ウィントンマルサリス(Wynton Marsalis)が参加しているCDの一覧

ウィントンマルサリス(Wynton Marsalis)の参加CDをまとめて買いませんか?

ウィントンマルサリス(Wynton Marsalis)をまとめて聞いてみたいと思ったあなたのために、ウィントンマルサリス(Wynton Marsalis)が参加しているCDを集めてみました。ぜひ、CD選びにお役立て下さい。

タイトル価格発送可能日購入詳細

Wynton Marsalis

1491円
通常6−9日以内に発送

Think of One

1491円
通常6−9日以内に発送

Hot House Flowers

1491円
通常3−5週間以内に発送

Black Codes (From the Underground)

1491円
通常6−9日以内に発送

J Mood

1491円
通常3−5週間以内に発送

Marsalis Standard Time, Vol.1

1491円
通常24時間以内に発送

Live at Blues Alley

2487円
通常24時間以内に発送

The Majesty of the Blues

1491円
通常6−9日以内に発送

Crescent City Christmas Card

1242円

Standard Time, Vol.3: The Resolution Of Romance

1491円
通常24時間以内に発送

The Original Soundtrack From Tune In Tomorrow...

1491円
通常3−5週間以内に発送

Standard Time, Vol.2: Intimacy Calling

1491円
通常24時間以内に発送

Levee Low Moan: Soul Gestures in Southern Blue, Vol. 3

1491円
通常6−9日以内に発送

Uptown Ruler: Soul Gestures in Southern Blue, Vol. 2

1491円
通常6−9日以内に発送

Thick in the South: Soul Gestures in Southern Blue, Vol. 1

1491円
通常24時間以内に発送

Blue Interlude

1491円
通常6−9日以内に発送

Citi Movement

3110円
通常6−9日以内に発送

Blood on the Fields

4354円
通常6−9日以内に発送

Joe Cool's Blues

1491円
通常24時間以内に発送

Gold Collection

1309円
通常10−14日以内に発送

Standard Time, Vol.5: The Midnight Blues

1491円
通常3−5週間以内に発送

In This House on This Morning

3110円
通常3−5週間以内に発送

Standard Time, Vol. 4: Marsalis Plays Monk

1491円
通常24時間以内に発送

Big Train

1491円
通常24時間以内に発送

Standard Time, Vol. 6: Mr. Jelly Lord

1491円
通常6−9日以内に発送

スターダスト

1835円
通常3−4日以内に発送

Citi Movement

2662円
通常3−5週間以内に発送

ウイントン・マルサリスの肖像

1835円
通常24時間以内に発送

Midnight Blues

1540円

Mister Jelly Lord

1540円

Live at the Village Vanguard

4977円
通常24時間以内に発送

Selections from the Village Vanguard Box

1491円
通常6−9日以内に発送

Marciac Suite

2363円
通常24時間以内に発送

Hot House Flowers

2363円
通常3−5週間以内に発送

Marsalis Standard Time, Vol. 1

2363円
通常6−9日以内に発送

スウィンギン・ウィズ・ザ・デューク

2520円

Darden Smith

1242円

Popular Songs: The Best Of...

1540円

ザ・レゾリューション・オブ・ロマンス ~スタンダード・タイム Vol.3

2345円

MR.ジェリー・ロード−スタンダード・タイム Vol.6

2520円
通常4−6週間以内に発送

ブラッド・オン・ザ・フィールズ

5199円
通常4−6週間以内に発送

ミッドナイト・ブルース

2548円
通常3−4日以内に発送

ビッグ・トレイン組曲

2520円

シンク・オブ・ワン

1995円

Jムード

1995円

スタンダード・タイム Vol.1

1995円
通常24時間以内に発送

セレクションズ・フロム・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード Box

2520円

スターダスト

3150円
通常3−4日以内に発送

スタンダード・ライヴ

2548円
通常24時間以内に発送

Live at the House of Tribes

2363円
通常24時間以内に発送

購入者の感想

Black Codes (From the Underground)

評価:★★★★★

オープニングのBLACK CODESからラストのBLUESまで、
黎明期から現代に至るJAZZの本流はこうだ、とばかりに
ウィントンが世に問うた渾身の一作。
確かにこんな作品がフュージョン全盛の時代に出てきたら事件に
なるわけだ。そしてこの後、JAZZは本来の輝きを取り戻し始める
ことになる。

J Mood

評価:★★★★★

−完璧なテクニックを誇るトランペットのWyntonによる,カルテット作品.Miles Davis の "Nefertiti" あたりの作品を思わせる,抑制の美学と緊張感にあふれた,実に渋いアルバムです.
しかし,聴きどころは,リーダーのWyntonのプレイよりも,ピアノのMarcus−− Robertsではないかと思います.テンションの効いたバッキングやソロが,このアルバムを極上なものに仕上げています.−

Marsalis Standard Time, Vol.1

評価:★★★★★

ジャズ界に80年代にデビューした若手の作品には、演奏に「意味がない」ものが非常に多かった。指だの手足だのはよく動くし、先人の遺産とやらをよく勉強してるから褒めてあげてもいいのだが、聴く側にしてみたら、そんなこたぁどうでもいいんである。それより、演奏がつるつる滑って聴くに堪えないというか、何も残らないのをどうにかしてほしかった。なんでこの人はここでこんな演奏をしているのか、説得力がないのである。意味がないとはそういうことだ。

そういうつまらないジャズの親玉だとして、一部で目のかたきにされていたのがウィントン・マルサリスである。やれ頭でっかちだの、口は閉じて演奏に専念しろだの、いろいろ言われたものだ。たしかにウィントンは一言多い人だった。よせばいいのに遺産だの伝統だのと講釈をたれるもんだから、「理屈抜きで楽しめる」ことを至上の価値とする人たちからは総スカンを食った。しかし、そんなウィントンの言動に惑わされて、逆にこの「スタンダード・タイム」を理屈抜きに聴けなくなったのはマヌケとしか言いようがない。

「スタンダード・タイム」は傑作である。ウィントンは、テクニックを何のために使うのかをよく自覚している。一音一音に対する集中力がすさまじい。フレーズの一つ一つに意思を感じる。徹底して抑制された音、サックスに劣らない表現力を持たせる驚異のリップコントロール、それらが何度聴いても飽きないアドリブ・ラインとなって、全曲にわたって展開する。なぜ飽きないのかよく聴き直してみると、とにかくフレーズの引き出しがケタ違いなのだ。節回しがいちいちツボにはまる。ソウルの効いたくすぐりが途切れることがない。おいしすぎる。またピアノのマーカス・ロバーツがすばらしい。おとなしそうに見えて、熾火のようにじわじわと熱くなってくる切迫感がたまらない。

メンバー全員の気合と懐の深さに、おなかも心も満足の一品だ。

Live at Blues Alley

評価:★★★★★

 ニューヨークに何年も暮らしていると、当然ながらジャズに対する理解も大きく変わる。音楽的に、その環境に身を置いてみて初めて好きになる部分、というのも有るにはある。またジャズは、日本では個人の聴く趣味の1つという以上の意味はないが、アメリカではそうではないということも、否応無く判って来る。ニューヨークに住むようになってから本当に好きになったミュージシャンがWynton Marsalisだ。
 86年のこのライブ・アルバムは、トランペットによるワンホーン・カルテットの演奏としてもジャズ史上屈指の出来。セプテットやLincoln Center Jazz Orchestra でのWynton の音楽は好みが分かれるかもしれないが、Standard Time Vol.1−Vol.3あたりやこのライブなら、もう自信をもって「これ聴いてくれ!」と人に勧めてまわりたくなる。Keith Jarrett や Archie Shepp から少々批判されようが、とにかくWyntonには頑張っていって欲しい。

Standard Time, Vol.3: The Resolution Of Romance

評価:★★★★★

ウイントンと父エリスの競演によるスタンダード集。延々と展開される曲は少なく、スタンダードのメロディーを大切に吹きつづるウイントンの公演がすばらしい。エリスのソロもしみじみと味わい深く聞かせます。

ウイントンのスタンダード集はいくつかあるけれど、このCDは父エリスの協力も得て出色の作品といえるのではないでしょうか。

Standard Time, Vol.2: Intimacy Calling

評価:★★★★

ウイントン・マルサリスの出現はジャズの伝統と可能性を再認識させる事件であった。帝王マイルス・デイビスが病ぎみにあった80年代に彗星のごとく現れたマルサリスはトランペットをこれほど完璧に演奏できることへの驚きとジャズの持っていたニューオリンズ以来の伝統を復活させ、その魅力を再認識させたのである。クラッシック・トランペットを髣髴とさせる、完璧なフィンガーワークとタンギング。彼のフレーズはまるで楽器の練習曲のスケールを一糸乱れず演奏するかのように端正でバランスが取れている。音色も音符の一音一音をよどみなく吹き、曖昧さがない。彼の実力はクラッシック界でも高い評価を得ている。このアルバムはマルサリスがジャズのスタンダードに挑戦したものだが、この手のものとしては3作目である。新伝承派と命名されただけあって、ジャズの持つエッセンスを見事に昇華した傑作だといえる。古くはルイ・アームストロング、クリフォード・ブラウン、フレディ・ハバードなどへのオマージュとも取れる演奏もある。これほどのテクニシャンに何も言うことはないのだが、個人的には、リー・モーガンのようにたとえ破綻はあっても、ジャズのもつバイタルでレイジーな味わいが欲しいと思う。例えば、モーガンの鋭いアタックや閃光のようなアドリブ。予定調和や理性的なフレーズと一味違ったスリルを求めたくなるのだが、それをマルサリスに期待するのはお門違いなのかもしれない。とはいえ、マイルス亡き後、ジャズの新星トランペッターは21世紀の名手として君臨し続けるに違いない。

Thick in the South: Soul Gestures in Southern Blue, Vol. 1

評価:★★★★★

−Wyntonはその活動の特殊性から、どうしてもいわゆるジャズファンの評価が分かれるところ。
実際、自分もウィントンが来日して、初めて聴いたのが、ちょうどディキシージャズ的なものをやっている時で、うっかり寝てしまった思い出がある。
が、このアルバム。刮目、ああ、ウィントンもやはりジャズメンであったと思わせる一枚。
サイドにジョーヘンダーソン−−、エルビンジョーンズなどを迎え、クールな中に、熱い物を秘めた、素晴らしい演奏になっている。
曲も素晴らしい。1曲目のHARRIET TUBMANのイントロ。何度聴いても鳥肌が立つ。名盤!

このアルバムの来日時に一度生で演奏を聴いたのだけれど、ぶっ倒れそうにイカしてました。
必聴。できれば、一曲目はボリュームを上げて聴いてほしい。−

Blood on the Fields

評価:★★★★★

この作品の国内盤の解説を読んでいて、簡単にジャズファンは名乗れないと感じてしまった。この作品の実質的主人公ウィントン・マルサリス。ジャズミュージシャンの間では有名だと言う人の孫だと言うじゃないか。そのテクニックはまさにジャズ史を遡って全て網羅した様な凄さ。その彼が総括的な意味でジャズの歴史と黒人達の差別などを主題にした作品がこれ。ジャズミュージシャン初と言うよりクラッシック以外のミュージシャンとして初のピューリッツァ賞をこの作品により受賞したと言うだけに作品の奥深さは半端じゃない。読んでいてまさに心打たれるモノも多くあった。演奏も昔のジャズから現代のジャズ。と言ってもあまりアヴァンギャルドなモノやフュージョン的なモノは感じないが、人生をジャズに捧げなければとても出来ないだろう作品。ただ3枚のCDで一つの作品であり、値段もどうしても高くなってしまうのが難点。それがなければ是非聞いて欲しいのだけどもやはり難しい作品なだけに簡単に購入にも踏み切れない。そう言う意味では初心者向きではないのかも知れないが、演奏自体は初心者でも取っつきやすいと思う。作品としては星5つだが商品として買いやすいかどうか考えるともう少し点数は下がるかな。

Joe Cool's Blues

評価:★★★★★

実はこれは私が初めて自分から欲しいと思って買ったCDです。
はじめはジャズと知らずに(!!)かったのですが、
聴いた瞬間はまりました。
未だに大好きです。
だいぶ前に出たCDで、
私はいったんこのCDを失くしてしまったのですが、
また買ってしまいました。

大好きな「ピーナッツ」の曲が、こんな素敵なジャズできけるなんて!!

トランペットで有名なウィントン・マルサリスと、
ピアノのエリス・マルサリスのそれぞれのコンボがかっこいいです。

ジャズなんて初めて、そんな人にもオススメのCDです。

Standard Time, Vol.5: The Midnight Blues

評価:★★★★

マルサリスのスタンダード集では第5集目のものだ。
相変わらず端正で理知的な演奏を淡々とこなしている。
そのフレーズの作り方や間の取り方、タンギング、ブレスなどテクニックは完璧といっていい。
そういったプレイに支えられてスタンダード曲ということもあっておちついて聞ける1枚である。
リスナーによっては、一種の「アク」を求める向きもあるがマルサリスにはそういったところが無いので物足りなさを感じる人もいるかもしれない。
しかし、見た目の「ジャズらしさ」にこだわらず音楽づくりそのものを聞いていくとマリサリスの曲つくりはすばらしい。
Baby Won't You Please Come Homeなどはボーカルでよく歌われる曲だがトラペットで聴くとまた違った味わいがあって素晴らしく美しいメロディーに引き込まれてしまう。

Standard Time, Vol. 6: Mr. Jelly Lord

評価:★★★

Wynton MarsalisのStandard Time Vol1でジャズの魅力に引き込まれ、その後、新譜が出るたびに購入して聞いています。本作はVol6となりますが、評価は微妙です。というか、はっきりいうと今の私には魅力があまり感じられません。もっとジャズを聞き込んで、ジャズの歴史も学んだような聞き手なら、感動できるのかもしれませんが・・・。ただ、このあとの人生の中でもっといろいろなジャズに出会い、聞き込み、何年後かにまたこのアルバムに耳を傾けたなら、ひょっとしてまったく違う感じ方ができるのかも。そういう点で評価は星3つです。

スターダスト

評価:★★★★★

With Stringsもののジャズと言えば、概して甘めの演奏が多いが、このWynton Marsalisの傑作は、甘さを排した、むしろハイブラウというべき演奏が収められている。冒頭の"Stardust"から傑作を約束させる演奏を展開しており、バラード系の演奏に終始しない選曲のセンスを含めて、全ての演奏が素晴らしい。ストリングスのアレンジメントもよく練られており、ジャズのWith Stringsものでは最も優れたものの一つといってよいだろう。ソロイストはほとんどWynton一人と言ってよいが、その演奏能力と歌心を全開にしており、Wyntonのキャリアの中でも、最高位を争う傑作である。

ウイントン・マルサリスの肖像

評価:★★★

若手メインストリーム・ジャズの旗頭としてシーンを引っ張ってきたウイントンのデビュー作は、ハンコック等の強力なバックアップを受けて、東京で録音された。
 ガキとは思えない圧倒的なテクニックが余りにも凄すぎて、陰影感が薄いとか、心がこもっていない…などと、つい言いたくなるベテランの気持ちもよく分かるが、私もそう感じる(^o^;; そんなに軽々と"RJ"を演奏するなよ、と言いたい。
デビュー当初は、サンタナ等と同じステージで(渋々)演奏などしていたが、その後は押しも押されぬマジメ派若頭として現在まで第一線で活躍しており、同年代のベンチマーク対象となっている。

人種問題などを持ち出したり、あまり小難しいことを言わず、ミュージシャンなんだから演奏に集中して欲しいものだ。饒舌なのはラッパだけにして欲しいのは私だけだろうか。

Live at the Village Vanguard

評価:★★★★★

ものすごいテクニックで熱く吹きまくっています。カッコええ! 生で見たい! 1992年−94年にNYのVillage Vangardでの演奏の7枚組み! しかし飽きません。CDやジャケットではクールで生真面目な印象を持っていたのですが、吹くと熱く、しゃべると気さくな若いオニイチャンといった感じでイメージが変わりました。まず構成が洒落てます。1枚目が月曜の夜のステージで7枚目が日曜の夜のステージという風にまとめてあり、7枚で1週間分のステージが聞けるようになっています。演奏は熱いが完成されています。ウイントンはMCではジョークを結構飛ばしていて盛り上がった雰囲気が伝わってきます。朝2時とか相当夜遅いステージのよう。ウイントン自身も「Village Vangardでの演奏がこれまでで最も楽しかった」と言っているように楽しんでいるのが伝わってきます。7枚にしては安いしいい買い物でした。

Marsalis Standard Time, Vol. 1

評価:★★★★★

一瞬聴くと印象が薄い。それはマルサリスが吹きまくらないで、抑制的だからだ。しかしトランペットに注意して何度も聴くとマルサリスの凄さに気が付く。音域、音の出し方、メロディーの吹き方、巨人マイルスを超えているのではないか。以前のマルサリスのアルバムは優等生的、教科書的だったが、「歌心」がこのアルバムにはある。キース・ジャレットのスタンダード・シリーズがピアノによるスタンダードの新しい解釈だとすると、このマルサリスのスタンダード・タイムは管楽器による新しいスタンダードの解釈。現代の名盤にして新しい「スタンダード」である。(松本敏之)

スタンダード・タイム Vol.1

評価:★★★★★

「スタンダード・タイム」は傑作である。ウィントンは、テクニックを何のために使うのかをよく自覚している。一音一音に対する集中力がすさまじい。フレーズの一つ一つ思を感じる。徹底して抑制された音、サックスに劣らない表現力を持たせる驚異のリップコントロール、それらが何度聴いても飽きないアドリブ・ラインとなって、全曲にわたって展開する。なぜ飽きないのかよく聴き直してみると、とにかくフレーズの引き出しがケタ違いなのだ。節回しがいちいちツボにはまる。ソウルの効いたくすぐりが途切れることがない。おいしすぎる。またピアノのマーカス・ロバーツがすばらしい。おとなしそうに見えて、熾火のようにじわじわと熱くなってくる切迫感がたまらない。

メンバー全員の気合と懐の深さに、おなかも心も満足の一品だ。

スタンダード・ライヴ

評価:★★★★★

こんなウィントンが聴きたかった。涙。。。
キャパ数十人という狭いホールがバンドと観客を怪しい光で包み込む。そこはもう目くるめくウィントンワールド。
観客の生々しすぎる掛け声と拍手、ウィントンの高らかに響き渡る肉感的なトランペット。ブルブル震えます。
最後の“2nd line”のドンチャン騒ぎなんか、まるでニューオリンズ風悪魔の行進のよう。
ウィントンってやっぱすごい。。。

『マジックアワー』で失望した人、今度は本物です。

Live at the House of Tribes

評価:★★★★

久しぶりのウィントンのスモールコンボでのライブ盤。いい意味でも悪い意味でもこの人は孤高の人なんだなぁというのが実感です。個人的には、エリス.マーサリスとやったstandard time vol.3とかエルビンと至上の愛やったのが好きです。そこには共演者に対するリスペクト、そこからうまれる音楽への愛情がはっきり感じ取れるから。このアルバムでは自分が親分っていう感じが凄くします。Srtandard time vol.1やblues alleyでのライブにはこういう雰囲気はなかった。ちょっとお山の大将っていう雰囲気が伺えます。
技巧は素晴らしいです。本当に凄い。ただ、それをそこまで披露したからと言ってそれが素晴らしい音楽となるかどうかは別だと思う。一曲一曲が長いので、ウィントンの完璧なコントロールとそれによって生まれるある意味冷徹な感覚が必ずしもプラスに作用していないと思います。その意味では昔のフレディの方が良いなと思わせるところもありました。
それにしても、ウィントンのビバップ的なアプローチを排除してあそこまで吹いてしまう強固なスタイルには感服です。それは本当に凄いと思います。この人とがっぷり四つに組んで、相互がリスペクトしあうような状況で音楽を作って欲しいと思いますが、その相手がいないのがこの人の不幸だと思いました。
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このデータは、06年02月12日1時11分21秒現在のデータであり、現時点では変更されている可能性があります。