ハウズ・エヴリシング評価:★★★★★
その場にいられなかったのが残念!日本ジャズにとっても歴史的なライブを収録しています。グルーシン、スティーブガッドなどサイドメンも充実のラインナップ。こんなメンバーそろえられるのは貞夫さんしかいない!さらにストリングスがバックを盛り上げます。心地よく吹きまくる貞夫さんの最高傑作です! |
オレンジ・エクスプレス評価:★★★★★
何度も何度も聞きたくなる曲、それがオレンジエクスプレス。発表当時はほとんどの曲がCMに使われていました。初めて貞夫さんのCDを買うならこのCDを聞いてみることをお薦めします。 |
SADAO 2000評価:★★★★
ザビヌルシンジケート、パットメセニーグループへの参加で今をときめくリチャード・ボナのプロデュース・ワークが聴きどころです。大らかなサウンドがとても良い。失礼を顧みずに言えば、このサウンドをサックス抜きで聴きたいと思ってしまいました、すみません。 |
カリフォルニア・シャワー評価:★★★★★
若く才能のあるミュージシャンを積極的に起用し、いろいろな音楽を見事に自分のものにしてしまう渡辺貞夫は、この時期(70年代後半)、日本のフュージョンの牽引役でもあった。 「マイ・ディア・ライフ」よりもリラックスした演奏は、ジャズとポップスの垣根を取り払った、まさにフュージョンの名盤。 |
黒い瞳評価:★★★★★
サックスとドラム(南部の太鼓)の音が最高にいいです。 とくに−がいい。普通の中学生が演奏して歌っています。 国民文化祭のときに作られた曲ですが、中学生がここまで音楽が できるんだっ!と、ナベサダさんのパワーに圧倒されました。 学校の音楽の時間なんか音楽の一片にすぎないことを実感します。 ぜひぜひ、子どもにも聞いてほしい音楽です。 |
モーニング・アイランド評価:★★★★
バックを務めるスタジオミュージシャンの演奏が良い。しかし、残念ながらご本人の書く曲があまりぱっとしない。ジャズ(まあ厳密にはフュージョンですけれども)のプレイヤーにとって、曲は単なるアドリブの素材といえばそれまでかもしれないが、実際フュージョンの世界にもいい曲は沢山あるわけで、そういうトラックがないのが惜しまれる。 |
マイ・ディア・ライフ評価:★★★★★
ジャズの渡辺貞夫がフュージョン界へ一歩踏みだした記念すべき作品。 バックに、若きリー・リトナーをはじめ、デイブ・グルーシン、チャック・レイニー、ハーヴィー・メイソンといった一流セッションメンを従えて、最高の演奏を聴かせてくれる。 タイトル曲は名曲中の名曲。 |
リメンブランス評価:★★★★★
最近ジャズを聞き始めました。マイルスデイビスだのビルエバンスだのソニーロリンズだのと図書館で借りてきて聞きまくっていますが、今ひとつわからないのが正直なところ。そこへ持ってきて何の気なしに借りたナベサダ。おお、なかなかいいんじゃなーい。わかる、わかるよー。心やすらぐよー。という訳でナベサダのCDを集めてみようと思っている今日この頃です。 |
ラウンド・トリップ評価:★★★★
炸裂するソプラニーノ、それのむかうチックコリアのピアノ!最高にスリリングな演奏だ! |
ヴィアジャンド評価:★★★★★
最後に入っている"Doce Sedocao"これで歌っているPamelaが良いです。ハートがあるね。ここで聴かせている歌は彼女自身のアルバムより良いですね。聴く度にはっとします。Romero Lubamboの奥様ですよね。ご夫婦でそろって参加で、全体のまとめはCesarがやってる。良い雰囲気、良いサウンド。できればいつも聴いていたい音楽。一曲目"AFROZIL"がいい感じでスタートすると、もうそこは楽園。いいですね、このメンツでまたやっていただきたいです。 |
渡辺貞夫とシャープ&フラッツ評価:★★★★★
かのシャープス&フラッツをバックに吹きまくる貞夫さん。のびのびと吹きまくる貞夫さんは貴重ですね。 |
EARTH STEP評価:★★★★★
どうしてまだ誰もこのアルバムのレビューを書いていないのかわからないくらい、ナベサダ作品の中でも出来が良い。2曲目のアースステップは大都会を連想させ、4曲目のsangomaは対照的にアフリカの民族音楽のようであり、ヴァラエティに富んでいる。 このアルバムの聴き所は2曲のヴォーカル曲(−と−)で、特に−のウィールネバーノウは、思わずくちずさんでしまうほどの美しいバラードナンバー。貞夫さんのサックスで同じメロディーをくりかえしているが、それを聴いたら 涙が出そうになった。 |
In Tempo評価:★★★★★
これも素晴らしく素敵なアルバムでとってもゴージャス! 僕はこれのツアーを1994年9月2日の金曜日に赤坂プリンスホテルで生で観ています。多分CDとほとんど同じメンバーだったんじゃないかな。ベルマーレのテーマ曲で、ボーカルのウイルソン君がなかなかステージに出てこなかったりして貞夫さんの焦った顔を何故か思い出します。素敵なライブだった。あの雰囲気が全てこのCDに詰まっていますね。ライブに行かなかった人も、このアルバムを聴いたことが無い方もぜひ貞夫さんの楽しい世界をご体験ください。レイラピニュエロも感動的な歌を聴かせてくれます。あの時も今も色あせることのない傑作アルバムですね。 |
ゴー・ストレート・アヘッド・アンド・メイク・ア・レフト評価:★★★
どうもブースで各楽器を区切って録音をしていないようで、和気あいあいと小さなスタジオでレコーディングしたと思しき臨場感はよくでていますが、単に少ない予算でやっつけたような感じもしてしまいます。サックスの音は一聴してナベサダとわかるのは毎度のことで、それは確かに素晴らしい事ですが、いかんせん、プレイがあまりかっこよくないので、いくらワンアンドオンリーといってもさほど楽しめません。プロデュースのバーナードを含め、バックの若い(?)プレイヤーには勢いを感じ、彼等の音をもっと聴いてみたい気がします。 |
ポンキッキーズ・メロディ評価:★★★★
ハッピーになりたいかい?愛が足りない? 希望が足りないって感じている???? なら絶対に買うべし! 僕らにはなんでもできるよ 虚しかったこの世界が、また大好きになるよ。 きっと愛で満ちるよ。 さあ、jump jump, Dance Dance! |
ハウズ・エヴリシング評価:★★★★★
ストリングスを加えての武道館ライブ!サイドメンには、リー・リトナーをはじめ”強者”を揃え、心地よく吹きまくる貞夫さんが最高だ!この会場に足を運べなかったのが残念なほどです。ラストの「マイ・ディア・ライフ」は圧巻!! |
Just Like Old Times評価:★★★★★
このアルバムは70年代初頭の渡辺貞夫のバンドのリユニオン。 かってのサイドメン増尾ちゃんの為に、渡辺貞夫がほとんどの曲に参加。 オリジナルも1曲提供している。ベースはチンさんこと、鈴木良雄。 先月、ビデオアーツからリーダー盤が出たばかりでそこでもナベサダカルテットのリユニオンが実現している。この増尾のアルバムからもう12年たつんだなぁ。 2曲目はソニー・ロリンズのアルバムに増尾が提供した軽快にジャンプする曲。 4曲目「MINOR SAMBA」。スローテンポのせつないサンバ曲。 貞夫さんのアルトと増尾のギターが絶妙な調和を生み出している。 日本人でしかできないジャズだと思う。 7曲目「YOU MAKE MY LOVE BURN BRIGHT」メローでポップなバラードナンバー。ここでも貞夫さんのアルトが曲に映える。 最後2曲はパーカーナンバー「MOOSE THE MOOCHE」と何度も演奏したであろうスタンダード「OLD FOLKS」で締めくくられる。 増尾好秋がギタリスト、作編曲家、バンドリーダー、プロデューサーとしてトータルな能力を備えた音楽家であることを再認識したアルバム。 そして、最後に 増尾ちゃんの音楽は暖かいのだ。 |
ボサ・ノヴァ・イン・トーキョー評価:★★★★
日本贔屓というヘレン・メリルが60年代に東京で録音したアルバム。若き日の渡辺貞夫がアルトサックスとフルートで爽やかな演奏を聴かしてくれている。 メリル本人の歌は、本作では彼女の標準的なグレードだが、2曲だけ日本語の歌が収められており、これらがヒジョ−に怪しい雰囲気を醸し出していて、これらを聴くだけでも、好きずきはあろうが、元を取った気分になれる。 60年代と言うジダイを感じさせるジャケ写と音作り。なかなかお奨め。 |
フィル・アップ・ザ・ナイト評価:★★★★★
むかしこの人の『パーカーズ ムード』『アイム オールド ファッションド』を聴いてその情熱と音楽的な完成度にびびりまくったことを思い出す。世界的なサックス奏者。この作品はややスムーズジャズよりの作品。リラックスして聴ける楽しい作品。プロデュースはラルフ マクドナルドで、暖かい彼の人間性が良く出ている。ハートウォームな作品。 10点中7点。マーカス ミラーやらスティーブ ガッド/リチャード ティー/エリック ゲイル/グラディーテイト=ボーカルで参加しております。聴くとほっとするアルバムだ。 |
アイム・オールド・ファッション評価:★★★★★
76年吹込みのハンク・ジョーンズ(P)ロン・カーター(b)トニー・ウィリアムス(ds)と組んだワンホーン・カルテットでバリバリにアルトを吹いています.渡辺貞夫の作品の中では85年のパーカーズムードと同列のメインストリームジャズ作品です. チャーリー・パーカーの作品は録音が悪すぎてチョッとと思われる方も.これなら乗りまくれることうけあいです. |
ミーニャ・サウダージ評価:★★★★★
2000年12月15日「文化村オーチャードホール」でのXmasコンサートのライヴ録音です。オーケストラをバックにブラジリアンの曲を美しくしっとりと奏で歌い上げています。渡辺貞夫ファンでなくてもお薦めの一枚。 minha は「私の」、saudadeは「郷愁」と言った意味で、英語では nostalgiaとなるでしょうか。 どの曲も、懐かしい感じがして聴き入ってしまいます。秘話ですが、ライナーに書いてある曲順が一部誤っていてディスクと違うのもなんだか嬉しいことですらあります。 |
マイ・ディア・ライフ−音楽生活50周年記念ベスト評価:★★★★★
ジャズ大好きな人も、ジャズ初体験の人も、誰にでも楽しむことが出来る作品だと思います。これぞジャズの大御所って作品もあれば、今の季節にぴったりのラテン系の作品もあったりして。だから、肩肘張らずに楽に聞いて欲しい。疲れた時、ホッとしたい時、頭の思考回路を停止させて、ゆったりとした気持ちで、楽な姿勢で聞いて欲しい。きっと元気になれるはず。聞き終わった後で、自分が元気になれるはず。 渡辺貞夫は、音楽生活50周年、一体どこからこのエネルギーがわいてくるのか不思議なくらい。やっぱり、ジャズって元気をくれるんだろうなぁ… 渡辺貞夫を昔から知っている人はもちろん、本物の音楽を知らない現代っ子にも聞いて欲しい作品です。 |
ザ・ベスト(芸歴50周年記念特別企画)評価:★★★★
ナベサダが"My Dear Life"に始まるFlying Diskレーベルに残した「クロスオーバー」系の演奏からセレクトしたベスト盤である。70年代後半から80年代前半の日本のジャズ・シーンをリードした演奏として懐かしい音源ばかりだが,古臭さは感じない。ここに収められた演奏の中では,"California Shower"所収の曲が最もポピュラーであろうが,"My Dear Life"からのラスト3曲の味わいも捨てがたい。共演者ではLee Ritenourのギターが突出した魅力を放っている。 |
フュージョン パラダイス~オレンジ セレクション評価:★★★★★
現在は「オレはJ-Fusionが好きだ!」と言いにくい時期のような気が しますが、コレを聞くと納得してもらえるような気がしますね。 |
オール・ザット・J-フュージョン評価:★★★★
何故か最近盛り上がってきているフュージョン(特に日本の物)ですが、 70年代後半−80年代前半にかけてのブームを知っている世代には嬉しい限りです。 幾つかの企画ものがありますが、選曲など総合してこのCDはなかなかの良品と思います。 ミュージシャンも幅広く選ばれていますし、個人的には結構好きです。 ドライブのBGMにもお勧めします! |
カリフォルニア・シャワー(XRCD-24bit Super Analog/紙ジャケット仕様)評価:★★★★
本作の魅力は、なんといってもデイブ・グルーシンを筆頭にしたバックミュージシャンのパフォーマンスの素晴らしさにあります。彼等の力なくしてこのアルバムは成立しません。中でもプロデュースのグルーシンの貢献度は絶大。グルーシンのファンに強くお薦めします。 |
ホイール・オブ・ライフ評価:★★★★★
渡辺貞夫芸能生活51年目、・・・て、なんでこんなに老けないのだろうか?無理して若作りしているわけでもなく、かといってこの道50年の頑固一徹でもなく、飄々と自然体で演ってて、その音が自然に若々しいのですよ!フルートで−のようなプレイをしても、全然枯れた味わいにならないのが不思議。森の中を歩くジャケット写真のイメージそのままの、ナチュラルな音。プロデューサーのリチャード・ボナって、昔サリフ・ケイタのバンドに居て、ザビヌルとかメセニーと一緒に演ってた人。 |
バード・オブ・パラダ(XRCD評価:★★★★★
渡辺貞夫というミュージシャンは、ジャンルを超えて様々な形で我々を楽しませてくれますが、このアルバムは私にとって特別な存在です。私が50-60年代のモダンジャズに聞き入っていた中学−高校時代、日本のミュージシャンがここまですばらしいパフォーマンスを発揮してくれることがことのほか嬉しかったことを思い出します。前作アイムオールドファッションではやや堅苦しい印象でしたが、ここでの彼はチャーリーパーカーに陶酔した時期のすべての思いを吐露しており、すばらしいサイドメンをバックに最高の演奏を展開したと思います。多少音程が外れてもほとんど気にならないほど印象に残るアドリブが、本当に素晴らしいです。もしアイムオールドファッションが気に入ったら是非聞いてほしいものです。カリフォルニアシャワーが好きな方で、彼の別の面を知りたい方にもお勧めします。XRCDのため価格が高いのですが、それだけの価値はあると思います。 |
Breeze-cross over best selection評価:★★★★★
このアルバムはAORコンピで有名なBREEZEシリーズのCROSSOVER編です。なべさだやボブ・ジェームスなどメロディアスなフュージョンのヒット曲が多数入っています。 音質も多くのトラックでビクターのK2リマスター版がリリースされた後ということもあって非常に良いです。 中でも最後に収録されたアジムスの「フライ・オーバー・ザ・ホライズン」がお勧めです。NHK-FMでかつてオンエアされていたクロス・オーバ・イレブンの曲です。 アジムスのアルバムを買わなくてもこのコンピを1枚買えば、この曲だけでなく、フュージョン全盛期の雰囲気を味わうことができます。お勧めです。 |
スケッチズ・オブ・ネイチャー評価:★★★★★
世界で一番有名な日本人のジャズプレイヤーと言えば、渡辺貞夫さんですよね。ただ、私は彼の作曲能力にこそ本当の意味の素晴らしさがあると思います。歌がいっぱい。彼のプレイもご自身の作ったメロディに当然のようにマッチして素敵な世界を作り上げていますよね。これはベストなのですが、通して聴くとあらためて彼の凄さが分ります。最後の曲は、2005年日本国際博覧会のやつですよね。ああいつものメンバーだな。それだけでOKです。 |
ジプシー’66評価:★★★★
まさにジプシー。淡々と反復しつづけるギターリフは、荒野をひたすら歩きつづける ジプシーをイメージさせるに十分です。1曲目のビートルズのカバー曲「イエスタデー」は、 あまりにもドライで、違う曲にすら聴こえます。 また、若き日の渡辺貞夫がフルートで参加していることでも有名です。ガチャガチャしたウルサイ音はないです。むしろマッタリしています。 しかし、ものすごくドライなのです。 はっきりと好き嫌いが分かれるものと思います。 でも、何時の間にかじわじわと好きになってくるタイプの音楽なので、 一回聴いて止めてしまうのはもったいないですよ。 |
オレンジ・エクスプレス(3ヶ月期間限定盤)評価:★★★★★
私が、始めてジャズのコンサートに行ったのが、貞夫さんのオレンジエキスプレスツアー。このCDを聴く度にあの時の中野サンプラザのステージを思い出します。ソプラニーノは最近あまり演奏しないようですが、このCDでのちょっとうわずった音使いが私は好きです。マーカスミラーがいるし、リチャードティもいる。ジョージベンソンも、ボビーブルームも、そしてもちろんデイブグルーシンもみんな熱い音を出していて、非常に心地よい気分に浸れる彼の最高傑作の一つ。Straight to the topでの、彼の素晴らしい突き抜けるようなソロと、エリックゲイルや、デイブグルーシンと、リチャードティの、グルーブ感あふれるプレイが何度聴いても凄い。 なんと言っても、全体的に音楽の楽しさが伝わってくるところが素晴らしいと思います! |
breeze~AOR J-Selection Cruising評価:★★★★
コンピレーションアルバムなんてなかった当時、自分でせっせとお気に入りのCD作ってましたよね。夏をイメージしたCDだと思うのですが、まるでおもちゃ箱ひっくりかえしたような曲揃え、でも30歳後半以上の方なら嬉しいCDだと思います。同じCDで大滝詠一、稲垣潤一・アン・ルイス、南佳孝、石川セリ、村田和人、佐野元春、スターダスト・レビューが聞けるんだから文句は言えません。特にアン・ルイス の恋のブギ・ウギ・トレインすっごくよかった!!これ聞きながらジムでエアロバイクがんばっちゃいます。 |
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