ロイヘインズ(Roy Haynes)が参加しているCDの一覧

ロイヘインズ(Roy Haynes)の参加CDをまとめて買いませんか?

ロイヘインズ(Roy Haynes)をまとめて聞いてみたいと思ったあなたのために、ロイヘインズ(Roy Haynes)が参加しているCDを集めてみました。ぜひ、CD選びにお役立て下さい。

タイトル価格発送可能日購入詳細

ロイ・ヘインズ・セクステット

2000円
通常4−6週間以内に発送

スタン・ゲッツ&ボブ・ブルックマイヤー

1835円
通常4−6週間以内に発送

コンプリート・ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブス

1835円
通常24時間以内に発送

ブラック・ファイアー

2345円
通常24時間以内に発送

スモーク・スタック

2345円
通常3−4日以内に発送

ザ・ロイ・ヘインズ・トリオ・フィーチャリング・ダニーロ・ペレス&ジョン・パティトゥッチ

2541円
通常8−10日以内に発送

フィエスタ

1835円
通常24時間以内に発送

フラミンゴ

2548円
通常24時間以内に発送

ライク・マインズ

2541円
通常24時間以内に発送

アウト・ゼア

2039円
通常3−4日以内に発送

トランジション

2345円
通常24時間以内に発送

ザ・グレート・カイ・アンドJ.J.

2345円
通常24時間以内に発送

ECM 24-bit ベスト・セレクションズ

2548円
通常24時間以内に発送

ビューティ&ザ・ビート

2500円
通常4−6週間以内に発送

ドミノ

1835円
通常24時間以内に発送

サムシングズ・カミング

1500円
通常24時間以内に発送

バブルズ

1500円
通常24時間以内に発送

ベスト・オブ・クリフォード・ブラウン

1890円
通常3−4日以内に発送

ベスト・オブ・サラ・ヴォーン

1890円
通常3−4日以内に発送

レア・ライブ(紙)

2500円
通常24時間以内に発送

ランデヴー・イン・ニューヨーク

3800円
通常8−10日以内に発送

アウト・オブ・ジ・アフターヌーン

1995円
通常24時間以内に発送

サラ・ヴォーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン+1

1995円

ブルースの真実

1995円
通常24時間以内に発送

ヴィレッジ・ヴァンガードの夜+2

1995円
通常3−4日以内に発送

リーチング・フォース

1995円
通常3−4日以内に発送

サラ・ヴォーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン+1(紙ジャケット仕様)

2300円
通常24時間以内に発送

ジ・アメイジング・バド・パウエル Vol.1

1500円
通常3−4日以内に発送

インプレッションズ

1995円
通常3−4日以内に発送

セルフレスネス・フィーチャリング・マイ・フェイヴァリット・シングス

1995円
通常24時間以内に発送

チャーリー・パーカー・プレイズ・コール・ポーター (紙ジャケット仕様)

2345円
通常24時間以内に発送

ブッカー・リトル

2000円
通常24時間以内に発送

ミステリオーソ

1500円

アウト・ゼア

1500円
通常24時間以内に発送

アウトワード・バウンド+3

1500円
通常24時間以内に発送

ファー・クライ+1

1500円
通常24時間以内に発送

ザ・トミー・フラナガン・トリオ

1500円
通常24時間以内に発送

ウィ・スリー

1500円
通常24時間以内に発送

ザ・サウンド・オブ・ソニー+1

1500円
通常3−4日以内に発送

セロニアス・イン・アクション+3

1500円
通常3−4日以内に発送

インプレッションズ

1500円
通常24時間以内に発送

セルフレスネス・フィーチャリング・マイ・フェイヴァリット・シングス

1500円
通常24時間以内に発送

ミステリオーソ

1500円
通常3−4日以内に発送

スタン・ゲッツ・クァルテッツ+4

1500円
通常3−4日以内に発送

ブルー・レスター

1500円
通常24時間以内に発送

ザ・マスターズ・タッチ

1500円
通常24時間以内に発送

カーニバルの朝~ライヴ・イン・パリ

1200円
通常3−4日以内に発送

イッツ・タイム

1500円
通常24時間以内に発送

ラヴ・レター(紙ジャケット仕様)

2835円
通常3−4日以内に発送

須永辰緒の夜ジャズ-Jazz Allnighers-No.3

2520円
通常24時間以内に発送

購入者の感想

コンプリート・ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブス

評価:★★★★★

かつて、よく行ったジャズ・バーで、私がカウンターにすわると、マスターは何も言わずに、このアルバムをよくかけてくれた。私にとっては、いわく因縁のアルバム? その頃は既にチックの曲は、すっかりリターン・トゥ・フォーエバーも解散して、スパニッシュしたりクラシックしたり再インプロしたりストレートアヘッドしたりの多感な頃。あとから知ったのだけど、スタン・ゲッツ・グループに参加後、1968年から70年にマイルス・デイビス・バンドに参加、その当初、68年に自己バンドとして録音されたものなんですよ。確かに凄いアルバムだわ。何ともいえない緊張感とスリリング。今後のジャズのあり方を提示した作品として絶賛されたってのも頷けるわ。その後、デイブ・ホランド、アンソニー・ブ!!!クストン等とともにサークルを結成したけど、あんまし難解すぎてバンドの存続自体が難しかッたみたい。そして、72年初頭、スタンリー・クラーク、アイアート・モレイラ、ジョー・ファレル、フローラ・プリムらと"リターン・トゥ・フォーエバー(RTF)"が結成された、クロスオーバー・フュージョンの幕開けなのよね。で、何が言いたいかって言うと、このアルバム、「マトリックス」が有名だけど、1曲目の「ステップーホワット・ワズ」をよーく聞いて。特に後半。ね、ね、どこかで聞いたような曲じゃない? そう! そうなのよねえ、RTF最初のアルバム、その一番最後の一番長くて一番有名な「サムタイム・アゴー−ラ・フィエスタ」。でしょ、「ラ・フィエスタ」なのよ、あれは。みなさんも発見!!んにゃ発聞してみて。

フィエスタ

評価:★★★★★

チャーリーパーカーのアルバムの中でも特にオススメ。聞いてて素直に明るくなります。

フラミンゴ

評価:★★★★

ミシェルペトルチアーニが本作品についてこう語っている
ジャズを愛し ジャズに愛される。。云々

ここで聞かれるジャズは本当に
ジャズを愛しているからこそという演奏ばかりだ

またペトルチアーニがいうように
ジャズを愛するだけでは
いい演奏はできない

そう ジャズに愛されないといけない

もともとジャズというのは一瞬のインプロビゼーションのために
我とわが身をぼろぼろにしても 曲をその場その場にて作り上げる音楽だ

しかし彼らの純粋に楽しんでいるとしか
思えない演奏を聞いていると
ジャズにあいされているんだな。。。。

そう感じた

惜しむらくは あとすこしでも 生きていたらと思う、、
合掌

ライク・マインズ

評価:★★★★★

ゲイリー・バートン、チック・コリア、パット・メセニー、ロイ・ヘインズ、デイブ・ホランド。
現代のジャズ・シーンのトッププレイヤーが一堂に会した、まさに夢のようなアルバム。
そして内容もこちらの期待に十分に応えてくれる素晴らしさだ。

大体こういう企画物は、豪華メンバーを単に寄せ集めににしただけで、中身は大したことない、なんてケースも実はよくあるんだけど、このアルバムは別。
メンバー全員がそれぞれに友情と敬意を払い、一人ひとりが「ワン・フォー・オール」の精神で一つの曲を作り上げているのがよくわかる。

メンバー間の息も絶妙で、1曲目の「クエスチョン・アンド・アンサー」が、スタジオで一緒に演奏した1曲目のファースト・テイクというんだから恐ろしい。個別にそれぞれが長い交流をしている間柄だけに、「せーの!」でこれだけの演奏ができるんだろうけど、それを差し引いてもこの完成度はスゴイ!

曲もゲイリー、チック、パットの3人からバランス良く選曲されているので、誰か一人好きなミュージシャンがいたら絶対「買い」、ゲイリー&チックやゲイリー&パット、あるいはパットの「Q&Aトリオ」など、複数のミュージシャンが参加したアルバムを持ってる人は「即買い!」の1枚です。

トランジション

評価:★★★★★

「至上の愛」と「アセンション」の間に位置するフリー突入前夜という時期の作品になるが、このアルバムの魅力はこの微妙な時期ゆえの所産といえると思う。フリー・フォームに可能性を求め始めたトレーンが史上最強のカルテットの中だからこそある「美」と「技」とそして「拘束」(これが肝心)によって生み出されたギリギリの産物といえると思う。アセンション以降では求めにくい「美しさ」がここには確かにある。それは又この後抜けていくマッコイ、エルビンに依るところが大きいということだろう。−−での「至上の愛」を抜け出ようとするトレーンのフレーズは何回聴いても胸に刺さってくる程快感である。これを聴いてしまうともはや「至上の愛」は単なる“予告編”で、物足りないものになってしまう。それぐらい完成度は高いと思う。−はその間にあって(エルビンはいないが)“Ballads”を上回る饒舌なテナーをトレーンが聴かせてくれる。私にとってもうこれはすべてバランスのとれたトレーンの究極の一枚である。

ザ・グレート・カイ・アンドJ.J.

評価:★★★★★

J.J.とカイの、ぴったり合ったやフレーズやスライディングに聴き惚れました。これを聴くとアンサンブルがしたくなる!一曲目からワクワクする一枚です。

ECM 24-bit ベスト・セレクションズ

評価:★★★★★

名作リターントゥフォーエバー、ゲイリーバートンとのデュオはいわずもがなだが、80年代のロイヘインズとミロスラフヴィトウスとのトリオも素晴らしい。特にライブで演奏されるI Hear a Rhapsodyの瑞々しい演奏は本盤の白眉。

ビューティ&ザ・ビート

評価:★★★★★

いいですね。ジョージシアリング。素敵なピアノを弾きますよね。軽快にスウィングして楽しいジャズピアノ。どことなく新鮮に響くのはイギリス出身だから? ペギーリーも大変良い雰囲気で歌っています。ずっと頭から終わりまで曲が変わっても同じムードで行くのですが、これが不思議と飽きない。全部聴き終わったらもう一回頭から聴きたくなります。二人ともジャケットの写真ではドレスアップしているので、ライブ盤かと思いきや、聴いてみればスタジオ録音でした。でも、じゅ−ぶん、華やかにやってますよ。1959年の録音とは思えないフレッシュな音楽。このCDは輸入版じゃなくて、やっぱりこの紙ジャケで聴くのが良いと思います。なんとなく雰囲気が出てていいんですよね。録音もかなり良いです。

ドミノ

評価:★★★★★

全財産を持って地方を渡り歩く世界中の盲目の音楽家たち。
日本では津軽三味線の高橋竹山。
盲目であることと彼らの音楽の価値には関連はない。
ただ、そのことが我々の心に鋭い何かを突き立てていることも、
また事実である。

多くの人が指摘するように、ローランド・カークの魅力は、
リード楽器を同時に何本も演奏することにあるのではない。

まず、カークは優れた選曲家であったと思う。
彼の選曲こそが、
厳しい暮らしを生き抜く庶民の深い悲しみと、
それを優しく包み込む温かさとが、
見事にカークのリードを通じて見事に奏でられる。
「民衆の音楽」の生まれるところ、ジャズで、こんな感じを味わうことも、滅多にない。
コール・ポーターの1曲目から、泣かせる曲と唸らせる演奏が続きます。悩める夜にはぜひ。

サムシングズ・カミング

評価:★★★★

ふっとしたきっかけで70'sの日本ジャズ・シーンにとても興味を持つようになった私ですが、そんなコンテキストで次に入手したのが大野俊三氏(tp)の本作('75年作)。
何の前知識も無いまま聴いたのですが、先ず初っ端のタイトル曲[1]の素晴らしさに打ち負かされました。

CD帯には”エレクトリック・マイルス云々”というコピーが見えていたのですが、私自身が未だM.デイビスについては殆ど未聴なので対比する事自体が出来ないのですが、このカッコよさはどうでしょう。クラビネットがゴンゴン鳴る中、大野氏のtpが加速度的な前進を見せるこの一曲で、もう本作を入手した元手は取り返したようなものです(^^;

菊地雅章氏(org)、R.ルーカス(g)など、M.デイビスがらみのバックも素晴らしいです。ますます70'sのジャパニーズ・ジャズの多様性に興味を抱かされました。

レア・ライブ(紙)

評価:★★★★

1−4曲目まではバードランド・オールスターズ(マイルズ・デイヴィス、レスター・ヤング、モダン・ジャズ・カルテット)によるヨーロッパツアー時の録音です(1956年西ドイツにて)。2曲目には現地(ドイツ)のバンドが加わる。3、4曲目はマイルズがピエール・ミシュロ、クリスチャン・ギャロらフランスミュージシャンと組んだカルテットによる演奏。録音は良くないけど演奏の熱気は十分すぎるほど伝わってきます。
このコンサートの写真で一番好きなのは、レスターの演奏に憧れの眼差しを向けるマイルズの笑顔です。本当に嬉しそうだ。
5−7曲目はスタン・ゲッツ・カルテットが1961年のニューポート・ジャズ・フェスティバルに出演したときの演奏。目玉はスコット・ラファロのベースのはず!なのに録音が悪くてあまり聴こえない。ピアノがうるさい。ベース・ソロだけは楽しめます。スタンの演奏については文句なし。

ランデヴー・イン・ニューヨーク

評価:★★★★★

凄いアルバムが出来ました。各バンド1、2曲ずつしか聞けないのが惜しく、全体の統一感は皆無ですが、性質から言って当然であり、深さよりも広さを楽しむべきアルバムです。

一般に我が国では、職人気質で1箇所を徹底的に掘り下げる人間が評価される傾向にあり、その場合、チック・コリアの最近の活動は(特にマニアを自認する方々には)「う−ん」と言われてしまうようです。

しかし、それも40年間貫き通せば、こんな凄いものが出来るんだぞ!という意味で、従来型の価値観をも揺らがせてしまう作品かもしれません。このアルバムがオムニバスではなく1人のピアニストの作品集だなんて、知らない人には信じられないと思いますから。これからも、ドンドン新しいことにチャレンジして欲しいですね。

とにかく楽しそうな演奏が多くていいのです。中でもボビー・マクファーリンとのデュオは注目でしょう。「Blue Monk」ではチックもゴキゲンで、その歌声(というか何というか)まで聞けてしまうのでありました。

アウト・オブ・ジ・アフターヌーン

評価:★★★★★

リーダーこそロイ・ヘインズとなっていますがこれはローランド・カークを聴くアリバムです。
ビ・バップからコルトーレンまで、ジャズにおける過去の様々スタイルが顔を見せたかと思ったら、メロディセンス溢れるオリジナルなスタイルが。
ここでのカークは汲めども尽きないアイディアの宝庫。
特に3拍子の「Fly me to the moon」はあまりにも有名。

サラ・ヴォーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン+1

評価:★★★★

サラの歌に期待すると少しがっかりする。
サラの全盛時代はこのマーキュリー時代だが、「スインギン・イージー」「ノー・カウント・サラ」などの歌唱の方が圧倒的に素晴らしい。また、もう少し後のものには「アット・ミスター・ケリーズ」などという傑作ライブ・アルバムもある。
ということで、ブラウンを聴くアルバムとしては申し分ないのだが、サラの歌にくつろぎがやや欠ける分減点となる。

ブルースの真実

評価:★★★★

4管編成ながらビッグバンド並みの迫力をかもし出す
オリバーネルソンの名アレンジが楽しめます。
またハバードやドルフィーなどアドリブの名手達の中にあって、
つかみ所のないソロで個性を主張するネルソンのサックスも聞き物。

ヴィレッジ・ヴァンガードの夜+2

評価:★★★★★

絶頂期ではめずらしいケニー・バレルのトリオアルバム。ヴィレッジヴァンガードでのライブだけあってとても気合が入っている。ベースはアレンジャーとしても有名なリチャード・デイヴィスでドラムは名手ロイ・ヘインズ。トリオだけあってバレルの魅力が前面に出ている。ソロもコードワークも存分に堪能できる。またそれを引き立てるヘインズのドラムは圧巻。録音状態も悪くなく特にヘインズの4バースのドラミングが気持ちよく聴くことが出来る。ミッドナイトブルーより好きかも。

サラ・ヴォーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン+1(紙ジャケット仕様)

評価:★★★★★

1954年12月18日録音。サラ・ヴォーン(ボーカル),クリフォード・ブラウン(トランペット),ハービー・マン(フルート),ポール・クイニシェット(テナーサックス),ジミー・ジョーンズ(ピアノ),ジョー・ベンジャミン(ベース),ロイ・ヘインズ(ドラムス)。

白人歌手では可愛すぎる(別にいいけど),エラでは明るすぎる(嫌いじゃないけど),ダイナでは濃すぎる(好きだけど),ビリーでは特別すぎる(大大大好きだけど),カーメンは声が好きになれない(ごめんなさい)。だからサラが好きだ。特にバラード。サラはやや低めの声で,しっかりと,じっくりと歌う込む。抜群に巧く,それが(ぎりぎり)嫌みにならない。1度聴いて思わず感動,2度聴いてその表現に納得なのだ。本作はそんな彼女の最高傑作の1つ。

本作での楽しみはサラの歌だけではない。バックがいいのだ。しかも歌もののアルバムにしてはソロがまずまず長めで,彼らのプレイを堪能できる。特にクリフォードは短くても長くても破綻のない抑制されたソロを聴かせる。歌への絡みだって巧い。やっぱり流石だね,というところ。でも本作のバックの中で私が一番好きなのはポール・クイニシェット。レスター・ヤング譲りの優しさ溢れる音,滑らかなノリ,フレージング。レスターに及ばないとはいえ,これだけ吹いてくれればありがたいではないですか!

ハイライトは−−−−。−「バードランドの子守歌」は,まず,印象的なイントロが曲のクールな雰囲気をセット。テーマのあと,ピアノ→ベース→ドラムスのソロという意表をつく展開から,サラのスキャットとホーン陣の掛け合いへ・・・。歌もアレンジも最高。−「パリの4月」は特にジミー・ジョーンズのソロが美しい。−「ジム」はしっとりしたバラードで,語りかけるようなサラの歌が素晴らしい。最初と最後のアレンジもこの上なく美しく(誰なんだろうアレンジャーは?),クリフォードのダブルテンポのソロもいい。−「セプテンバー・ソング」では,クリフォードのソロが終わった直後の入り方からラストまで,サラの感動的な歌唱に思わず溜息がでる。

10点中9点。

ジ・アメイジング・バド・パウエル Vol.1

評価:★★★★★

これは輸入盤のほうが曲数も多く値段も安いが、曲順が入れ替えてあるのは感心しない。「ウン・ポコ・ローコ」は必ず三連発で聴かないと意味がない。この曲を初めて聴いたら「なんじゃこりゃ?」と、そう思うだろう。耳障りなカウベル。でもなんかちょっとカッコイイじゃん、と思い始めたら要注意。かなりヤバイ領域に侵入しつつある。瑞々しいアドリブを残しつつ途中で弾くのを止めてしまう「パリジャン・ソロフェア」といい、鬼才バド・パウエルの作品のなかでも、最もアメイジングな一枚。

インプレッションズ

評価:★★★★★

「LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD」の姉妹盤ではあるが、ライヴ演奏はTRACK1,3のみであとは「穴埋め」のスタジオ録音。ハイライトは何と言っても1の「インディア」。エルヴィンのシンバルが4小節続いたあとジミー・ギャリソンとレジー・ワークマンのベースがスピーカーの左右から「ボボン、ボボン」と飛び出てきて、トレーンのソプラノとドルフィーのバスクラのテーマが始まる様子は本当にスリリング。もちろん2人のソロはコテコテにアツイがドルフィーのワイルドさに軍配を上げたい。おそらくこの時期にラヴィ・シャンカールのシタール演奏に衝撃を受けたトレーンには「インド衝動」みたいなものがあったのかも知れない。3の「インプレッションズ」も、トレーンがテナーを15分間吹きまくる力作。その他の「穴埋め」も静かで美しい曲ばかりで、一服の清涼剤としての効果大。必聴。

セルフレスネス・フィーチャリング・マイ・フェイヴァリット・シングス

評価:★★★★★

1曲目がすさまじいです。ドアタマの「♪プカップカッパヤッパヤップカップカッパヤッパヤッパポ−♪」というソプラノの音で全身鳥肌・毛穴全開。
血液が逆流するような演奏です。ロイ・ヘインズもここぞとばかりにブチキレまくり。最高です。

…で、あと何だっけ?となってしまいます(笑)。まぁ佳曲なのですが、1の風圧に負けてしまってます。

それでも満点。1曲目当てに買って損なしですよ。

チャーリー・パーカー・プレイズ・コール・ポーター (紙ジャケット仕様)

評価:★★★★

− 今まで一度もオリジナルフォーマットで再発していなかったアルバム。「名盤」と形容するのはどんなものかとも思うが、この天才の最期をとらえたものとして、またその凄まじい人生の最後の作品として、やはり素晴らしいアルバムではないかと思う。曲は録音された順に並んでおり、最初の五曲は1954年3月、後半2曲4テイクは同年12月の録音。
 演奏は、例によっ−−て様々な評判の通り、不調である。アドリブにはかつてのエキセントリックなひらめきがないだけではなく、魂を振り絞って出しているかのような弱々しい音、指もおぼつかない。そして何より、演奏全体のあの温かなパワーがほとんどないのだ。あまり主張のないメンバーたちによる演奏のためか、バックもなんだか冷たく聞こえる。
 曲が進むにつれて、パーカー−−ファンとしては辛く、たまらない気持ちになってくる。ラスト「アイ・ラブ・パリ」の2連発でとどめ。別テイクのオープニングで、パーカーが疲れ果てていることが、嫌気がさすほど感じ取れるとおもう。この録音から4ヶ月後、パーカーは死んだ。

 このアルバムはパーカー初心者よりかは(もちろん初心者でも良いのだが)、すでにパーカーを愛した人に是非進めた−−いアルバムだ。もしまだ数枚しか持っていない方であれば、初期のサヴォイやダイアルの諸作からせめて、最後にこの遺作「プレイズ・コール・ポーター」というふうに、追いかけて聴いてみるのもよいのでは。素晴らしい才能を持ちながら自滅的な人生を送った人間の生き様の一部分を感じ取る事が出来ると思う。−

ブッカー・リトル

評価:★★★★★

ブッカー・リトルのトランペットの響きは美しくそして切ない。将来有望な若武者であっただけに彼の23歳という若さでの他界は残念である。スコット・ラファロもビル・エバンス・トリオの一角を担った天才ベーシストであるが、彼も若くしてこの世を去ってしまった。リトルの輝かしいロングトーンとラファロのベースラインが絶妙に調和され独創的な雰囲気を醸し出している。二人の天才の共演は今思うと奇跡的な出来事である。更に他にもウィントン・ケリー(p)、トミー・フラナガン(p)、ロイ・ヘインズ(ds)といった大御所が顔を揃えている。特に絶好調ウィントン・ケリーのピアノ・ソロもこのアルバムの隠れた聞き所となっている。1960年当時の最良のサウンド収めた傑作である。

ミステリオーソ

評価:★★★★★

セロニアス・モンクという不思議なピアニストにひきづりこまれた
最初のアルバムです。モンクのピアノに加えジョニー・グリフィンの
テナー・サックスはモンクのピアノにぴったり?と寄り添うように
好演を繰り広げる。ベースとドラムスもでしゃばることなく堅実にバックを固める。リバーサイトというレーベルがなかったらこのアルバムもですが当然モンクというピアニストがここまで偉大になったかどうか。

アウト・ゼア

評価:★★★★★

PrestigeのDolphy作品としては、私が昔LPで聞いた時には異質に感じた作品であった。しかし久しぶりに(約20年ぶりに!)CDでじっくり聞くと、彼の音楽(Jazzに限定していない)に対する貪欲な姿勢が当時としては突出していた事が分かる。とっつきにくいかも知れないが、聞いた後に充実感が残る作品である。音質も申し分ない。よし!prestige時代の作品は全部CDで揃えよう!。

ファー・クライ+1

評価:★★★★★

Booker LittleとはFive Spot のライブがあまりにも有名だが、これはDolphyの作品の中では絶対にはずせない。収録された曲はこの後の彼がライブで演奏するおなじみの曲ばかりだ。しかし本当にBooker Littleは素晴らしい才能を持った人だったんだなー。その死はあまりにもあまりにも早すぎる(白血病とはいえ)。Left alone,It's magicはいつ聞いても涙がでるほど切ない。廉価版で再発だなんて・・・買いだ!

セルフレスネス・フィーチャリング・マイ・フェイヴァリット・シングス

評価:★★★★★

アトランティックの「マイ・フェイヴァリット・シングス」は名盤として名高いが、インパルス時代の、それも晩年のものを味わった後で聴いてみると、パチンコ屋の開店を告げるチンドン屋かアラビアの蛇遣いのように聞こえなくもない(ファンには失礼!)。
それほどトレーンのこの曲の演奏は、変貌に継ぐ変貌を繰り返している。
本アルバムは雑多な寄せ集め集だが、この1曲のためにつとに名高い。変貌する「マイ・フェイヴァリット」のごく初期のもので、まだ十分に”原形”をとどめている。
また、この「マイ・フェイヴァリット」の演奏の価値に大きな貢献をなしているのが、いつものメンバーではない、ドラムスのロイ・ヘインズだ。いつものエルヴィンのような千手観音百叩きで圧倒しなくとも、スネア・ドラムを工夫するだけで複雑なリズムがたたき出せるのだと、何度聴いても感心してしまう。

ミステリオーソ

評価:★★★★★

 正直、モンクはとっつきにくかったです。あまりにも朴訥としすぎてて。
 それが開眼したのは、このアルバムの「ジャスト・ア・ジゴロ」。音も多くなく、素朴なのにリリカル。何とも味わいがあり、しみじみと聞き入ってしまいます。
 ジョニー・グリフィンを初めて聞いたのも、これ。表題曲での、熱気のこもったソロがいいです。グリフィンのライブ版というのも少ないように思うので、その点でも面白いと思います。
 ジャケットのキリコの絵も、雰囲気があって、購入する決め手の一つになりました。奇妙なんだけど何か惹かれるところが、モンクと共通してる?
先頭に戻る

このデータは、06年02月12日0時59分58秒現在のデータであり、現時点では変更されている可能性があります。