルテットでの演奏。メイバーンは昨年日本から新譜が発売されている、JAZZ界の重鎮である。65年といえばウエス突然の死の3年前であり、既にギタリストとしての名声を確立していたが、この後はイージーリスニングの方面に進むため、ジャズ・プレイヤーとしてのウエスはこの時期が最後に当たる。なおこの年にはウイントン・ケリーとのハーフノートでのライブ盤が傑作として名高い。従って当盤においてもウエスはジャズギタリストとしての才能を十二分に発揮しており、じっくり聴くに値する演奏である。 |
Tequila評価:★★★★★
ウェス先生のラテンアルバムです。ラテンのリズムでもウェス先生のギターはダイナミックでメロディアス、そして色気があります。 これを聞いたときは、この手の先生の名盤”A day in the life"や”California Dreaming"よりも現代人の私たちに響くと感じました。 ジャズはラテンと程よく融合すると思いますが、これがギタリストとしては先駆的なアルバムではないでしょうか? |
Wes Montgomery's Finest Hour評価:★
ウェスのファン、とくにジャズギターを聴きたいのなら、このアルバムは買う必要がありません。 すべてのトラックは、オリジナルからのピックアップ(オルタネートテイクですらない)なので、メジャーなアルバムを持っているファンにとっては、あれ? これはあそこで聴いた、これは確かあのアルバムで、の連続になります。初めてウェスを聴く人、しかも、ジャズギターというより、イージーリスニング的なものを期待している人には過不足ないかもしれません。 ただ、それならウェスじゃなくてもいいのはいっぱいあるので、ウェスファンとしてはどっちかというと聴いて欲しくないアルバムです。 それでウェスもお金を儲けられたしメジャーにもなったのですから。。。 ただ、当時ならいざ知らず、名声が確立した今、改めてこれを聴く必要はないばかりか、誰もこのアルバムを求めていないような気がするのに、どうしてこんなの出すのでしょうかねえ。 間違えて買っちゃったじゃないかっ!! |
ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウィントン・ケリー・トリオVol.2評価:★★★★★
ウエスモンゴメリー(超有名ギター奏者)、ウイントンケリー(最高にファンキーでブルージーなピアニスト)の2大競演による上質のライブアルバム。このアルバムではウイントンケリートリオにモンゴメリーがゲスト出演という形で演奏されている。どこから沸いて出てくるのか不思議なウエスのギターフレーズ。そして、オクターブ奏法、微妙なタッチなど完璧なテクニック。彼こそジャンルこそ違うがセコビアと並ぶギターの巨匠だと思う。 このライブでは彼の想像力、演奏力が十分に楽しめる。 それをウイントンケリートリオがそれと対等な演奏を見せてくれる。 長年一緒にやってきたような素晴らしいバンドサウンド。 ロックファン(私はそうですが)にも是非お勧めの一品。 |
ダウン・ヒア・オン・ザ・グラウンド評価:★★★
クリード・テイラーのプロデュース、ドン・セベスキーの編曲によるA&Mレコードのウエス・モンゴメリーのイージーリスニング・ジャズ。シリーズ一作目の「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」に続く67年発売の第2作。「思い出のジョージア」など例によって聴き易い曲ばかり。このシリーズ、他にもジョージ・ベンソンやアントニオ・カルロス・ジョビンなどもあり、ジャズファン以外ににも大ヒット。白の統一されたデザインで、40年近く前のものとは思えないほど粋だ。コアなジャズファンは、なんとなしに軽く見るが、疲れた時の癒しの1枚。重いジャズは苦手な人にも。(松本敏之) |
Bags Meets Wes!評価:★★★★★
1曲目の"S.K.J"のミルトとウエスのユニゾンでのブルージーなテーマで、 まずノック・アウトです!ミディアム・スローのブルース。とてもクールで 最高です。"Stairway To The Stars"は、とても美しいバラードです。 ミルトのバイブを聴いていると、時を忘れてしまいそうな感覚に陥ります。"Blue Roz"は軽快なビ・バップ・ナンバーです。リズム隊はウイントン・ ケリー(p)サム・ジョーンズ(b)フィリー・ジョー・ジョーンズ(Ds)とこれ 以上は無い最高のメンバーです。"Sam Sack"でのフィリーとジョーンズの ソロ・交換の後のジョーンズのベース・ソロは短いながらも聴き所です! 全て良い出来で、聴かれると、愛聴盤になる事は間違いないと思います! |
アット・ジャズ・カフェ評価:★★★★★
ジャズ初心者のわたしが、高田理香さんのイラストにつられてジャケ買いしましたが、ひさしぶりにいいお買い物が出来た!と思えるくらい、ステキなCDです。お昼の午後には、お気に入りのコーヒーで。 疲れた夜には、ちょっと良いカクテルで。 敢えて雑誌は開かず、閉じたまま。 ジャケットのように、耳を澄ませて。 カフェや洋書屋さんで流れているような、聴きやすいジャズです。 |
アット・ジャズ・カフェ・アネックス評価:★★★★★
ジャケ買いしたCDです(笑)前から、ジャズとボサノバのCDが欲しかったのですが、こんなに可愛くて素敵なイラストのCDに出会えて即買いしました♪聞いたら、また凄くよくてジャズCDデビューの私にはぴったりでした♪ 全シリーズ揃えたいです!! |
ア・デイ・イン・ザ・ライフ評価:★★★★★
1曲目の「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」の重いイントロが流れ、さりげなくウェスのオクターブ奏法によるテーマがインしてくる。その途端、ハアと溜息がでる。かっこいいのである。ドンセベスキーのアレンジメントが、ウェスのギターの一番オイシイところを、さりげなくバックアップする。確かに、ウェスのギターが聴きたい、という方には物足りないかもしれないが、このかっこよさを聞かずして、フュージョンやスムースジャズを語ることはできないだろう。時代を越えた名盤、と太鼓判を押す。 |
夢のカリフォルニア評価:★★★★★
1曲目の「CALIFORNIA DREAMING」からいきなり、♪何ともいえないリズミカルな感じがいい!私はウェス・モンゴメリーという偉大なギタリストのことをまったく知らずして、ただこの何とも洒落た60年代後半雰囲気が漂う・・・ジャケットの写真に魅せられて購入しましたが、本当に内容も素晴らしいジャズギターのアルバムでした。聴き飽きしないので・・・ちょっとお洒落にオトナのくつろぎの時間のBGM♪としては最高ではないでしょうか? |
ダイナミック・デュオ評価:★★★★★
キーボードを弾くのが趣味の私にとって、ジミー・スミスのアルバムはとても気になる存在。聴いていてノッテくると勝手にジャムっちゃうくらい(←相当下手ですが)大好きです。ジャズオルガン奏者のリーダーアルバムって意外に少ないんですよね。その中でもジミースミスは先駆者として名高いし、そのフィーリングがたまらなくいいのです。本作はビックバンドとのスリリングな競演。しかもジャズ・ギターの名手ウェス・モンゴメリが一緒となれば、もう、ジャズファンは聴くしかないでしょう!ジャズは「もったりとして暗い」って思っている人にこそ、是非聞いて欲しい。聞いた後、なんとも言えない爽快感が残ります。CD購入から10年聴き続けてますが全然飽きない、いや、どんどん好きになっている。噛めば噛!むほど味のでる、そんなアルバムです。 |
アット・ジャズ・カフェ・ヴァカンス評価:★★★★
普段はノリノリの曲ばかり聴いている自分ですが、何を思ったのかジャズやボサ・ノヴァのCDを購入しました。 初めてジャズ、ボサ・ノヴァのCDを購入したのがこのCDなんですが、なかなか聴きやすくてよかったです。 このCDの中でも『マウンテンフライト』や『ジャングルフィーバー』、『ガールトーク』、『ビリーズバウンズ』は自分好みで好きになりました。 ビールやワインを飲みながらくつろぐときに聴くといいかもしれません。CDのジャケットはけっこうお洒落です。 |
ロード・ソング評価:★★★
クリード・テイラーのプロデュース、ドン・セベスキー編曲で世界的にヒットさせた67年のアルバム「ア・デイ・インザ・ライフ」に続いて、68年に作ったシリーズ3作目。ビートルズナンバーの「イエスタデイ」とか、「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」いい曲ばかりだ。全盛期のウエスに比べたら、たしかに出来はよくない。コアなジャズ・ファンは商業主義的と、バカにする。でも、ちょっと待ってほしい。軽いイージーリスニングだっていいんだ。ウエスのおしゃれな1枚。人間関係に疲れた時、癒してくれる。 (松本敏之) |
アット・ジャズ・カフェ・ホワイト・ブレンド評価:★★★★★
このCDは、ジャケットのイラストのように暖かい部屋でほんわかとした気持ちで聴きたい一枚です!聴いてるうちに、ほんわかしてくるんですけどね−(笑)クリスマスやバレンタインに、聴くというより部屋に自然に流したいCDです♪ |
フル・ハウス評価:★★★★★
ウエス・モンゴメリーとジョニー・グリフィンの共演盤だが同時に当時のマイルス・デイビスのリズム・セクションとの共演でもあり、オールスターの豪華な顔合わせが実現したセッション。当時のウエスはオクターブ奏法によるアドリブを引っさげ比類なきテクニックと楽想の豊かさでジャズギターの新星として注目されていた。一方のジョニー・グリフィンもモンクとの共演などを経て、ロリンズ、コルトレーンらとならぶ重量級テナー・サックス奏者としての地位を築き上げていた。併せて、ウイントン・ケリーも最も脂の乗り切っていた頃であり、ノリのよい実力派がスリリングでなライブを聞かせている。標題曲のフル・ハウスはもちろんブルーン・ブギ、降っても晴れてもなどいずれも劣らぬホットでソウルフルな展開がご機嫌である。アイヴ・グロウン・アカスタムド・トゥ・ハー・フェイスではウエスのソロが聞かれ、デリケートな一面も除かせている。ジャズの楽しさを無条件に伝えてくれる名盤だといえる。 |
夢のカリフォルニア(紙ジャケット仕様)評価:★★★★
−もし、あなたの彼女や彼氏がイームズの椅子やデロンギのオイルヒーター、B&Oのオーディオを欲しがっていたり、すでに持っているような素敵な人だったら、この素敵な 紙ジャケットにパッケージングされたCDを送りましょう。 演奏もアレンジも素晴らしいこの名盤が、世界のオノ・セイゲン氏の手によって素晴らしい 音質で甦りました。 ホントにあらゆる意味で−−おしゃれな作品です。 いつかお二人が結ばれたとき、結婚式で、初めて贈った(贈られた)CDが「ウェスの夢の カリフォルニア」でしたと司会者がコメント、なんて。かっこいいじゃないですか。 もちろん、時分のために買っても損はしませんよ。 66年の作品です。− |
フル・ハウス+3評価:★★★★★
1962年6月、San Francisco でギグを行っていた Miles Davis Sextet から、Wynton Kelly、Paul Chambers、Jimmy Cobb のリズム・セクションを借りて、Berkeley は「Tsubo」というコーヒー・ハウスで Wes が行ったレコーディング・セッション。 元々ライブではないので別テイクも繰り返しているが、コーヒーハウスは噂を聞いて集まった人々で溢れかえっていて、結果的にライブの雰囲気を重ねたレコーディングとなった。ちなみに、Johnny Griffin と Wes Montgomery はこれが初顔合わせ。 聴衆のざわめきや掛け声などの反応が、いかにもジャズを聴いてノッっているアフリカン・アメリカンの感じが出ていて最高。Wes のギターが絶好調なのはもちろん、Johnny Griffin のテナーもメリハリが効いている。曲想のはっきりした勢いある曲が続くのも魅力。人の集まりで流すと、場の気分も盛り上げてくれる。 |
新たなる冒険(紙ジャケット仕様)評価:★★★★★
まさに脂ののった演奏って、こういうのを言うのでしょう。 ギターとオルガン、違う楽器が見事に融合しています。 アグレッシブな感覚で、ジャズを料理し、かつオーソドックスに魅せる。 そんな感じです。 聞いてて心地よい。まさにその一言です。 |
ア・デイ・イン・ザ・ライフ評価:★★★★
67年にクリード・テイラーがプロデュースして、イージーリスニング・ジャズの大ブームを全世界に起こした1枚。「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」などのビートルズ・ナンバーに加えて「柳が私のために泣いている」などのモンゴメリーのオリジナル曲も。バイオリン、フルート、ヴィオラなどのオーケストラにハービー・ハンコックのピアノ、ロン・カーターのベースと、豪華絢爛。フル・ハウスなどのモンゴメリーの超名盤以外認めないジャズ・ファンは、出来が悪いと言う。でも楽しく軽いウエスもいいじゃないの。カーステレオで聴くのにもピッタリ。ジャズの間口は広いほどいい。この盤以外に「ロード・ソング」など同傾向の盤を2枚出しているが、この盤がベストの出来。聴いていて、ほんとうに楽しい。(松本敏之) |
フル・ハウス+3評価:★★★★★
1968年、わずか43歳で永眠したウエス・モンゴメリーがリバーサイド・レーベルに残した傑作。1962年の録音で、後年、演奏力の衰退がはなはだしかったウイントン・ケリー(ピアノ)もこの当時は絶好調。決して一流とは言えないジョニー・グリフィン(テナーサックス)もライブとあって渾身の演奏を聴かせる。ポール・チェンバースのベースはもちろんいい。表題曲のフルハウスのノリもいいが、一転して静かな2曲目の「アイヴ・グロウン・アカスタムド・トゥ・ハー・フェイス」や「降っても晴れても」「ボーン・トゥ・ビー・ブルー」など、いい曲が目白押し。後年のA&Mレーベルのイージーリスニングジャズ路線もいいが、後年のウエスしか聴いたことのないファンにぜひ勧めたい一枚。(松本敏之) |
インクレディブル・ジャズ・ギター評価:★★★★★
ウエス・モンゴメリーと言えば、A&Mレコードからリリースされたビートルズナンバーなどのイージーリスニングジャズのアルバムが有名で、また売れているが、このアルバムはウエスの原点であり代表作。1960年発売の、このアルバムで一躍ジャズ・ギターの頂点に立った。ギターは独学、譜面も読めなかったウエスだが、独自のオクターヴ奏法から生み出される音はダイナミック。ピアノは「名盤の陰にトミフラあり」と言われるトミー・フラナガン。一曲目、ソニー・ロリンズ作曲の「エアージン」、二曲目はビル・エヴァンスの演奏でも有名な「ポルカ・ドット・アンド・ムーンビームス」と美しい曲が並ぶ。余韻の長いメロディアスなギター・プレイだ。わずか43歳で他界したウエス。代表作であり、最高傑作でもある。夜、お酒を片手に聴くと、しんみりしてくる。(松本敏之) |
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