ジョンスコフィールド(John Scofield)が参加しているCDの一覧

ジョンスコフィールド(John Scofield)の参加CDをまとめて買いませんか?

ジョンスコフィールド(John Scofield)をまとめて聞いてみたいと思ったあなたのために、ジョンスコフィールド(John Scofield)が参加しているCDを集めてみました。ぜひ、CD選びにお役立て下さい。

タイトル価格発送可能日購入詳細

Grace Under Pressure

1491円
通常6−9日以内に発送

Flat Out

1491円
通常24時間以内に発送

Loud Jazz

1491円
通常24時間以内に発送

Blue Matter

1491円
通常24時間以内に発送

Pick Hits Live

1491円
通常24時間以内に発送

Slo Sco: The Best of Ballads

1491円
通常6−9日以内に発送

Quiet

1865円
通常6−9日以内に発送

Hand Jive

1491円
通常3−5週間以内に発送

I Can See Your House from Here

1491円
通常24時間以内に発送

Groove Elation

1491円
通常24時間以内に発送

Time on My Hands

1491円
通常24時間以内に発送

A GO GO

2548円
通常3−4日以内に発送

Out Like a Light

3040円

Bump

1865円
通常6−9日以内に発送

バンプ

2548円
通常3−4日以内に発送

ユア・アンダー・アレスト

1995円
通常24時間以内に発送

Steady Groovin'

2114円
通常6−9日以内に発送

ブルーノート・ジャムズ・ア・ニュー・グルーヴ

2548円

Works for Me

1865円
通常6−9日以内に発送

シングズ・アンシーン

2548円

ホワット・イット・イズ

1835円

バイ・エニー・ミーンズ・ネセサリー

1835円
通常4−6週間以内に発送

ワークス・フォー・ミー

2548円
通常3−4日以内に発送

IT’S THERE

3059円

イフ・ゼイ・オンリー・ニュー

2500円

ドゥーイン・イット・アゲイン

2500円
通常3−4日以内に発送

ドラゴンフライ

2548円

ザ・ニュー・スタンダード

2548円

クワイエット

2548円
通常3−4日以内に発送

ザ・トリオ

2854円
通常24時間以内に発送

ポーギ&ベス

2548円

スティル・ウォーム

2243円
通常24時間以内に発送

ブルー・マター

2243円
通常4−5日以内に発送

New York Step

3059円

ファースト

2548円

マイ・ジェネレーション

2548円

ステディ・グルーヴィン

2548円
通常8−10日以内に発送

WIZARD OF OZONE−小曽根真ベスト・セレクション

3000円
通常24時間以内に発送

デコイ

1995円
通常3−4日以内に発送

オルタード・シングス

2500円
通常3−4日以内に発送

ウーバージャム

2548円
通常24時間以内に発送

アウトブレイク

2520円
通常24時間以内に発送

アップ・オール・ナイト

2548円
通常24時間以内に発送

アンルート

2548円
通常3−4日以内に発送

ザッツ・ホワット・アイ・セイ

2548円
通常24時間以内に発送

ソウル・グラス

2520円
通常24時間以内に発送

シェイズ・オブ・ジェイド

2548円
通常24時間以内に発送

ユー・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン(紙ジャケット仕様)

2345円
通常8−10日以内に発送

Jazzin’The Hits

2548円
通常24時間以内に発送

ラヴ・レター(紙ジャケット仕様)

2835円
通常3−4日以内に発送

購入者の感想

Flat Out

評価:★★★★★

Blue Matterバンドの後に出たアルバムだが、色々な要素をとても良い感じで表現しています。彼のルーツが強く感じ取れるはずです。隠れた名盤だと思います。

Loud Jazz

評価:★★★★★

ジョンスコのギターがかっこいいのはもちろんだが、デニスチェンバースのファンクなドラムが最高です。ジャズをやっているジョンスコも勿論良いが、またこういうアルバムも作って欲しいものです。

Blue Matter

評価:★★★★★

これが出た当時は、こればかり1ヶ月くらい聴きまくっていました。まず、デニス・チェンバースとの邂逅。「THE NUG」や「TRIM」の圧倒的プレイになぎ倒されました。それから曲の恰好よさ。「SO YOU SAY」とか「BLUE MATTER」とか、妙に心に引っかかりが残る佳曲揃い。そしてジョンの甘いのに分厚く、ヘンなハーモニーの音使い。このあとの「PICK HITS」も良いが私はこのスタジオ盤があっさり聴き易くて大好きです。密かにミッチェル・フォアマンのキーボードが異常に良いです。買い!!

Pick Hits Live

評価:★★★★★

グラマビジョン時代の最高アルバム。ライブ音源であるが、緊密なバンドの連係プレーと各構成員のソロプレーがふんだんに聞ける。やはり特筆すべきは緊張感を保ちながらファンキーにせまりかつ大胆不敵なフレーズを連発するジョンスコ本人。そしてジョンスコにとてつもないインスピレーションとモーチベーションを与えている怪物デニスチェインバースのドラミングも聞き逃せない。危険な香のするライブでありかなりスリリング。10点中9点

Quiet

評価:★★★★★

音楽家として常に前進しよう/チャレンジしようというのが感じられるひと=ジョンスコフィールド。ストリート感覚までも取り入れるとこなんかはすごいです=最近の作品。ポンティーとは違いますね。

やっぱしバックに流れるブラスアレンジが素晴らしいです。ジョンの才能を感じますね。ジョンの作品の中では異色なうやつですね。アコーステックなんでね。

悪くはないけれども、なんだか、爆発するような秘めたエネルギーはないすね。そこが残念ですね。非常に。アコーステックに関してはまだまだ演奏がこなれていないような印象を持ちましたね。エレキと同じようなアプローチをしているような感じですかね。新たな発見はアコギに関してはないと言うところが残念です。やや冗漫かね。

というわけで評価!!!10点中6点です。平均作品のちょい上ですかね。あんまりくり返しては聴かないと思うね、これは。

Hand Jive

評価:★★★★

シブい伴奏の上で独りのたうつ、過激なギター。

有名なPick Hits Liveの、ビリビリ主張しあうプレイとは正反対。クールだけど毒もある音を聴きたいときにうってつけ。

BILL STEWART(Ds.)の控えめなプレイも聴き所。DENNIS IRWIN(B.)にいたっては、控えめすぎてフェーダー上げてやりたくなる。

I Can See Your House from Here

評価:★★★★★

メンバー的にはジョンスコのトリオにパットが参加したような雰囲気。ビルスチュアートは私もお気に入りのドラマーで独特のビート感がいい。スティーブスワロウは昔のジョンスコを聴いていた人なら既にご存知の硬めの音のベース。パットはいつものフルアコ+ディレイの音はあまりでてこないのでそのつもりで。ES-175にディストーションを掛けるとこんな音になるのか・・・。ジョンスコはいつものAS-200の音。アコースティックギターでの競演もあるのでお楽しみに。現代ジャズギターの双璧が一緒にやってるから当たり前かもしれないが2人のプレイには文句のつけようがない。それと、意外にも全曲オリジナルでしかも曲がいい。ありきたりのスタンダードで済ませないのがニクイ。作曲でもお互いに競っているのだろう。適度にハードとソフトが混ざっているので雰囲気で聴くひとにもおすすめ。ギターフレーズではオルタードやコンディミなどアウト系のスケールでよく似たフレーズ展開が聴かれる。音色が似てるのでどっちがどっちかわからなくなるところもあり。ギター弾きなら8曲目「S.C.O」をコピーすべし!どうせ挫折するだろうからそのときはラストのブルーズを聴いて昇天してください。

Groove Elation

評価:★★★★

とにかくグルービイ。オルガンとジョンスコのギターの組み合わせが好きな人にはたまらない。ちょっと、MG‘sのグリーンオニオンを連想するサウンド。アドリブはほとんど聴けない、つくりこまれた感はある。けれど、ジョンスコ臭は十二分に楽しめる。オレはこのアルバムも大好きです。

Time on My Hands

評価:★★★★★

ジャズフォーマットにやや戻ったジョンスコ。構成員がつわものたち。チャールズミンガス、オーネットコールマンを喚起させるフリーな楽曲を演奏。
個性のあるサウンドと独特のコードワークが光る。
<構成員>
チャーリーへイデン
ジャックデジョネット
ジョーロバーノ

この3人がこれまた強力。パットメセニーとやったりするリズムセクション=世界最高。ジョーはこれまた個性のあるフリージャズサックス奏者。パワフルなブローがジョーを奮い立たせている模様。
緊張感がみなぎるシリアスジャズ。10点中8点

A GO GO

評価:★★★★★

ロック色な資質をうまい具合にモダンに処理。ファンクなサウンドを自分の中で上手に消化。ジャムベースなグルーブを若手達と一緒に歩きながらエンジョイ。インタープレーを楽しむこともできるダンスアルバム
ジョンの優れた対応性が色濃く出たアルバム。10点中8点

Bump

評価:★★★★★

クロスオーバー、言葉は古いかもしれないが、正に、これこそインスト ファンク ロック ジャズの代表作に成り得ると思います。サウンドは、ストレート アヘッドで清々しく、若々しいリズム セクションに、ジョン スコフィールドがオーバードライブしている と いう感じ。しかし、中々メロウな部分もあり、Jam Session風な、つう好みのギターサウンドではないだろうか?
もう、これは最高!!

ユア・アンダー・アレスト

評価:★★★★

マイルスが“マイルス・ミュージック”といえる音楽を創っていったのは、『オン・ザ・コーナー』の「ブラック・サテン」あたりまでで最後だが、復帰後においてそのミュージシャンとしての実力を見せつけたのが、このアルバムでの「ヒューマン・ネイチャー」と「タイム・アフター・タイム」。で、この2曲を聴けばなぜマイルスが偉大なのかが解る。
普通の凡百のミュージシャンが有名ポップスのカバーなんかやろうものなら、甘ったるい無意味なBGMになる事が多い。だがここでのマイルスは曲を見事自分の音楽として消化しており、オリジナルにもたれ掛かる事一切無し。トランペットの音だけでも泣かせる!
ただ8曲目「ユア・アンダー・アレスト」でボブ・バーグ、ジョン・スコがなかなかのプレイをしているが、正直アルバム全体としては弱いものがある。だけど今だしょうも無いポップス等のカバーをお気楽にやっているフュージョン・ミュージシャンは絶対聴かなければならない作品。

ホワット・イット・イズ

評価:★★★★

一般的にコルトレーン色の強いサックス奏者と言われている(らしい)D.リーブマンその人ですが、個人的にはこのリーダー作で聴いたのが初めてでした。
#M.デイビスやE.ジョーンズといった大物Grp.でもプレーしていた
#そうですね。

少なくとも、本作ではあまりJazz色は強くなく、本当に面白いフュージョン作品に仕上がっています。非常に柔軟でかっこいいメロディーラインを創り出せる人のようで、[1]、[3]などのオリジナルは楽曲の面白さという点で非常に秀逸だと思います。[4]などでも(ソプラノから)アルトに持ち替えてのブローもご機嫌。また、よく話題にのぼる[2](ローリングストーンズの曲)のカバー曲も、オリジナルよりテンポを落としながらも、M.ミラー、S.ガッドといった強力なリズムセクションが築き上げる隊となグルーヴにのったD.リーブマンのSaxが冴えています。

ギターにはJ.スコフィールドが参加していますが、このようなメロディーラインの楽しいアーティスのサポートにおいても非常にいいソロを聴かせてくれています。トータルバランスの良さも含めて、D.リーブマンの才とプロデュース(一部客演)したM.マイニエリの手腕が上手く発揮されているのではないでしょうか。
#ラスト[6]におけるメロディーの美しさは、是非

#聴いてみてください。

バイ・エニー・ミーンズ・ネセサリー

評価:★★★★★

かれこれ9年前か。
このアルバムがリリースされた時、
「かっこいい!」と快哉を叫んだものだ。
ジャズ・ジャーナリズムの評価も異様に高かった。

一躍、ジャズ界の寵児に祭り上げられたゲーリーは、
いまでは、ジャズ版「あの人は今」とも称すべき、
忘れられたミュージシャンに成り果てている。

ファンクでスペイシーなサウンドは、
確かに当時、流行の意匠であり、
いま聴くと、いささか古くさい印象を受ける。
だが、ゴリゴリと一本調子に吹きまくるゲーリーのプレイは、
虚心に聴けば、それなりに魅力的だ。
(この一本調子がファンに飽きられた理由でもあるのだが)

パット・メセニーと共演したスタンダード集など、
他にもいい作品はあった。
昨今の、無個性バラードプレイヤーたちの氾濫を見るにつけ、
この個性派プレイヤーをこのまま葬り去るのは、
いかにも残念だと思う。
意匠にこだわらず、ゲーリーのサックス自体を
じっくり聴かせる新作の登場を期待したい。

ドゥーイン・イット・アゲイン

評価:★★★★

全体的な印象は、かなりJazzよりのFusionといったところでしょうか?
ここでのジョンスコは、いつもと違ってかなりジャージーです。
日野皓正もかなりの好演。このころのリーブマンは曲によってソプラノとテナーを使い分けています。
リーブマンの最近のCDしか聞いてない人にはぜひともお勧め。

マイルスグループを離れて、バイラークとのルックアウトファームを解散した直後に録音。ちょっぴりマイルス時代のテイスト戻って楽しいアルバムができました・・・という感じです。

ザ・ニュー・スタンダード

評価:★★★★★

日頃、目にしている物の美点に気づかないということは誰もが経験しているだろう。独断と思い込みによって視野が狭められるからだ。それを超越出来るのは天才と呼ばれる一握りの稀有な存在にのみ許されている。

 言うまでもなく、ハービー・ハンコックはその中の一人である。少なくとも、私の父親と同世代でクラブミュージックとジャズの融合を企んでキーボードをぶっ叩くような人間は彼ぐらいだろう。
 だから、そのような彼の手にかかってしまえば耳慣れたSimon&Garfunkelの"Scaborough Fair"も「あ−ら、不思議」とばかりに新鮮なジャズの楽曲へと変貌してしまう。とりわけ、Stevie Wonderの"You've Got It Bad Girl"はこのアルバムの中でも出色の出来映えであり、私自身この曲でハービー・ハンコックにのめり込んでしまったほどである。

 とにかく、私が言いたいのはジャズに詳しかろうがそうでなかろうがこのアルバムを聴け、ということである。特に洋楽ファンは耳慣れた曲の魅力を再発見できるのだから、なおさら聞くべきだろう。

クワイエット

評価:★★★★★

音楽家として常に前進しよう/チャレンジしようというのが感じられるひと=ジョンスコフィールド。ストリート感覚までも取り入れるとこなんかはすごいです=最近の作品。ポンティーとは違いますね。

やっぱしバックに流れるブラスアレンジが素晴らしいです。ジョンの才能を感じますね。ジョンの作品の中では異色なうやつですね。アコーステックなんでね。

悪くはないけれども、なんだか、爆発するような秘めたエネルギーはないすね。そこが残念ですね。非常に。アコーステックに関してはまだまだ演奏がこなれていないような印象を持ちましたね。エレキと同じようなアプローチをしているような感じですかね。新たな発見はアコギに関してはないと言うところが残念です。やや冗漫かね。

というわけで評価!!!10点中6点です。平均作品のちょい上ですかね。あんまりくり返しては聴かないと思うね、これは。

スティル・ウォーム

評価:★★★★★

マイルスデイビスのバンドを脱退する直前の作品。このうちの何曲かは、マイルスバンド用に書き下ろしたが採用されなかったと聞いています。4曲目なんかはもろにそれと思われる曲調です。参加しているメンバーも凄い!ドラムにウェザーリポートのオマー・ハキム、ベースにはマイルスバンドのベースだったダリル・ジョーンズ、キーボードには残念ながら夭折してしまったフュージョンキーボーディストの鬼才ドン・グロルニックが参加。古い作品ではあるがこれを聴かずして、ジョンスコのファンというなかれ・・・。

ブルー・マター

評価:★★★★★

これが出た当時は、こればかり1ヶ月くらい聴きまくっていました。まず、デニス・チェンバースとの邂逅。「THE NUG」や「TRIM」の圧倒的プレイになぎ倒されました。それから曲の恰好よさ。「SO YOU SAY」とか「BLUE MATTER」とか、妙に心に引っかかりが残る佳曲揃い。そしてジョンの甘いのに分厚く、ヘンなハーモニーの音使い。このあとの「PICK HITS」も良いが私はこのスタジオ盤があっさり聴き易くて大好きです。密かにミッチェル・フォアマンのキーボードが異常に良いです。買い!!

WIZARD OF OZONE−小曽根真ベスト・セレクション

評価:★★★★★

私は、本人出演のビールのCMで流れている「ウィ―・アー・オール・アローン」が聞きたくて買ったのですが、どの曲もカッコイイです。小曽根さんのピアノテクニックに酔いしれた1枚です。初心者でも十分に楽しめると思います。

デコイ

評価:★★★★★

タイトル曲のクールさには当時痺れたものです。チキチキ鳴り続けるトライアングルと、印象的なベースのリフ。ブランフォードやジョンスコのソロの、アウトのし具合がまた絶妙。曲によってはシンセや打ち込みの陳腐さが気になる部分もあるが、この一曲だけで五つ星。

ウーバージャム

評価:★★★★★

以前にTVで観たハービーハンコックのバンドでの演奏が強烈な印象に残ったギタリスト・・・。次にどんなフレーズが出てくるのか、音として予測しにくい、スリリングなフレーズ。弦が切れてもかまわず弾き続ける(最近にしては、珍しい?熱いギタープレイ)、トーンとしては、どちらかといえばクリアーなトーンですが聞けばすぐに「あっジョンスコだ」と判る数少ない貴重なトーンの持ち主。こういった音が好きな人は、次に挙げる音も好きだと思いますので参考までに(そういう人はこの音は、買いですね)。アラン・ホールズワース/ハザード1。フランク・ザッパ/ポ・ジャマ・ピープル、マフィン・マン、ブラック・ナプキン(日本ライブ)。ジェフ・ベック・グループの第2期の2枚。サンタナ/ソング・オブ・ウィンド!!。トミー・ボーリン/ポスト・トースティ。ジョージ・ベンソン/シェイプ・オブ・シングス・トゥ・カム。宮本典子/キャデラック・ウーマン(ピッコロ・ベースが鈴木勲)。ニルス・ロフグレン/フォー・ユア・ラブ。などなど・・・。

アウトブレイク

評価:★★★★★

デニチェンと言えばジョンスコやマイク・スターン、復活後のブレッカー・ブラザーズなど、かなりゴリゴリのバンドでの活躍で知られていて、ライブでのドラム・ソロではバス・ドラを両足でドコドコやりながらタオルで汗を拭いてくつろぐ、というのをウリにしていますが(笑)、このリーダー・アルバムではプロデュースやアレンジはジム・ベアードに任せ、1ドラマーに徹しているような印象を受けます。

メンバーにはランディ、ジョンスコ、ボブ・マラック、ディーン・ブラウン、ウィル・リーといったデニチェンと縁の深い人たちが名を連ねていて、彼らをフィーチャーしながらその背後で暴れまくる、というのがデニチェンの狙いなのでは?

マイケルが参加した1曲目は「Out Of The Loop」あたりのブレッカー・ブラザーズのサウンドを感じさせるジム・ベアードの曲。1拍半のところなんかはウェザーの「Dbワルツ」を思い出す人もいるかも。ハーマン・ミュートを付けたランディのソロに続き、マイケルのウネウネ・フレーズやオーバートーン・フレーズを駆使したソロが展開されます。

3曲目はシンプルな8ビートに乗せてマイケルのダブリング・サックスが唄うジム・ベアードの曲。「打ち込みか?」と思わせるくらいシンプルなビートで始まりますが、ブラス・セクションの厚みが凄い。1曲目もそうなんだけど、トランペット2本にボントロ、バス・サックス、アルト・サックスの5管のアンサンブルは気持ちいい。特にボブ・マラックのバス・サックスがファンキーさを一段と増長させています。そんな中、マイケルは全編、吹きまくり。もはやおなじみの「オーバートーンでファ・ソ・ラ・シ・ド・レ」をはじめとして、もうエンジン全開! デニチェンのセッティングした舞台で気持ちよく吹きまくっています。

他人のアルバムでこんなに全開でいいのかと余計な心配をしていたら、7曲目。もうこれは全開以上、凄すぎ! 危険水域突入!という感じ。

早い16ビートと細かなベース・ラインの上で白玉系のテナーとエレピの和音が流れるというテーマ。結構、好きです、こういうサウンド。ジム・ベアードのローズによる格好いいソロに続き、いよいよマイケル登場。のっけからデニチェンとのデュオです。両足ドコドコもやってます。ベース、ピアノも加わって、ますますヒートアップ。

アンサンブルによる繰り返しをバックにデニチェンのソロを経て、終わりかと思いきや、実は本編はこれからであった!

再びテーマが始まり、それから約4分間、マイケルは吹きまくって、デニチェンは叩きまくって、嵐のような演奏を展開しています。途中、マイケルは「至上の愛」の「Pursuance」を引用しますが、だからというわけじゃないけど、いつも以上にコルトレーンぽいです。

アップ・オール・ナイト

評価:★★★★★

前作品=ウーバージャム=と同じ路線なアプローチ。でも多面性において優れている=ナイジェリアンフレイバーを持つ楽曲、
デトロイトソウル=ドラマテックス=のカバー、を演奏。あまたのスムーズジャズのだめなバンドよりも解釈力は深いところがまる。

メンタルな面で知的でありながら同時にファンキーバイブを忘れないバランス感覚の勝利。クレバーでありながら同時に熱いギタリスト。
優れたインプロバイザーぶりも健在。柔軟性が鋭いギタリスト
10点中8点

アンルート

評価:★★★★

このアルバムは全体的にすばらしいライブアルバムと言える。
ライブならではの臨場感も伝わってくるし、ジョンスコの演奏がすばらしいのは当然として、
リズムセッション、アレンジ、客の反応など。。
興奮がちゃんと伝わってくるアルバムに仕上がっている。
なかでも名曲アルフィーをバラードで聞かせるなんて、泣かせます。

早速ギターでコピーしました。(以外と簡単です。)

ザッツ・ホワット・アイ・セイ

評価:★★★★★

ジョン・スコフィールドは常にブルース感の強いギターを弾いてきたと思いますが、今回は特にR&Bの匂いがぷんぷんと立ちこめるサウンド。スティーブ・ジョーダン+ウィリー・ウィークス(From ドゥービー・ブラザース)のリズム隊の上でひたすらブルースを弾きまくる。。これはさいこ−です!また、共演者が凄いメンツで。。例えば、Dr.John+John Mayer+Aaron Neville+Mavis Staplesで歌う、"What'd I say"。。どうでしょうか。。僕はすっごく楽しかった。バックコーラスにリサ・フィッシャーだのヴァニース・トーマスだの使うところが贅沢。"Cryin' Times"の泣きのギター。聴いて下さい。感動です。"I can't stop loving you"に、"You don't know me"ですか。。曲だけで感動ですな。特に"You don't know me"では、Aaron Nevilleが流石なヴォーカルとっていて完璧に彼の世界になってます。また、日本版のボーナスで入っている"Drown in my own tears"は、その名の通りの涙が出るように美しいギターの音に感動。レイ・チャールズに限らずブルースが好きならば絶対ゲットで聴いて感動しましょう! 全編、たっぷりブルースで大満足です。
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このデータは、06年02月12日1時1分48秒現在のデータであり、現時点では変更されている可能性があります。