ダンディズム評価:★★★
実力派同志のデュオアルバムと選曲(チック・コリアの『スペイン』など)にひかれて買ってみましたがどうも今一歩です。緊張感溢れるバトルではないし、ものすごくリラックスというわけでもなく。特に小曽根真が実力を出し切れていない気がします。 |
スターライト評価:★★★★★
このCDは、小曽根さんのお若き頃の作品です。今ほど難解ではなく、サラッと・・・さわやかな感じ! 聞いていると、心が晴れやかになります。 |
パラダイス・ウィングス評価:★★★★★
小曽根さんのCDの中で、一番親しみやすいCDです。なぜなら、MALTAさんのプロデュースだから! 小曽根さんのCDは難解なものも多くて、一般向けしないものもありますが、これならだれでもOK! 特に7曲目に JAZZ ORGAN に音色が効果的に入っているのがすてき! |
ウォーク・アローン評価:★★★★★
ストリングスをバックに、ピアノの調べが実に軽やかだ。 夜明けのNY、移り行く季節、哀愁、恋の予感、回想、明日への希望。 映画のワンシーンのように彩られた音楽の数々が、心に深く染み渡る。 それは小曽根真の感性が描いた、90年代のNYの息吹でもある。 |
ディア・オスカー (オスカー・ピーターソンに捧ぐ)評価:★★★★★
敬愛するオスカー・ピーターソンへ捧げたアルバム。 11歳の小曽根少年の人生を変えたオスカー・ピーターソンだけに、 アルバム制作への意気込みは並大抵のものではなかっただろうし、 曲の選考に到っては、かなり熟考したことだろう。 そしてそれは、スィング感溢れるプレイと、 メロディアスな曲調であるオスカー・ピーターソンの魅力を余すことなく伝えながら、 小曽根真ザトリオの音楽観を散りばめた 素敵なアルバムに仕上がった。
「シティ・ライツ」のしなやかさ、 「ホイートランド」の子気味良いリズム、 「枯葉」の哀愁漂う世界が、 オスカー・ピーターソンへの想いと共に聴こえてくる、 そんなトリビュートアルバムだ。 |
ブレイクアウト評価:★★★★★
◆94年リリースで、小曽根真さんのアルバムの中では一番古いものですが、当時からお気に入りで、今日まで何度となく聴いた大好きなアルバムです。特にjazzが好きでなくても、癒されたい時にはオススメです。どこまでも美しいピアノの音色が、心にたまったほこりを洗い流してくれそう。静かな夜や雨の日、お食事の時などにも好適です。◆6曲目の”PURE THOUGHTS”という曲が、かなり昔のカネテツデリカフーズのCMバックに流れていて、何てきれいな曲なんだろう。と思ったのが、このCDと小曽根真の音楽に出会ったきっかけでした。『真っ白いワンピースを着た澄んだ目の美少女(つみきみほ)が、森のせせらぎの石と石の間を素足で跳ね渡っていく』というような映像で、この映像と曲調が、素晴らしくマッチして!、いかにも混じりけのないみずみずしい感じでした。企業が出したかったであろう”無添加””PURE”というイメージを、そのまま表現していたと思います。◆その他の曲も素晴らしく、優しい曲あり、テンポのある楽しい曲あり、何度聴いてもいいです。音に気品を感じる、本当に買って良かったと思えるアルバムです。 |
ネイチャー・ボーイ評価:★★★★★
ジョン・パティトゥッチ、ピーター・アースキンとのコラボレイトアルバム。 小曽根のアレンジが冴え渡るのは毎度の事だが、 今回はニール・セダカの「雨に微笑みを」が、 ジャズアレンジでサビを聴かせる心憎い演出となっている。 「クリスマス・ソング」は、パティトゥッチのベースが染み渡る、 しっとりとした大人のスタンダード。「オーニソロジー」や「オール・オブ・ユー」は、 軽快なピアノタッチで、スィング感も余すことなく伝えてくれる。 「ビフォー・アイ・ワズ・ボーン」は、唯一のオリジナル曲で、 琴線に触れるような美しいスローナンバーのバラードだ。 小曽根真のスタンダードは、 ジャズの楽しさを存分に伝えるスタンダードだ。 |
ノー・ストリングス・アタッチト評価:★★★★
アーティストとしての欲求の満足と批評家筋・ファン層からの高い評価の両方を得て、まさに円熟期に入ってきた小曽根真が、ラテン・フレイバーをスパイスに、貪欲に新しい挑戦を始めたCDです。安心感があるサウンドながらフレッシュな新鮮味があり、小曽根ファンには間違いなくおすすめ出来ます。 特に4はタンゴのリズムを導入し、緊張感溢れる演奏でかなりインパクトがありました。是非一聴あれ。 |
ジャズ・ワンダー評価:★★★★★
Stevie本人もハーモニカで参加してるし・・ Boys−menもコーラスで参加してたり。 かなり豪華な感じです。 |
レインボー・ロータス評価:★★★★★
阪神大震災の救済コンサートアルバム『Rainbow Colored Lotus』。キース・ジャレットはこのアルバムで『Paint My Heart Red』というすばらしいピアノ・ソロを残している。キースの最高のピアノ・ソロはこの曲だと断言できるほどの名曲だ。一聴をおすすめする。 阪神大震災を救うために集まるミュージシャン達。音楽の熱い魂はこんな風な形にもなるという事だなと思う。 |
アット・ザ・モントルー・ジャズ・フェスティヴァル評価:★★★★
このアルバムでの小曽根真の、そのピアノの音の広がりが素晴らしい。夜空の彼方にまで拡散していくように広く、同時に、その折の、微妙な湿度感や、空気感まで伝えているようです。そのせいでしょうか。初夏の、夕闇がすべてを包み込む寸前の時刻の、少し冷たい、そして、その冷たさがとても心地よい夜風に吹かれながら、伊藤君子の唄に聴き入っているような錯覚に陥れてくれます。正に、「連れて行ってくれる。」音だと思います。 とても気持ちの良いアルバムです。 |
スプリング・イズ・ヒア評価:★★★★★
1986年NYクリントンスタジオ録音のスタンダードナンバー。 小曽根真の若かりし頃の演奏は、優しさに満ちている。 それは彼の人柄所以なのか・・ 「夜は千の眼を持つ」はグルーブ感溢れた軽快なナンバーで、 彼の持ち味が発揮されている。 「サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム」は、 おとぎ話の世界で素敵な夢を見ている気分だ。ジャズを愛し、ひたむきに演奏する 小曽根真の若き日々を垣間見れるアルバムとなっている。 |
フェイス・トゥ・フェイス評価:★★★★★
小曽根真さんのピアノは聴いているといつもロマンティックで夢見心地になるのですが、このアルバムではバークレー音学院の先生に当たるゲーリーバートンさんとブルーノート東京でデュオ演奏をしていて彼の音楽性の幅をさらに広げることに成功していると思います。ワールドワイドに活躍なされている小曽根さんのピュアなピアノのタッチが心を震わせる奥の深−い1枚だと思います。とにかくおすすめです。 |
KIMIKO評価:★★★★
アルバムの曲名だけを眺めていると、多種多様という感じがしてしまいますが、意外にも、彼女のアルバムの中でも、トータルにジャズ・テイスト濃厚な作品集となっているような気がします。どちらかというと、ふんわりとしたストリングスをバックに独特の華やかさで唄うという彼女のスタイルの方が好きなのですが、これはこれで悪くはありません。録音も彼女のアルバムの中では上質な部類です。6曲目の『When The World Turns Blue』。色んな人が唄っているジョー・サンプルの名曲ですが、彼女の唄うこの曲もぜひ一度聴いてみて貰いたいと思います。このアルバムの中で、一番に、伊藤君子本来の姿が現れている曲ではないでしょうか。とても素敵な曲に仕上がっていると思います。 |
WIZARD OF OZONE−小曽根真ベスト・セレクション評価:★★★★★
私は、本人出演のビールのCMで流れている「ウィ―・アー・オール・アローン」が聞きたくて買ったのですが、どの曲もカッコイイです。小曽根さんのピアノテクニックに酔いしれた1枚です。初心者でも十分に楽しめると思います。 |
ディヴァイン評価:★★★★★
ニューヨーク在住の日本人ベース・プレイヤーのファーストアルバムです。 ジャズピアニストの小曽根真がプロデュースと言えば完成度が伺えますね。 アルバム全体としてはいろいろな要素が入っていて、どういう感じと一言 で表せませんが、例えば5曲目の「マザー・レイク」はボサノバのリズム を取り入れたきれいな曲で、健吾さんのオリジナルです。それから11曲目の「ブラザー・ナット・マン」もオリジナルで、ピアノ・ トリオでありながらビッグ・バンドの曲のようなスケールを感じる曲です。 と、静かな曲から、スケールのある曲までといろいろな要素が融合してる アルバムです。 |
SO MANY COLORS評価:★★★★
私がはじめて小曽根真を知った前作の「wizard of ozone」。そのピアノに酔いしれました。そして今回の「so many colors」は小曽根氏も最高の作品と語るすばらしいもの。今回はトリオでの作品で、小曽根氏のピアノとベース、ドラムスが絡み合うおしゃれな一枚です。癒されたり、元気をくれたり、一緒に楽しんだりと盛りだくさんです。ジャズはちょっと、、、と敬遠している方に一度聞いてもらいたい小曽根ワールドです。 |
ザ・ベスト評価:★★★★★
これは、小曽根真が日本に帰国し、ビクターエンターテインメントに移籍した1990年代初めに録音した「スター・ライト」、「パラダイス・ウィングス」、「ウォーク・アローン」の3枚のアルバムから彼の特徴でもあるリリシズムの世界を追い求めたベスト・アルバムです。難解な部分は少なく、シンセサイザーを使用したりして、どちらかというとフュージョン系ですが、さわやかで、軽快な感じに仕上がっています。全編を通じて、演奏は、優しさに満ちており、聞き手をリラックスさせてくれます。7曲目の「テンダリー」を除いてすべて彼の作曲によるものですから、その才人ぶりが伺えるアルバムとなっています。 6曲目の「ビギニング・オブ・ラヴ」や7曲目の「テンダリー」、10曲目の「ラスト・サマー」を聴いていますと、彼がピアノを始める切っ掛けとなった敬愛するオスカー・ピーターソンを彷彿とします。美しくリリカルなピアノは、懐かしのビル・エヴァンスのような透明感があり、とても上品なサウンドです。12曲目の「ドリームス・ウィル・ライズ・アゲイン」のようにストリングスをバックに抒情的に弾く小曽根真のピアノを聞いていますと、「ジャズっていいなあ」ときっと思われるでしょうね。 ラストの「シンキング・バック」は、天国にいるビル・エヴァンスに聴かせたい佳曲でした。実に良かったです。 明るく、爽やかで、心にしみるような楽曲の数々は、ジャズというジャンルを越えて、聴く人に心安らぐ世界を届けることでしょう。オシャレなアルバムですね。 |
セイ・ハロー・トゥ・セイ・グッドバイ評価:★★★★★
ニューヨーク在住の日本人ベース・プレイヤーの2ndアルバムです。 1stアルバム同様、いろいろな要素が入ってるアルバムですね。 ライナーに記してましたが、9曲目「ホウェア・クライシス・スピークス」 と10曲目の「ホープ」はNY同時多発テロの時作曲したそうです。 「ホープ」を聴いてると、廃墟の中、呆然と立ちつくしてるような感じに聴こえ、「ホウェア・クライシス・スピークス」は心の葛藤みたいに・・・。 他には11曲目「ア・トリビュート・トゥN.J.P.」は坂本龍一の曲で、 ドビュッシーみたいな曲想です。 ジャズジャズしているものからそうでないものまで非常に幅が広いアルバム です。 |
ヴァーチュオーシ評価:★★★★★
ゲイリー・バートン(vib)と小曽根真(p)の師弟デュオCD。表題の「Virtuosi」はvirtuoso(巨匠)の複数形。クラシックの巨匠たちが作った名曲をジャズ的に解釈・調理したレパートリーが収録されています。ピアノを使ったクラシック曲のジャズ的解釈というのは割と見聞きしますが、ビブラフォンを使ったものは珍しいのでは。インプロビゼーション(即興性)がふんだんに組み込まれて演奏は流れるように美しく、2人のコラボレーションはスムースで楽しい。一番気に入っているのは「クープランの墓」(1曲目)と「遠足」(2曲目)。コードもメロディーもすっかりジャズ的にカスタマイズされていて、メロディーと即興部が違和感なく続いて心地よく酔える。小曽根作曲の11曲目とタンゴの4曲目も印象的。ゲイリー・バートン自身が書いているライナーノーツも読んでみると面白いです。「私たちはクラシック音楽の大きな可能性に関心を向けた即興演奏家である」だそうです。ちなみにこのCDは2003年のグラミー賞(The Best Classical Crossover Albumn部門)にノミネートされました(残念ながら受賞は逃しましたが)。 |
トレジャー評価:★★★★★
小曽根真さんの繊細でやさしいピアノの音色は聴いててうっとりとするのですが、このアルバムに参加しているすばらしいアーティスト達とのコラボレーションでまた彼の音楽の幅が一層広がって聞こえてきます。小曽根さんの今までの活動やアーティストとの出会いの軌跡が見えてくるような奥の深−い一枚だと思います。とにかくおススメです! |
シネマティック評価:★★★★
ミン・ドーキー兄弟の弟でベーシストのクリスのリーダー作品。誰もがどこかで聞いたことのある映画音楽をリアル・ジャズにアレンジしている。ベーシストのアルバムというと自らの低音を強調した音作りになる場合が多いのだが、この作品はさにあらず。各楽器がバランスよく自己主張する、ジャズ初心者にも聞きやすいものに仕上がっている。反面、ジャズのベテランにはライト・ウェイトか? |
OZ MEETS JAZZ評価:★★★★
このオム二バスは日本が世界に誇るJAZZピアニスト小曽根真さんがご自身のラジオ番組の一周年を記念して発売したものです。番組のタイトルはこのCDのタイトルと同じ。私もこの番組のリスナーです。実力者だけあっての選曲はラジオのみならずこのCDにも現れています。私は小曽根さんの番組を聞くまであまりJAZZに触れる機会はありませんでしたが、とても楽しめています。このCDは私のようなJAZZ初心者でも楽しめるものになっています。また、小曽根さん自身の曲も入っていて小曽根さんを知る機会にもなるのではと思います。このCDに入っているJAZZプレーヤーは皆さん超一流!耳も肥えること間違いないと思います。また、JAZZ自体癒しにもつながるのではと個人的には思うので癒されたい方は聞いてみて下さい!1つ残念!!はドラえもんのJAZZバージョンが入ってない事ではないかと個人的には思ってます。 聞けば聞くほど味のあるCDですよ! |
リボーン評価:★★★★★
どこでもドアを持っているのは、ドラえもんだけだと思っていたが、実はトリオも持っていたようだ。 聴くものを音の四次元ポケットに運び入れ、スタンダードの深みへと、いざなう。 そこでは、トリオの培ってきた経験とテクニックが見事に調和し、美しくも切なく激しいスタンダードの数々が展開されている。ドラえもんのうたは、ちゃめっけたっぷりの演奏と、身も心も躍る楽しいラテン調の曲。 リボーンとリボーン(フォーエヴァー)の美しい旋律は、人生へのエールとなって、私達に優しく語り掛けているかのようだ。 トリオのどこでもドアは、いつでも私達を幸せにしてくれるのだ。 |
ジェネレーションズ評価:★★★★★
まず「第一印象」を一言で表現するなら、「上質」。「イージーリスニング」と言う表現では決して片付けられない「質感」と「上品」な仕上がりながら、万人をも受け入れられる間口の広さを感じずにはいられない作品です。「ジャズ」というカテゴリーを意識せずに、誰にでも愉しめる音楽がここにはあります。タイトル通り、幅広い世代のプレイヤーが各々、好きな楽曲を持ち寄りセッションして生まれた「ジェネレーションズ」は、優れた才能と磐石な技術に裏打ちされたコラボレーションが見事に「音楽」の愉しさを表現しています。ジャズを知らない人、ゲイリーバートンを知らない人、小曽根真を知らない人に是非、触れてみて欲しい作品です。ほんの少し、背伸びして大人の世界を覗いてみたような感覚を感じてみたい全ての「世代」の方に。 |
新世界評価:★★★★★
彼ほどの人が今だこんな冒険的CDを発売するだなんて−と最初に聴いた時の感想でした。新たなる世界!!他に言葉はみつかりません。まずは是非聴いて下さい!! |
OZ MEETS JAZZ(2評価:★★★★★
J-WAVEで放送されている小曽根真さんの番組 OZ MEETS JAZZをフィーチャリングしたコンピレーションアルバムの第2弾、13曲中4曲がオリジナルで うち2曲は、現在のJ-WAVEのtraffic informationとweather informationのBGMとして書き下ろされた曲で、同局の大抵のリスナーにはお耳馴染みある曲だと思います。 全体的にリリカルかつ軽快ですが、それといって上品さが保たれている選曲だと思います。 晴れた日にベランダ越しに見える景色を愛でながら、コーヒーを飲む、そんなときにピッタリの耳馴染みの良いCDだと思います。 |
REAL評価:★★★★
小曽根真 トリオの 記念すべき10作目です!今回はエレキピアノの小曽根も聞くことができます。 前作新世界とはうって変わった印象! 今年のBlueNoteのライブも楽しみです! |
小曽根真 & 塩谷哲評価:★★★★★
小曽根真さんと塩谷哲さんのライブ盤。私もこの演奏をliveで聞くことができましたが,その臨場感を余すことなく収録した1枚です。お2人の個性が詰まっている作品とも言えるでしょう。 jazzでありながらclassicalな面も大いに見られ,小曽根さんのファンはもちろんのことそうでない方も1度聞いてみて欲しい1枚。 1曲目の「あこがれのリオデジャネイロ」は珠玉の1曲と言えるでしょう。 塩谷哲さんのレーベルからも出ているので両方を聞くとさらに◎ |
塩谷哲&小曽根真【デュエット】評価:★★★★★
SALTさんと小曽根さんの心からピアノを楽しんでいるという感じが伝わってきて、CDなんだけど、ライブ会場にいるような臨場感があって、本当に素晴らしいアルバムです。ピアノって最高!って思いますよ。レコード会社の枠を超えて、もう1枚小曽根さんのレコード会社のユニバーサルからも出ていますが、全て別テイクで楽しませてくれます。こんな素敵なことをやってくれたビクターさんとユニバーサルさんに感謝感謝です! |
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