スリー・カルテッツ(+4)評価:★★★★★
20年前でしょうか、ライヴ・アンダー・ザ・スカイに来日の記念としてできたアルバムです。高校の時に買ったのがきっかけで聞きにいったのですがその光景がまざまざと蘇りました。個人的にはマイケルのサックスとエディ・ゴメスのベースのソロが満載のPART2が好きです。このアルバムが実質僕のジャズ好きの扉をあけました。 |
エレガント・ジプシー評価:★★★★★
ギタリストのディメオラがすごく好きというわけではないが、バックを支えるミュージシャン達の好演もあいまって出来上がったフュージョンの名アルバムである本作はお薦めです。スリリングやユニゾンやタイトなリズムがたまりません。スパニッシュ−ラテンな雰囲気が良い。 |
バック・トゥ・バック評価:★★★★
凄まじい勢いを感じさせてくれます。確かに"ヘヴィーメタル・ビバップ"の強烈さを推す人も多いとは思いますが、アルバムのトータルでの面白さということでは私は本作の方が好きです。 L.ヴァンドロスのヴォーカルアレンジが見事に功を奏しています。もちろん、主役はBrecker Bros.ですけど、バックの布陣もただ事ではありません。こんなにも熱かったのですね、、、70'sは、、 |
ラヴ・プレイ評価:★★★★★
マイニエリと親交の厚かったM.ブレッカー、D.サンボーン、S.ガッド等ニューヨーク系ミュージシャンの大物が揃って参加しています。アルバムタイトルの「ラブ・プレイ」はFUSIONのスタンダードと言っても良い名曲で、ストーリー性ある構成の曲を表情豊かなドラミングは、絶品です。他の曲も名曲揃いで、FUSIONファンなら聴いて当然の基礎知識の作品です。 |
インティメット・ストレンジャー評価:★★★★
あるサックスプレーヤー(≒本人?)の恋物語を綴ったという組曲風の タイトルナンバーは秀逸!!R.ティーのキーボードがゆらゆらとバック で揺れている中、T.スコットのサックスが情景たっぷりに歌い上げます。 また、J.パストリアスのなんとも言えないあのベースもすばらしい メロディを紡いでいます。この値段でこれまで楽しめていいのかっ、って位、得した気分です。 |
アップル・ジュース評価:★★★★★
ウインドシンセをプレイした曲などがありちょっと古臭いけど今でも十分通用するすばらしいサウンドです!! (新しくてもつまらないものが多すぎますよね?) トム・スコットのプレイは乗りに乗っていて、今はなき、エリック・ゲイル、リチャード・ティーのすばらしい職人芸も聞けます。 そのほかマーカスはスタイルを完成させつつあり、ガットも最高!!これはフュージョンを代表するライブ盤です!! |
ジャーニー・トゥ・ラヴ評価:★★★
スタンの2枚目のソロアルバム。1枚目がRTFの「銀河の輝映」によく似ていたのに対しこれは良くも悪くもオリジナリティーが感じられる。ブラスを入れた事がそう感じるひとつの要因であろう。スタン自身のプレイはそれほど変化がないが、代わりにジェフベック、ジョンマクラフリン、チックコリア、スティーブガッドの名演が聴ける。とくにコルトレーンに捧げる歌(PART2)のソロ回し(マクラフリンのプレイにタルファーロウを感じる?)やタイトル曲のベックのストラトが聴き所。ただ惜しむらくはチョッパーのノリの悪さ。アレムビックはもともとチョッパーに向いていないベースだと思うのだが・・・。レニーホワイトとジェフベックとのトリオはいまいち盛り上がらず。組曲路線はこのあとの作品でも出て!がよく似た展開。そうは言ってもこの当時ウッドベースとエレキベースの両方で自分のスタイルを確立したベーシストは他に居なかった。この個性こそ良しとすべし。 |
ガッド・アバウト評価:★★★★
リラックスしたR&Bナンバーなど、スティーブガッドが心底やりたかったという音楽を、自己名義のバンドで気心知れたミュージシャンと実現したアルバム。歌物などで堅実かつ音楽的なドラミングを見せるガッドのタイコは、たとえ控えめな中にも高い音楽性を感じさせるものだ。それは認めつつも、やはり「はげ山の一夜」や「エイジャ」などで見せる強靱な演奏も聴きたくなってしまう。ワガママだろうか。。。 |
枯葉評価:★★★★★
1974年収録メンバーはP.デスモンド(as)、B.ジェームス(E.piano)、J.ディジョネット(ds)、D.フリードマン(vib)、R.カーター(bs)アレンジはD.セベスキーとお馴染みのメンバー。 デスモンドもC.ベーカーもすでに円熟の時代に入っていたのだろうか。圧巻はAutumn Leaves(7:05)。スリリングなアドリブが次から次へと続いていき、聴く方のどんどんその世界に入っていく。バックのB.ジェームス、J.ディジョネット、R.カーターのリズムセクションも一団となって突き進んでいきAutumn Leavesは熱く、クールに燃え上がっていく。もう2度とこんな演奏を聴く事はできない。 |
マイ・ラブ評価:★★★
S.ジョーンズ(vo)とStuffによる最初で最後の顔合わせ。偶々、同時期に来日中だった双方の間で短期に(録音が)決まったとの事。今までS.ジョーンズその人については殆ど聴いたことがなかったのですが、「Stuffがバックを演っている作品がある」と前々から気になっていました。企画モノとして多少泥縄的な感じを受けなくもありませんが、元々スタジオミュージシャンであり、且つ、R&Bテイストもお手の物というStuffだけあって、S.ジョーンズの歌をいい具合にサポートしています。[1]はR.ティーとB.ウィザースの手によるものですが、これ、まったく以ってR.ティー節だと思いませんか?本人も少しvoを披露しています。もちろん、主役?はS.ジョーンズその人だと思います。[3]、[4]辺りのvoを聴くと、なかなか味のある歌い方をする人だと気づきます。[2]ではウィングス(P.マッカートニー)のヒット曲をカバーしていますが、ポップス色を巧くジャズ色に変えているのが良いですね。 |
ホワット・イット・イズ評価:★★★★
一般的にコルトレーン色の強いサックス奏者と言われている(らしい)D.リーブマンその人ですが、個人的にはこのリーダー作で聴いたのが初めてでした。 #M.デイビスやE.ジョーンズといった大物Grp.でもプレーしていた #そうですね。少なくとも、本作ではあまりJazz色は強くなく、本当に面白いフュージョン作品に仕上がっています。非常に柔軟でかっこいいメロディーラインを創り出せる人のようで、[1]、[3]などのオリジナルは楽曲の面白さという点で非常に秀逸だと思います。[4]などでも(ソプラノから)アルトに持ち替えてのブローもご機嫌。また、よく話題にのぼる[2](ローリングストーンズの曲)のカバー曲も、オリジナルよりテンポを落としながらも、M.ミラー、S.ガッドといった強力なリズムセクションが築き上げる隊となグルーヴにのったD.リーブマンのSaxが冴えています。 ギターにはJ.スコフィールドが参加していますが、このようなメロディーラインの楽しいアーティスのサポートにおいても非常にいいソロを聴かせてくれています。トータルバランスの良さも含めて、D.リーブマンの才とプロデュース(一部客演)したM.マイニエリの手腕が上手く発揮されているのではないでしょうか。 #ラスト[6]におけるメロディーの美しさは、是非 #聴いてみてください。 |
コレクションVol.1評価:★★★★★
ジャケットのイメージが表示されないので、私的ベスト版とは違うものかもしれませんが、うちにあるのは白ホリに、(何か勘違いしたような)黒皮のライダーススーツに身を包み、フルフェイスのヘルメットを冠った、マイケル&ランディ兄弟。本作ではラストに収録されているようですが、私物のものはいきなし『Eastrever』の大合唱&大ホーンセッション!!この一曲で、すっかりヤラれちゃいました。なにしろ元気の蔵出しって感じでハデっていうか、でもシャレてるっていうか…。あ−80年代ってこうだったよなぁと、同世代(またはそれよりちょっと年上の方々)には懐かしくも古びない、とびきりの一作であると、劇オススメです。長−い入院生活を何とかしのげ−−のも、マイケル兄いの景気のいいサックスのお陰でした。まあ、一度ご拝聴あれ。 |
アランフェス協奏曲評価:★★★★★
アランフェス協奏曲をテーマにしたジャズアレンジは数多くありますが、このジム・ホールバージョンは文句無し不朽の名アレンジです。原曲を大切に生かし、原曲に沿ったアレンジが聴く人のこころを静かにそして熱くさせます。アランフェス以外の3曲も上質で、クオリティの高いアルバムとなっています。ジム・ホールをはじめ各ミュージシャンが本当にうまい!見事です。聴くべし、持つべし。 |
サマータイム 2001評価:★★★★★
かの「マスカレード」の大ヒットでブラコン路線をひた走りに走ったベンソンですが、本当は超絶ジャズギタリストなんです! とにかく鬼のように高速フレーズを弾きまくるバカテク君で、このライヴアルバムはそんな彼の「ギタリスト」としての魅力を知らしめる3大名盤のうちの一つ。 と言うかジャズギター史に残る名演ですよ、これは。ちなみにあと2つはCTIオールスターズの『カリフォルニア・コンサート』とトニー・ウィリアムスの『ジョイ・オブ・フライング』。 フレーズはオーソドックスジャズとブルースのチャンポンのような感じながら、そのあまりの高速さに目が点の怒涛の弾き倒しソロをこれでもかと聴かせてくれてもうカ・イ・カ・ン。 特に16ビートになったブルーベックの「テイク・メ?ァイヴ」は、この曲の最もカッコよく激しいカヴァー。 後にベンソンと同じくコンテンポラリー路線を走って自滅するヒューバート・ロウズのフルートが超絶吹きまくり大活躍の「オクタン」も最高! そして「サマータイム」では出たっ!のちの十八番、演歌調のヴォーカル、そしてギターソロとユニゾるスキャット。 しかしこれはジャズの興奮が味わえるとても良い演奏です。 ベンソンさん、こんなに凄いのに、どうしてどうしてブラコンなの? |
ビッグ・ブルース評価:★★★★
アート・ファーマー&ジム・ホールと言えば、60年代のアトランティックに残した諸作やマリガンの「ナイト・ライツ」など、穏やかで知的な作品を残した名コンビであり、再会セッションが企画されるのは当然。 本作が録音された70年代中期は、エレクトリック・ジャズ全盛期とて、パーソネルにもマイク・マイニエリやスティーヴ・ガッド等の当時の売れっ子の名前が並んでいる。 アトランティックの「インターアクション」などを頭に描いて本作を聴くと、かなり肩すかしを食らわされる。マイニエリのバイブが大フィーチャーされていて、ガッドのドラムスがハードバップ期の人のそれと全然違っていてスマートで格好良いし、ホールのギターも大家然とした感じ。 だから良いとかイカンと言う訳ではなく、昔の音楽を期待して聴くと驚くけど、単体として聴けば、これはもうリラックスして楽しめる佳作です。再発されるのも道理です。70年代のジャズと言うのは、なかなか食指の動かないビミョーなカテゴリーだけど、本作は無難でお奨め。 |
ハイ・ギア評価:★★★★★
このアルバム、スティーヴガッドのドラムとラーセンのオルガンサウンドのコラボレーションが見事です。つい何度も聴いてしまう、オススメの逸品です。 |
トゥモロウ・トゥデイ評価:★★★★★
アルジャロウ大好きです。この作品でも素晴らしい歌声を聴かせてくれます。まさに歌の神様。どの曲も華やかで、そして聴いているだけで楽しく感動的。そして大人なんですよね。成熟したお洒落な大人のための音楽という感じが強くします。"Something that you said"は、ウェザーの"ヘビーウェザー"に入っていた"A Remark you said"ですね。歌詞もいいし、かっこよくカバーしてます。ジミージョンソンが、ジャコのベースラインまで真似していて楽しいです。ただ、僕にとって最高だったのは、"Last Night"。これはコーラスのハーモニーが癖になって何度も聴きました。そして、あのヴァネッサウィリアムスとのデュエットの"God' Gift to the World"。ヴァネッサも大好きだし、彼女の歌声にも華があって素晴らしい! このアルバムを聴くたびに、アルジャロウのショーアップされたあのライブステージを思い出します。最近彼の音楽にはすっかりご無沙汰している方に特にオススメです! 頭から終わりまで楽しく、つるっと聴けてしまいますよ。 |
ハウズ・エヴリシング評価:★★★★★
ストリングスを加えての武道館ライブ!サイドメンには、リー・リトナーをはじめ”強者”を揃え、心地よく吹きまくる貞夫さんが最高だ!この会場に足を運べなかったのが残念なほどです。ラストの「マイ・ディア・ライフ」は圧巻!! |
フィンガー・ペインティング評価:★★★
フュージョンの名盤なのは間違いないけど、今聞くとどうしてもイージー・リスニングになってしまうでしょう。楽器演奏のテクニックやテンションを売りにしていないこの素晴らしくスムースな内容は、本当にBGM扱いになりがち。 でもそういう風に聞いても良いと思います。 このジャンルはむしろ楽器のテクとかで評価されがちなので、この心地よさは貴重です。で、実はこのアコギはウルトラ・テクなんですがそこに目を行かせないのが凄い。 「Dance with me」のイントロから洒落た感じが特に好きで、オリジナルのオーリアンズの演奏よりこっちの方がメロディが生きてるのでは。 全体にはちょっとカリブっぽいムードの明るい音楽。昼のBGMにどうぞ。 |
バックストリート評価:★★★★★
この人は有名すぎて、すでにブランドになってしまった、マクドナルドのように。だけど、私はこの人の CDがたくさん棚にある。なぜだろ?一つには彼だけにしか出せないサムシングがあるからに他ならない。実際、彼が有名になり過ぎたので、後からデビューしたサックス奏者はみんなサンボーンフォロワ−なんだよな。名前をあげたらきりがない、ウォ−レン ヒル/デイブ コズ/マイケル パウロ........みーーんな彼の影響/奏法の波をかぶっている。日本にだってたくさんいる。なもんで、サンボーンてのは偉大ですごいんだなと、最近はよく思う。今作品は後にマイルスデイビスの音楽監督をする天才マルチミュージシャン=マーカス ミラーがほとんどを仕切っている。なので、ときどきブラコンテイストが入!!ってくる。サンボーンの延命装置はプロデュ−サーなのだ。やはり彼はバラードで存在感をアピールする人だ。仕事ににっちもさっちも行かなくなった時、話を聞いてくれるのはサンボーン、お酒が入るとなおよろし。心のツボを優しく刺激してくれます。 でおすすめの曲はずばりA tear for crystal なけてきますぜ、だんなアアア。あとおすすめは84年のライブ作品Straight to the heart これは傑作!!天才作曲家のマーカスミラー爆発の作品です。入門者にはベスト盤がかなり出ていますので、それがよろし。では胸にじーーーんと来るサンボーンブランドをよろしく。 |
ダブル・ヴィジョン評価:★★★★
私はどちらかというと、デビッド・サンボーン側からこのアルバムを購入しました。当時ファンク路線で、印象的なアルバムを連発していた彼が、ボブ・ジェイムスとのコラボでどんな音を出すのかかなり興味がありました。それまでの強く吹くサンボーンがこのアルバムでは、豊かに吹くサンボーンに見事に変身しています。その代表例が−。マーカス・ミラーのペンによるこの作品に豊穣の実りを与えているのは、まさに彼のサックスでしょう。この曲を聞くだけでもこのアルバムを購入する価値はあります。この後、スタンダードをやったり、跳ねものをやったり、いろんな路線にチャレンジしていますが、このアルバムが一つの契機になったのではないかと思います。 |
フィル・アップ・ザ・ナイト評価:★★★★★
むかしこの人の『パーカーズ ムード』『アイム オールド ファッションド』を聴いてその情熱と音楽的な完成度にびびりまくったことを思い出す。世界的なサックス奏者。この作品はややスムーズジャズよりの作品。リラックスして聴ける楽しい作品。プロデュースはラルフ マクドナルドで、暖かい彼の人間性が良く出ている。ハートウォームな作品。 10点中7点。マーカス ミラーやらスティーブ ガッド/リチャード ティー/エリック ゲイル/グラディーテイト=ボーカルで参加しております。聴くとほっとするアルバムだ。 |
フィル・アップチャーチ & テニソン・スティーブンス ― 《アドリブ誌リコメンド KUDU ベスト12》 24ビット・リマスタリング評価:★★★★★
ギタリスト・アップチャーチは、さほど前面に出ていないが、その心地よいサウンドは今聴いてもまったく色褪せることはない。これぞ本物のリズム&ブルース。キーボードのテニソン・スティーブンスはボーカルとしても5曲に参加。これぞ「メロウ」というボーカルが気持ちいい。ガッドは5曲に参加。ほかにボブ・ジェームス、エリック・ゲイル、サンボーン、ラルフ・マクドナルドなど超豪華ミュージシャンがバックを固めている。2曲目のレゲエ版「アヴェ・マリア」、9曲目ラルフ・マクドナルドの「アイ・ウォンテッド・イット・トゥー」などポップで聴きやすいものも多し。 |
佐藤允彦/ダブル・エクスポージャー評価:★★★★★
日本でのトップクラスなベテランジャズピアニストのライブアルバム。スティーブガッド、エディーゴメスという布陣。佐藤のチックコリアを思わせるリリカルなプレーがすばらしい。3人のインタープレーはかなりスリリングであり、瞬間瞬間のひらめきに満ちている。かなりフレキシブルな3人の音のかけひきはまるで格闘技そのもの。スリリングなフリージャズがお好きなかたはどうぞ。 10点中9点 |
フォロー・ミー評価:★★★★★
もしも、もしも、『イノセンス』効果によって、このアルバムが再発されるようなことがあるのならば、そして、オリジナルの音源が残っているのならば、廉価版でただ同じように再発されるのではなく、最新最高の技術で、その音を掘り起こし、その圧倒的な実力を、「どうだ。」と、云わんばかりに魅せつけて欲しい。と、強く強く願ってしまうアルバムなのです。タイトル曲の『フォロー・ミー』は今や語るまでもないと思いますが、エレガンス・キュートな魅力に溢れる『ミート・ミー・オン・ザ・ムーン』、終わってしまった男と女の関係を、健気に、淡々と、そして、おおらかに唄いきってみせる『インティメイト・ストレンジャーズ』・・・ 彼女の、類まれな、その心象風景の描写力を存分に堪能させて欲しいと思うのです。 |
フォクシー+1評価:★★★★
リリース当時(83、4年)にテレビCMでも流れていた「マルコポーロ」が収録されています。また、亡くなったファンクドラマー、ヨギ・ホートンも参加。マーカス・ミラーとのリズムセクションが楽しめます。「ルートヴィッヒ」は、ボブお得意のクラシックを題材にしたジャズ/フュージョン・バージョン。 |
ライヴ評価:★★★
苦言かもしれませんが?正直評価され過ぎの1枚。スティ−ブ・ガッドとアンソニー・ジャクソンのリズムセクションは完璧。ブレッカ−兄弟やサンボ−ンもとてもベストプレ−には、程遠い演奏。いまだに謎なの一枚が、GADDさんのBEST PLAYに数えられる。この一枚が、共演者の乗りの悪さ?本来誘発されて、すごいグル−ブになるはずが?30年近く時間が経過しましたが。聞くたびに、STEVE GADDショウ-。GADDファンにはたまらない一枚としか、27年経過して聞いても、名盤には思えません。サンボ−ンにしても、マイケルにしても、なぜリズムセクション以外ノリも音も悪いのは、何故? |
ボトム・ライン評価:★★★★
故R.ティーのソロ名義3作目('85年作)です。全2作がB.ジェームスが創立したタッパン・ジー・レーベルからのものであったのに対して、本作は日本のレーベル(キング/エレクトリックバード)が主体となっています。全編にR.ティーのヴォーカルを配しており、あの独特のメロディーラインをR.ティー自身の声でたっぷりと楽しめます。#巧さではなく、”味のある”ヴォーカルです。明るくファンキー系のティーがお好みなら、先ずは[1]や[6]をどうぞ。しっとりスロー系なら[7]、[8]がいいですね。聴き所は(個人的には)何といっても[5]。S.ガッドとR.ティーのデュオによる録音ですが、かつての「A列車で行こう」と同じぐらいゾクリとします。また、本作では、S.ガッド(ds)+M.ミラー(b)組み、D.ウェックル(ds)+W.リー(b)組みの2セットリズムセクションを曲ごとに分けているところ辺り、ちょっと手が込んでいますね(一部、例外があるようです)。また、随所に聴かれるJ.トロペイ(g)の抑え気味のプレーもいい感じ。#[9]のソロがE.ゲイル氏っぽく聴こえるのは私だけ?R.ティーのプレーそのものは(技術的には)何ら難しいことはないのだそうです。キーボードを弾けない私でも「多分そうだろな」と思えます。しかし、メロディの其処彼処に現れるどうしようもない「ティー節」と、フェンダーローズの「ポワーン」とした音色をティーが奏でているという事実だけで私としては充分な訳でして(^^; |
マッド・ハッター評価:★★★★★
スティーブガッド、エディゴメス、ジョーファレルと言えば、”フレンズ”ですよね。マイケルじゃなくてジョーファレルだからいいのです。それが、このアルバムでも一曲聴ける。”Humpty Dumpty”。盛り上がりますね。私は、デイブウェックルやパティトゥッチとやってるバージョンよりこちらの方が好き。また、ラストのハービーとチックのソロがスリルいっぱいでかっこいいです。 |
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